独立した二軍のみのチーム山陽クラウンズや1リーグ時代の満州遠征などなかなか興味深い記事が多く、その点は評価できますが。
それを打ち消してあまりあるマイナスとしてとにかく誤字がひどいです。バースをパースと書き(目次)、東北楽天ゴールデンイーグルスを宮城楽天ゴールデンイーグルスと書き(P99)、最悪なのはP26の末尾でこれはもう文章になっていませんでした。その他、まだまだ挙げればきりがありません。
選手名やチーム名等の固有名詞を正しく表記することは記事の根幹であり、ここをおろそかにする本には高い評価をつけられませんので、星二つとしました。
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「鉄道と野球」の旅路 1872~共に駆けぬけた150年史(野球雲8号) 単行本(ソフトカバー) – 2017/2/27
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なぜ鉄道会社はプロ野球に参入したのか? 「鉄道」と「野球」―二つのキーワードをリンクさせると、新たな近現代史が見えてくる!
●近代国家の建設は、鉄道の建設なくしては考えられな かった。日本の野球は、鉄道の萌芽の時からそこに寄り 添っていた。
●第1回全国鉄野球大会が開かれたのは、1921(大正 10)年10月だった。鉄道開通50年記念式典の10日 後。都市対抗野球大会より6年も早い。
●1940(昭和15)年夏、日本のプロ野球9球団は満州 に遠征した。7月26日正午、吉林丸に乗船して神戸港を 出発し、29日午前8時無事大連港に到着。その後約400キロを南満州鉄道で北上して午後4時に到着。
●戦後間もない昭和20、30年代は、九州社会人野球 の黄金時代といえる。門鉄、西鉄、国鉄志免鉱業の鉄道組をはじめ、八幡製鉄、別府星野組、植良組、日鉄二瀬、 東洋高圧大牟田など、まことに百花繚乱の趣があった。
●国鉄が野球王国を築く一方で、西日本では私鉄が野球 と深いかかわりを持つようになる。江戸時代の大坂(大阪)では「お奉行の名さえ知らずに歳暮れる」という川柳が詠まれたが、もともと反中央、反権力の気質がある関西人は、私鉄に深い愛着を持っていた。
●山陽クラウンズは、若い無名の選手を育成してプロ野球界に送り込むことを目標に結成されたが、他球団の選手を預かる育成委託も受けていた。
●西鉄─南海は、黄金カードとなり、大阪球場は満員に なった。名将鶴岡一人(旧姓山本)は、大学や高校の有名選手を次々と獲得するとともに、野村克也や広瀬淑功など、埋もれた素材を見出しスターに仕立て上げた。(特集より)
●近代国家の建設は、鉄道の建設なくしては考えられな かった。日本の野球は、鉄道の萌芽の時からそこに寄り 添っていた。
●第1回全国鉄野球大会が開かれたのは、1921(大正 10)年10月だった。鉄道開通50年記念式典の10日 後。都市対抗野球大会より6年も早い。
●1940(昭和15)年夏、日本のプロ野球9球団は満州 に遠征した。7月26日正午、吉林丸に乗船して神戸港を 出発し、29日午前8時無事大連港に到着。その後約400キロを南満州鉄道で北上して午後4時に到着。
●戦後間もない昭和20、30年代は、九州社会人野球 の黄金時代といえる。門鉄、西鉄、国鉄志免鉱業の鉄道組をはじめ、八幡製鉄、別府星野組、植良組、日鉄二瀬、 東洋高圧大牟田など、まことに百花繚乱の趣があった。
●国鉄が野球王国を築く一方で、西日本では私鉄が野球 と深いかかわりを持つようになる。江戸時代の大坂(大阪)では「お奉行の名さえ知らずに歳暮れる」という川柳が詠まれたが、もともと反中央、反権力の気質がある関西人は、私鉄に深い愛着を持っていた。
●山陽クラウンズは、若い無名の選手を育成してプロ野球界に送り込むことを目標に結成されたが、他球団の選手を預かる育成委託も受けていた。
●西鉄─南海は、黄金カードとなり、大阪球場は満員に なった。名将鶴岡一人(旧姓山本)は、大学や高校の有名選手を次々と獲得するとともに、野村克也や広瀬淑功など、埋もれた素材を見出しスターに仕立て上げた。(特集より)
- 本の長さ176ページ
- 言語日本語
- 出版社啓文社書房
- 発売日2017/2/27
- ISBN-104899920245
- ISBN-13978-4899920243
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商品の説明
出版社からのコメント
今や、日本人に欠かせない国民スポーツとなった野球。その流行のきっかけは一人の鉄道技師でした。そして、野球を日本各地に広めたのは、網の目ように普及し始めた鉄路。一方、私鉄では阪急、阪神、南海、近鉄、西鉄、西武などがプロ野球チームの経営へと乗り出し、繁栄を築いていきます。
また、新幹線もなく、飛行機も使えなかった時代、選手たちの遠征の足となったのは、鉄道でした。
古い野球に新しい価値を見出す--野球史の知られざる「真実」に光を当てる『野球雲』第8号は、そんな「鉄道と野球」の150年に及ぶ旅路をひも解いていきます。
また、新幹線もなく、飛行機も使えなかった時代、選手たちの遠征の足となったのは、鉄道でした。
古い野球に新しい価値を見出す--野球史の知られざる「真実」に光を当てる『野球雲』第8号は、そんな「鉄道と野球」の150年に及ぶ旅路をひも解いていきます。
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登録情報
- 出版社 : 啓文社書房 (2017/2/27)
- 発売日 : 2017/2/27
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 176ページ
- ISBN-10 : 4899920245
- ISBN-13 : 978-4899920243
- Amazon 売れ筋ランキング: - 670,532位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 19,561位スポーツ (本)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
5つ星のうち4.0
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年1月24日に日本でレビュー済み
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8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
ベスト1000レビュアー
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プロ野球の球団経営は、時代を映している。
かつては、国鉄、西鉄、近鉄、阪急、阪神といった鉄道会社がオーナーだった。
今は阪神しか残っていない。
本書は主に国鉄スワローズ(金田がいた球団だ)について深く書かれているが、
他の鉄道会社についても触れてある。データも充実しており古くからのプロ野球フアンには懐かしい限り。
雑誌ふうの作りなので、気になったところから読めるのもいい。
誤植が多いのでマイナス★1つ。
内容まで疑われる。気をつけていただきたい。
かつては、国鉄、西鉄、近鉄、阪急、阪神といった鉄道会社がオーナーだった。
今は阪神しか残っていない。
本書は主に国鉄スワローズ(金田がいた球団だ)について深く書かれているが、
他の鉄道会社についても触れてある。データも充実しており古くからのプロ野球フアンには懐かしい限り。
雑誌ふうの作りなので、気になったところから読めるのもいい。
誤植が多いのでマイナス★1つ。
内容まで疑われる。気をつけていただきたい。
2018年1月6日に日本でレビュー済み
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野球雲得意の消えた球団特集の国鉄スワローズ編かと思い購入しましたが表題通り野球と鉄道との関わりがメインでスワローズの記述はほんの数ページでちょっとガッカリ
でも国鉄時代のホームラン王獲得者の町田行彦さんのインタビューが数ページに亘りあり興味深い話しがあり全体的にも良い企画でした。
でも国鉄時代のホームラン王獲得者の町田行彦さんのインタビューが数ページに亘りあり興味深い話しがあり全体的にも良い企画でした。