RiftSはQuestと同時発売の新機種ですが全体的な筐体の作りが安っぽく、旧型に有ったIPD調整機能等の重要な機構も省かれているコストカット製品です。(にもかかわらず、旧型より値上げというわけのわからない状態)
対するQuestはIPD調整機構なども当然完備、有機EL採用で解像度も高く、内部に高級スマホ一式入っているような状態なのに、これがRiftSと同価格なのです...
RiftSは日経で「この中身ならもっと安く売れたはず」という記事まで書かれるようなコスパが悪い状態でしたが、
それでもRiftSがそこそこ売れたのはPCに接続してPCVRが楽しめるというPCVR機器だったからにほかなりません。
一方、Questは単体でVRが楽しめるというものすごいメリットと引き換えに、PCVRの過去資産を公式に使うことができませんでした。
ですが、先日開催されたOculusConnect6でOculusQuestでのPCVRが公式サポートされることが発表されました。
RiftSの特権だったPCVRがQuestで利用可能になり、Questは単体VR+PCVRが可能となりIPD調整機能なども備えた完全体になったわけです。
しかもUSB3ケーブル一本つなぐだけでそれが可能ということで、RiftSの太くて重くて固いケーブルから解放されるのです。
これが同じ値段なのです... もう訳がわかりませんよね。
(ちなみにQuestは今でも非公式ツールを使うことでWiFiを利用した完全ケーブルレスでPCVRを遜色なく利用可能です。ALVR、VirtualDesktop、ReLive等で検索してみてください)
RiftSはPCVRができるというその一点だけで、割の合わない駄作製品でも妥協の選択肢として価値はあったのですが、
こういう状況になってしまっては、もう本当に存在価値のない製品になってしまいました。
さらにQuestはハンドトラッキングという、両手のコントローラ無しで5本指すべての動きをトラッキングするというものすごいアップデートの発表もありました。
コントローラを持たずにゲームができるようになるわけです。
RiftSは非対応です。ひどい話ですよね。
というより、Oculusの技術発表会では、ほぼQuestと次世代機の話題のみで、RiftSは完全に蚊帳の外。
話題すら振らずに完全に切り捨てモードに入っているようです。
※ライブ中継中に海外ユーザーたちの多くがRIP RiftS(RiftS安らかに眠れ)と呟き、自虐を楽しんでいたようです。
もともとRiftSはOculus販売なのに中身はLenovoに丸投げの魂の入っていない製品だといわれていました。
RiftSは発売前にOculus創始者から製品を批判されるというとんでもない事も起こりましたよね。
冷静に判断しても明らかな駄作ですが、まさかここまで早くOculusからの”切り捨て”が起きるとは思っていませんでしたね。
ネット上ではRiftSユーザーの阿鼻叫喚状態となっており、本当に残念な結果に。
今まで、メディア系では多少の忖度や遠慮で公然とRiftSの批判は避けてきたようですが、Oculus自身がRiftSに烙印を押した以上、これからはRiftSの本当の評価が世に出回り始めると思います。
日本人と違い海外の人は自分が購入したものでも良くなかったものはちゃんと批判する人種です。
USAのAmazonレビューではRiftSとQuestの評価の差は当初から凄く明暗がクッキリ分かれています。
日本でも徐々に潮目が変わって重い口が開き始めるでしょう。
すでにRiftS中古価格相場は下がり始めています。
冗談ではなく、一刻も早くQuestへの早めの買い替えをお勧めします。
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