日頃から、動物と人間の交流とか、感動ものなどにあまり興味もなく、共感もできないのでハマらなかったという側面はある、という前提の上で。
犬がどうなるのか、という興味はあり、最後まで読了。
多分、一周まわって、飼い主の元に戻るんじゃないかな、きっと飼い主はなんらかの理由で、居ないとかかな~と思ったら、半分ぐらいは当たっていた。
だけど、他にも書いてい方が居たが、関わる人が不幸過ぎる。
犬のせいではないけれど、なんとなく、不幸の手紙、ならぬ、不幸の犬か、と思ってしまう。
そして、ところどころ、納得がいかない、というか、確かにこういう人は世の中にいるだろうけれど、そうなる?そういう展開になる?と、なかなか共感しづらいところもある。
もっとも、やっぱり動物ものにそもそもあまり興味がないというか(犬と猫なら犬が好きだし、親戚の家で飼っていた犬には情も沸きましたが、単体で可愛いと思う対象はあっても、一般的な動物全体は特に好きではない)、感情移入しにくいから、という理由からかもしれないが。
最後も、賢い犬とか、運命の絆と言われたらそうなのかもしれないが、そこまでの経緯を読んできて、あまりにも突然過ぎる、
もっとも、少女漫画とかに出てくる男女の恋愛ではよくあるパターンかもしれない。
イケメンで、モテモテで、でも本心は伺いしれず、誰か一人にハマることはなく、でも、そんな男性がたった一人気を許して本音を見せる特別な女性がいて…みたいな。
そう考えれば、犬好きにはたまらない、というのは、わかるような気がする。でも、だとしたら、そうとうベタな展開。
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