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[孫子塾塾長 佐野寿龍]の【孫子正解】シリーズ 第七回 兵力比互角の戦法〈第五篇 勢〉
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【孫子正解】シリーズ 第七回 兵力比互角の戦法〈第五篇 勢〉 Kindle版

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商品の説明

内容紹介

【孫子正解】第七回〈第五篇 勢〉の内容は、下記の目次に示す通りでありますが、ここではとりわけ、孫子兵法にとって「兵力比互角」とは何かについて説明致します。そもそも兵法の目的は勝つことにあります。勝つための最も基本的な原理は決戦場における兵数の優越、つまり「大兵」にあります。彼のナポレオンが「勝ちは大兵にあり」と論ずる所以(ゆえん)であります。

 言い換えれば、古来、経験則的に知られている「大は小より格段に強い」ことを言うものでありますが、自ずから、何をもって大兵とし、何をもって小兵とするかの根本的な基準、つまり「兵力比互角」とは何かの定義が問題となります。この根本を踏まえて、初めて「大は小より格段に強い」という論理が展開されるのは蓋(けだ)し当然のことであります。因みに定義とは『概念の内容を限定すること。則ちある概念の内容を構成する本質的属性を明らかにし他の概念から区別すること(広辞苑)』であります。
 が、しかし、いわゆる現行孫子のどこを見てもこの「兵力比互角」の定義について明示されておりせん。僅(わず)かに『十なれば、則ち之を囲み、五なれば、則ち之を攻め、倍すれば、則ち之を分かち、敵すれば、則ち能く之と戦い』〈第三篇 謀攻〉における『敵すれば、則ち能く之と戦い』の言があるのみです。問題は、その内容たる『敵(匹敵)すれば』とはいかなる状態を言い、その場合はいかなる戦い方をするのかということですが、まさに「判じ物」のごとくその答えはありません。

 そもそも、その意味を説明するのが「兵力比互角の戦法」を論ずる次ぎの〈第四篇 形〉の役割のはずでありますが、現行孫子に作る『守るは則ち足らざればなり、攻むるは則ち余り有ればなり』の言は、読者に意味不明の困惑を与えこそすれ、肝心の「兵力比互角」とは何なのかを考察するためのヒントすら示すものではありません。
 のみならず、その前句たる『勝つ可からざるは己に在り、勝つ可きは敵に在り。故に、善く戦う者は、能く勝つ可からざるを為すも、敵をして必ず勝つ可からしむること能わず』の言は、『守るは則ち足らざればなり、攻むるは則ち余り有ればなり』といかなる関係にあるのかまさに謎であり「判じ物」と言わざるを得ません。

 百歩譲って、「勝つ可からざるは己にある」ゆえに、「足りないから守っている」と解釈しても、それは相手が五倍、十倍の場合であっても同じように通用する原理なのかということす。誰が考えても答えは「否」です。例えば、孤立無援の状態で五倍、十倍の敵に包囲されればどうなるかは火を見るよりも明らかなことです。それよりも何よりも、そもそも孫子が〈第三篇 謀攻〉の同じ段で戒めている『小敵の堅は大敵の擒(とりこ)なり。』と甚だしく矛盾するものであることは論を俟ちません。つまるところ、世界に冠たる「兵書」孫子には、戦いに勝つための基本原理たる「兵力比互角」の定義が何も論じられていないと言わざるを得ないのであります。

 が、しかし、「竹簡孫子」においては、この箇所を、現行孫子とはまさに正反対である『守るは則ち余り有り。攻むるは則ち足らず』と作るため、これを『十なれば、則ち之を囲み、五なれば、則ち之を攻め、倍すれば、則ち之を分かち、 敵すれば、則ち能く之と戦い』〈第三篇 謀攻〉と併せて注意深く考察すれば「兵力比互角」の定義が極めて明快になってくるのであります。
 この場合のキーワードは、『倍すれば、則ち之を分かち』を孫子兵法の根本思想を踏まえていかに解すべきかということであります。これが解ければ、自ずから兵法の基本的原理たる「兵力比互角」、「必勝」、「圧勝」の具体的数値が導かれるのであります。

