日本で自殺をする人が年間3万人、それも12年も連続して続いていることに驚きを感じました。
それぞれの方の考え、行動が社会に影響を与え、世の中を良くも悪くもしていっているのだと感じています。
生き心地の良い社会に何ができるか一人ひとりが考え、行動を起こす必要を感じています。
ネット上には死ぬことに関する情報はたくさんありますが、
生きる支援の総合検索サイト「ライフリンクDB」には光を見い出せます。
「自殺社会」から「生き心地の良い社会」へ (講談社文庫) (日本語) 文庫 – 2010/3/12
清水 康之
(著)
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上田 紀行
(著)
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ISBN-104062766116
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ISBN-13978-4062766111
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出版社講談社
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発売日2010/3/12
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言語日本語
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本の長さ256ページ
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
毎年、自殺者が3万人を超える自殺大国・日本。2004年、NPO法人「ライフリンク」を立ち上げ、「自殺対策基本法」成立の原動力となった清水康之氏と、「生きる意味」を問い続ける文化人類学者の上田紀行氏が、「自殺社会」日本の正体と、「生き心地の良い社会」への道筋を徹底対論。
著者について
清水 康之
1972年東京生まれ。NPO法人 自殺対策支援センター「ライフリンク」代表。88年、高校を中退し、単身渡米。米国ワシントン州 レイクワシントン高校を卒業。国際基督教大学(ICU)を卒業後、97年、NHKに入局。「クローズアップ現代」などを担当する。2004年、NHKを退職し、ライフリンクを設立。以来、代表を務める。2009年11月より、内閣府本府参与。
上田 紀行
1958年東京生まれ。文化人類学者。東京工業大学大学院准教授(社会理工学研究科、価値システム専攻)。86年より、スリランカで「悪魔祓い」のフィールドワークを行い、その後、「癒し」の観点を最も早くから提示する。著書『生きる意味』(岩波新書)は、2006年度大学入試で出題率第1位になるなど、その日本社会変革への提言は大きな注目を集めている。『宗教クライシス』『がんばれ仏教!』『目覚めよ仏教!』『かけがえのない人間』など著書多数。
1972年東京生まれ。NPO法人 自殺対策支援センター「ライフリンク」代表。88年、高校を中退し、単身渡米。米国ワシントン州 レイクワシントン高校を卒業。国際基督教大学(ICU)を卒業後、97年、NHKに入局。「クローズアップ現代」などを担当する。2004年、NHKを退職し、ライフリンクを設立。以来、代表を務める。2009年11月より、内閣府本府参与。
上田 紀行
1958年東京生まれ。文化人類学者。東京工業大学大学院准教授(社会理工学研究科、価値システム専攻)。86年より、スリランカで「悪魔祓い」のフィールドワークを行い、その後、「癒し」の観点を最も早くから提示する。著書『生きる意味』(岩波新書)は、2006年度大学入試で出題率第1位になるなど、その日本社会変革への提言は大きな注目を集めている。『宗教クライシス』『がんばれ仏教!』『目覚めよ仏教!』『かけがえのない人間』など著書多数。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
清水/康之
1972年東京生まれ。NPO法人自殺対策支援センター「ライフリンク」代表。’88年、高校を中退し、単身渡米。米国ワシントン州レイクワシントン高校を卒業。国際基督教大学(ICU)を卒業後、’97年、NHKに入局。「クローズアップ現代」などを担当する。2004年、NHKを退職し、ライフリンクを設立。以来、代表を務める。2009年11月より、内閣府本府参与
上田/紀行
1958年東京生まれ。文化人類学者。東京工業大学大学院准教授(社会理工学研究科、価値システム専攻)。’86年より、スリランカで「悪魔祓い」のフィールドワークを行い、その後、「癒し」の観点を最も早くから提示する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1972年東京生まれ。NPO法人自殺対策支援センター「ライフリンク」代表。’88年、高校を中退し、単身渡米。米国ワシントン州レイクワシントン高校を卒業。国際基督教大学(ICU)を卒業後、’97年、NHKに入局。「クローズアップ現代」などを担当する。2004年、NHKを退職し、ライフリンクを設立。以来、代表を務める。2009年11月より、内閣府本府参与
