壮絶かつドラマチックな自伝。
筆者は自分の父を憎んで育つ。
暴れて家族に暴力を振るい、母をレイプする父。。
「自分が強くなればお母さんを、そして弟を守れるのに」
と、自然で純粋な欲求として彼は何より力を欲するようになる。
小学校からタバコを吸い、盗みを働き、
そしてその中で、人から注目され、力で相手を制する事に快感を覚えはじめる。
そして当然のように、暴走族に入り、やくざの手下になり・・・・。
どんどん力を求めて、裏の世界でのし上がろうとする。
その「力」の世界で成功すること、それが彼の全てだった。
しかし、ある衝撃的な事件をきっかけに、その価値観がボロボロ崩壊しはじめる。
ここは是非読んでみて頂きたい。
彼自身の価値観が崩壊した後再生し、変わっていく様子、、、そして大人になってからの父との再会。。。
あまりにもドラマチックで凄味がある人生。
本当に泣いてしまった。
泥水のような人生の中から筆者が見出した真実だからこそ、本当にキラキラ美しく光輝いているように見えます。
生きる上での含蓄に、かなり富んでいる気がします。
(ちなみに先日youtubeで偶々、著者がテレビで取材されたドキュメンタリーを見ましたが、それでも泣いてしまいました。
本当にここまで人の為に熱くなれる人がいるという姿に感動します。)
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