【メーカー特典あり】 新しい果実 [初回限定盤] [CD + 2LIVE CD] (メーカー特典 : ポストカード 付)
詳細はこちら
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
商品の説明
ロングセールス中の前作『ALL THE LIGHT』から約2年振り、17枚目となるニューアルバム『新しい果実』発売決定!
デビューから24年、今なお多くのバンドやミュージシャンからリスペクトを受け、彼らの楽曲やライブ・パフォーマンスに夢中になる若者は後をたたない。フロントマンである田中和将の詩の世界観にも注目が集まる現在、GRAPEVINEはデビュー以来、最も充実した時期を迎えつつある。
そんな中、満を持して発表される本作は、3月17日(水)に配信シングルとしてリリースされた「Gifted」をはじめとする90年代・00年代の洋楽ROCKのサウンドを彷彿とさせる楽曲、さらには80s、POP、FUNK、R&B、SOUL、といった多様な音楽性をとりいれた楽曲など、GRAPEVINEならではの珠玉の10曲を収録。各曲でのストーリーテリングは容赦がなく、しかしこれまで以上に確固とした意思を感じることができる。GRAPEVINEの底しれないポテンシャルを発揮した傑作アルバムとなった。
コロナ禍で自らの音楽と向き合いつつ完成させたニュー・アルバム『新しい果実』は、GRAPEVINEがロック・シーンのフロントランナーであり、唯一無二の存在であることを証明している。渾身のアルバムを是非じっくりと味わってもらいたい!
初回限定盤には、コロナ禍の中、昨年11月7日に開催し、ファンにとっても貴重なライブとなった「GRAPEVINE FALL TOUR 2020」最終日の東京・中野サンプラザ公演のライブ音源を収録したLIVE CDが2枚組で付属。本編ディスクとあわせ計3枚組での発売となる。
【本編CD収録曲】
鮮烈なドラムビートで幕を開ける2年ぶりの新曲「Gifted」(3月17日配信)をはじめ、2020年から2021年にかけてコロナ禍で制作された全10曲の新曲を収録。
【初回限定盤付属ボーナスCD『「FALL TOUR 2020」 at Nakano Sunplaza』収録予定曲(CD2枚組)】
※収録内容変更の可能性がございます。
November 7th,2020
LIVE at The Nakano Sunplaza Main Hall
1. HOPE(軽め) 2. Arma 3. 豚の皿 4. また始まるために 5. 報道 6. すべてのありふれた光 7. The milk(of human kindness) 8. そら 9. 指先 10. Here 11. Alright 12. 片側一車線の夢 13. 光について 14. CORE 15. 超える 16. 1977 17. NOS 18. ミスフライハイ 19. アナザーワールド
登録情報
- 梱包サイズ : 22.9 x 17.1 x 3.6 cm; 200 g
- メーカー : ビクターエンタテインメント
- レーベル : ビクターエンタテインメント
- ASIN : B08ZK8HFV7
- ディスク枚数 : 3
- Amazon 売れ筋ランキング: - 40,863位ミュージック (の売れ筋ランキングを見るミュージック)
- - 14,499位J-POP (ミュージック)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
そのうえで、アルバム収録時には曲順が、ねずみ→目覚まし→Giftedになったのも大変良かった。明るい入り口からダークサイドへ入り込んでいく感覚。配信曲を単曲として個別に聴くのではなく、アルバムとして通して聴くことの醍醐味を感じられる。
先行配信の3曲がそれぞれバラエティに富み、かつ素晴らしい楽曲だったので、それでもうお腹いっぱい、他の曲が添え物みたいな出来なのかな?と思って4曲目「居眠り」に移行すると、「うわぁ、すごい…」と唸ってしまう。Giftedであんだけ長いイントロやっておいて、この曲は3秒でこの美メロディですか、そうですかそうですか。なんでもできちゃうんですね。またこの曲のギターがいい…。
さらにここから「ぬばたま」→「阿」の流れも最高。「ぬばたま」って言葉には、これが一番心地いいっていうドンピシャのメロディ、さらに発音も最高にカッコいい。「阿」はこのアルバムでのほぼ唯一のわりとわかりやすいロックチューン。ここでも「因果応報」という非常に日本語らしい言葉をアッパーにシャウトする。カッコよすぎません?