上田/紀行
1958年東京生まれ。文化人類学者。東京工業大学大学院准教授(社会理工学研究科、価値システム専攻)。’86年より、スリランカで「悪魔祓い」のフィールドワークを行い、その後、「癒し」の観点を最も早くから提示する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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2013年3月31日に日本でレビュー済み
本書は、清水さんが上田さんに対談を申し込んで実現した対談集である。
清水さんはNPOライフリンクの代表、上田さんは東工大大学院准教授、文化人類学者。
清水さんが迷いの中にいる時、上田さんが書いた『宗教クライシス』という著書に出会い、自分の中にあるもやもやが解きほぐされた気がした、だから会いたかったという。
本書には、清水さんが自殺問題にかかわることになるきっかけが書かれている。『自殺と言えなかった』(あしなが育英会著)を読み、NHKディレクターとして取材に行き、自死遺児とかかわったことが契機となったという。
32歳の時、NHKを退職し、ライフリンクを設立。自殺対策基本法制定に奔走する。法制化の意味は、1998年以降3万人超の自殺者を出し続けているのは、自殺が個人の問題ではなく、社会の問題であるとの合意をとりつける必要があったから。そうしないと国も自治体も動かせない。民主党政権下では内閣府参与として活躍した。
日本社会は安全ネットなしの綱渡り社会。1回失敗したら、再チャレンジする仕組みはない。「誰でもよかった」という殺人事件が頻繁に起こっているのは、自分が「誰でもいい」人間として扱われて来たから。そんな社会を作って来たのは政治家だけではなく、誰もが自分にも責任があると認識しなければならない。
日本の社会システムが自殺を生み易いともいう。アメリカでは、住宅ローンが払えなくなったら、物件を放棄すればローンもチャラになる。だから、サブプライム問題が起こった時も自殺者は増えなかった。一方、日本では、ローンを払えなくなり、住宅を売っても残金を払えない場合、生命保険で残金を返すという選択肢がある。この仕組みは、中小企業の経営者にも当てはまる。
ライフリンクは自殺の実態調査をし、対策への提言と実践も行っている。ちなみに、2012年度は15年ぶりに年間自殺者数が3万人を下回った。ライフリンクの活動資金はどこから来ているのか、また、清水さん自身の生活費はどうやって稼いでいるのか? その答えは直接的には語られていないが、感動の「おわりに」の文章から垣間見える。ぜひ「おわりに」まで読み進めていただきたい。
清水さんはNPOライフリンクの代表、上田さんは東工大大学院准教授、文化人類学者。
清水さんが迷いの中にいる時、上田さんが書いた『宗教クライシス』という著書に出会い、自分の中にあるもやもやが解きほぐされた気がした、だから会いたかったという。
本書には、清水さんが自殺問題にかかわることになるきっかけが書かれている。『自殺と言えなかった』(あしなが育英会著)を読み、NHKディレクターとして取材に行き、自死遺児とかかわったことが契機となったという。
32歳の時、NHKを退職し、ライフリンクを設立。自殺対策基本法制定に奔走する。法制化の意味は、1998年以降3万人超の自殺者を出し続けているのは、自殺が個人の問題ではなく、社会の問題であるとの合意をとりつける必要があったから。そうしないと国も自治体も動かせない。民主党政権下では内閣府参与として活躍した。
日本社会は安全ネットなしの綱渡り社会。1回失敗したら、再チャレンジする仕組みはない。「誰でもよかった」という殺人事件が頻繁に起こっているのは、自分が「誰でもいい」人間として扱われて来たから。そんな社会を作って来たのは政治家だけではなく、誰もが自分にも責任があると認識しなければならない。
日本の社会システムが自殺を生み易いともいう。アメリカでは、住宅ローンが払えなくなったら、物件を放棄すればローンもチャラになる。だから、サブプライム問題が起こった時も自殺者は増えなかった。一方、日本では、ローンを払えなくなり、住宅を売っても残金を払えない場合、生命保険で残金を返すという選択肢がある。この仕組みは、中小企業の経営者にも当てはまる。
ライフリンクは自殺の実態調査をし、対策への提言と実践も行っている。ちなみに、2012年度は15年ぶりに年間自殺者数が3万人を下回った。ライフリンクの活動資金はどこから来ているのか、また、清水さん自身の生活費はどうやって稼いでいるのか? その答えは直接的には語られていないが、感動の「おわりに」の文章から垣間見える。ぜひ「おわりに」まで読み進めていただきたい。
2010年3月21日に日本でレビュー済み
清水さんのこれまでの活動に心を動かされたと同時に少しへこみました。清水さんがしてきたことと比べて、自分はこの10年間一体何をしてきたんだ、これから何をしていくのか、と。日々の仕事で心を亡くし、余暇には自分の小さな欲望を満たすことに専心。「一隅を照らす」という言葉もあるし、それが悪いとは言わないけれど、このままいくと20年後に自分は一体何を手にするんだろうか、と。この社会はもちろんのことですが、自分の生き方も少しずつでも変えていかなければと気づきました。感謝です。