 これまで現行孫子に依拠する、もしくは依拠せざるを得なかった様々な解釈がどうしても兵法の核心を外れた「隔靴掻痒」的なものに終始せざるを得なかった最大の理由は、まさにこの『何をもって大兵とし、何をもって小兵とするかの原理的な基準』、則ち「兵力比互角」の定義が不明のまま、ただ不毛の論が展開されてきたということに尽きます。

 【孫子正解】第七回・〈第五篇 勢〉では、上記の論点を兵力比互角の戦法たる〈第四篇 形〉との絡みで再論するとともに、〈第五篇 勢〉の本論たる『敵すれば、則ち能く之と戦い』〈第三篇 謀攻〉とは具体的にいかなる内容を言うのか、孫子のその真意を詳細に説明しております。


【孫子正解】シリーズ 十三篇全体の目次

 第一部 孫子兵法の学び方
  ・なぜ孫子兵法を学ぶのか ・管子、老子、孔子と孫子兵法との関係 ・なぜ孫子兵法は難解とさ
れるのか ・孫子の効果的な学び方(コツ) ・孫子十三篇「素読のすすめ」とそのやり方 ・孫子
兵法と脳力開発を併行して学ぶ意義 ・脳力開発のやり方の趣旨

 第二部 孫子十三篇の理論体系と全体構造篇
  ・理論体系図・各篇の趣旨と相互の関係・脳力開発の根幹たる習慣づくり(習慣論)について

 第三部 孫子の戦争観と用兵思想篇 …〈第一篇 計〉・〈第二篇 作戦〉

 第四部 用兵総論〈第三篇 謀攻〉

 第五部 戦法篇(用兵各論・基本的用兵論)
  1、強者の戦法
  孫子十三篇全体における不言の語 … 特に〈第三篇 謀攻〉、〈第九篇 行軍〉
  2、兵力比互角の戦法
  〈第四篇 形〉・〈第五篇 勢〉
  3、弱者の戦法(局所集中戦略)
  〈第六篇 虚実〉・〈第七篇 軍争〉・〈第八篇 九変〉

 第六部 組織運用と統率篇(用兵上の諸原則)
  〈第九篇 行軍〉・〈第十篇 地形〉

 第七部 死地作戦篇(応用的用兵論)
  〈第十一篇 九地〉

 第八部 火攻作戦篇(特殊的用兵論)
  〈第十二篇 火攻〉・前半部

 第九部 全用兵論の総結言篇
  〈第十二篇 火攻〉・後半部

 第十部 情報篇(先知の兵法たる孫子十三篇を総括するものであり、兵の大本を貫くもの)
  〈第十三篇 用間〉

 第十一部 資料篇 …… 孫子十三篇「素読用テキスト」


【孫子正解】シリーズ第七回 兵力比互角の戦法〈第五篇 勢〉 目次

 第一章 〈第五篇 勢〉読み下し文

 第二章 〈第五篇 勢〉の構成分類……別表

 第三章 〈第三篇 謀攻〉に曰う「兵力比に応ずる戦いの理」と〈本篇 勢〉との関係

 第四章 篇名にいう「勢」の意味

 第五章 前段・「勢」のメカニズム(仕組み・構造)

  1、組織編成の方法……組織編成の原点、ライン・スタッフの組織編成
  2、奇正とは……有形と無形、同質・普遍的な方法と異質・特殊的な方法
  3、「勢」の前提となる孫子兵法の体系・根本的思想……そもそも戦いとは何か

 第六章 中段・「勢」と奇正の変について

  1、戦いは正を以て合い、奇を以て勝つ
  2、事例(正中奇あり、奇中正あり)

