釈迦(ブッダ)と十大弟子のひとり・須菩提(スブーティ)との会話に学ぶ、「空」の思想、「菩薩」の生き方…正しい覚り、深い安らぎの境地への道。「どんなに強固な悩みも根っこからすっぱり断ち切ってしまうことのできるダイヤモンドのような心のコントロールの智慧と方法」を説く『わかる金剛般若経』
1947年広島県生まれ、山口県育ち。関東学院大学大学院神学研究科を修了。牧師を11年、それと重なって編集者として21年、仏教、心理学、エコロジー、ホリスティック医学などの分野の企画を展開。92年、在職中にサングラハ心理学研究所(現、サングラハ教育・心理研究所)を創設、98年退職・独立し研究、執筆、講演、ワークショップなどの活動に専心。桜美林大学、青森公立大学、法政大学などで講師も務めた。日本仏教心理学会元副会長。著書に、『コスモロジーの心理学』、『トランスパーソナル心理学』、『唯識の心理学』(青土社)、『唯識のすすめ』(NHKライブラリー)、『空海の「十住心論」を読む』、『道元のコスモロジー』『金剛般若経全講義』(大法輪閣)、『コスモロジーの創造』(法蔵館)、『唯識と論理療法』『仏教とアドラー心理学』(佼成出版社)、など。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
岡野/守也
1947年、広島県生まれ。幼年期から高校まで山口県で過ごす。関東学院大学神学部でキリスト教神学を学び、直接には八木誠一の神学の影響で原理主義的キリスト教を脱し、著書を通じて滝沢克己、久松真一、西谷啓治から影響を受ける。1970年、関東学院大学大学院神学研究科修士課程修了。秋月龍〓(みん)から禅を学びつつ、さらに研究を唯識、トランスパーソナル心理学へと展開。キリスト教牧師と兼務で、仏教書出版社の編集者として仏教、心理学、エコロジー、ホリスティック医学など編集企画に携わり、ケン・ウィルバー、トランスパーソナル心理学をはじめ新たな思想潮流をわが国に紹介、並行して唯識と西洋深層心理学の統合を構想する。1982年、ボクシを辞任。1992年にサングラハ心理学研究所(現在サングラハ教育・心理研究所と改称)を設立。1998年、出版社を退社し、研究所に専心。現在まで、同研究所の主幹として機関誌『サングラハ』を主宰する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)