そろそろ失速するのかと思いきや亀井節が悲しくも美しい「さみだれ」。相変わらずの美しさに思わずうっとりしていると、80年洋楽ロックテイストな「josh」が始まる。今回のアルバムの中で今までのバイン像から一番遠いのがこの曲じゃないだろうか。でも割とありえる。この曲にライブでもっとすごいグルーブが出せたら相当すごいな。
続く「リヴァイアサン」はちょっぴり重ためのロックンロール。ライブで映えるが、メッセージは割と重い。「最期にして至上の時」はピアノから始まる美しい曲だが、構成はものすごく変な曲。出だしの歌詞の美しさったらないですね。
全10曲ほぼ捨て曲無し。というか曲順もかなり完璧。全体的にブラックミュージック大好きな田中の影響で黒い楽曲が多いけれど、ぎりぎりの塩梅でファンクとポップとロックの間を行き来している。
本人たちは「何をやっても結局GRAPEVINEになってしまう。不器用なんですよね」と言うが、勘弁してほしい。実際は「何をやっても結局は想像のちょっと斜め上のGRAPEVINEになってしまう」のだ。
彼らの最大の名盤は『Lifetime』であると今でも思う。でもその次は?と聞かれるといつも答えに迷う。そして今回もまた迷ってしまう1作を作ってしまった。アルバムとしての完成度は、ある意味『Lifetime』より上かもしれない。始まりから終わりまで、短編小説を読んでいるような、途切れのない風景が見える。
初回限定盤には中野サンプラザでのライブが19曲も!これだけで買いでしょう。贅沢すぎる。特に指先、here、1977、NOSなんて…。バインのライブって演奏うまいしアレンジもあって楽しそうでしょ、そうなんですよ、楽しいんですよ、と言いたくなる1枚。
買って、43分間『新しい果実』を黙って聴けばいい。あっという間に時間が過ぎる。これが至福か。
長らくLIVE盤がでてないので、それだけで買いです!
GRAPEVINEというバンドはLIVEのクオリティが増すので、ぜひLIVE盤を通常のCDと聞き比べてほしいです。
新譜は、とにもかくにも「ねずみ浄土」です。ひさびさに、「イデアの水槽」の「豚の皿」に匹敵するようなアルバム聴いたときの、あらゆる角度から音楽を楽しめる感覚をヒットしてきました。
歌詞の新たな普通が新しい生活様式「ニューノーマル」の比喩のことであります。
そう考えると、いまコロナが、収束していない、真っ只中の時代性の中で聴いていった方が、より味わえるアルバムかも!
今までも良質な曲を作り続けてきたバンドだが、コロナ禍で全集中して作られただけあって、どの曲も一段階レベルが上がったくらい個々の曲のクオリティーが高い。
今作のポイントは、田中曲が5曲も入っていること。
「ねずみ浄土」に代表されるようにメロウで洗練された雰囲気の曲が多いので、アルバム全体の聴きやすさにも繋がっている。
亀井曲とセッション曲の割合が高かった従来のバランスよりも、少し毛色の違う田中曲がたくさん入ったことによって幅が広がった気がする(こんなにもポテンシャル高いのなら今後もお願いしたい)。
先行で3曲配信、日比谷野音で3曲披露と計6曲解禁された時点で既に粒揃いだったが、残りの4曲も亀井節の美メロ曲や80‘sっぽいコミカルな曲があったり、浮遊感のある曲があったりと全くもって隙が無い。
唯一のセッション曲である「阿」は、日比谷野音で聴いて一発で気に入った曲。
グルーヴィー且つ攻撃的に展開していく曲調が格好良いし、明らかに田中,亀井曲とは毛色が違うセッション曲は、今となってはバインのアルバムに欠かせない要素(これはライブ映えしそう)。
軽めの曲調で始まるアルバムに対して、不穏且つ重厚な雰囲気で楔を打ち込むような「Gifted」や、EVIL EYE直系のような「リヴァイアサン」も存在感を放っている。
近年のアルバムの中では、『BABEL,BABEL』が一番好みだったのだが、これは超えたかもしれない。
ネクストレベルに達した感のある、新たな傑作。