 第七章 「勢」と「節」について

 第八章 奇正・虚実の用兵

  1、〈第十一篇 九地〉・順詳戦略との関係
  2、『敵すれば、則ち能く之と戦い』〈第三篇 謀攻〉の真意

 第九章 戦いは勢に在り

  1、善く戦う者は、之を勢に求めて、人に責(もと)めず(ただ一つの条件が組織の存亡を決める)
  2、能(よ)く人を択(えら)びて勢に任ず(勢を演出する最高主体者は将軍に他ならない)

 第十章 結言……『之を知る者は勝ち、知らざる者は勝たず。』〈第一篇 計〉との関係

登録情報

  • フォーマット: Kindle版
  • ファイルサイズ: 1685 KB
  • 紙の本の長さ: 74 ページ
  • 出版社: Book Outliner; 初版 (2014/2/2)
  • 販売: Amazon Services International, Inc.
  • 言語: 日本語
  • ASIN: B00I7D248I
  • X-Ray:
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  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0 2件のカスタマーレビュー
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前回の第四篇 形を「兵力比互角の戦法」の前段とすれば、今回の第五篇 勢はその後段となる。
第四篇にて「不敗の態勢」が論じられたのに対し、第五篇では「敵に勝つべき攻撃の態勢」が論じられる。

今回も前回まで同様見事な解説の宝庫であるが、中でも驚嘆すべきは冒頭句の「孫子曰く、凡そ衆を治むること寡を治むるが如くなるは、分数、是なり 〜 兵の加うる所、タン(石偏に段)を以て卵に投ずるが如き者は、虚実、是なり。」の解説である。著者はこの部分が「勢」を生じさせるその核心部分たるメカニズムを結論的に論じていると断ずる。つまり起・承・転の部分は「不言の言」として敢て語っていないのだと。そしてそれを読み解く為には、孫子の体系・根本的思想を踏まえ、有形・無形の正しい概念から奇・正を理解し、その上で戦いとは何か?そこに「勢」が必要な理由は?それを発動させる為の仕組みは?等々を思索する必要があると。
これまで孫子を読み進めて来て、ある程度「不言の言」の理解にも力を付けて来たつもりでいたが・・・そう易々習得出来る訳もなく、孫子の深さを改めて思い知らされる顛末となった。初心に帰り今後に生かしたい。

また孫子正解シリーズで特に目を引くのが、孫子の各言に対する歴史的事例の引用スタイルである。
他の孫子関連書籍でも、孫子の内容をより理解し易くす
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 今回は前回の第四篇「形」に引き続き、兵力互角の戦法としての第五篇「勢」が説かれている。
 この世は力の原理が支配し、同じ質であれば小兵は大兵に勝つことはできない。これを端的に述べているのが第三篇「謀攻」である。大兵が気をつけなくてはならないことは油断であるが、大兵が油断することなく兵力互角の戦いを行えば不敗の地に立つことができ、また弱者といえども大兵を局所において分断し、兵力互角の戦法で善く戦うことで勝味を得ることが可能になるということを考えるならば、この兵力互角の戦いこそがあらゆる戦いのベースとなるものであり、孫子兵法においても重要な地位を占める。

 この兵力互角の戦いは技の通用する世界、つまり力学だけではなく知力が勝敗に影響を及ぼすものであり、ここに奇正という要素が出てくる。「正」という普遍かつ有形の要素、つまりここでは軍隊という有形のものが、同じく敵の有形である軍隊と対し、そこに調略や策略などの企てといった無形の奇を展開することで相手の虚を作り、その虚に乗ずることで勝ちを取ることがその真髄である。我が無形の智略をもって敵を致し、「勝ちやすきに勝つ」状態をつくりだすことである。前回の第四篇「形」では奇正における有形の「正」を、そしてこの第五篇「勢」において無形である「奇」について述べているのである。

 この奇正は戦いの真髄
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