とても丁寧に、OJTトレーナーとはどのような存在で、1年かけて新人にどのように関わるべきか、がまとめられています。
最初の半年は、任せてみる期間。
新人を観察し、さまざまな支援をしながら基礎をつくる時期。
次の半年は、任せきる期間。
新人の力量を見極め、コンフォートゾーンを超えた、しかし必ずやり遂げられると信じられる業務を、トレーナー自身もリスクをとって、やらせきる期間。
業務が複雑になり、本当の意味で一人前になるまでに時間がかかるようになってしまったからこそ、最初の一年で「仕事を自分ごと化」することが最も価値があることであり、そのためにOJT担当者は何をすべきか?考え方と実際にすべこと、そしてよくありがちなOJTトレーナーの効果的ではない関わりについても細かく具体的に書かれています。
くどいくらい、細かく書かれており、若干の読みづらさはありますが、現場でメンバー育成を行う前に一度目を通すに値する一冊です。
「自分ごと」だと人は育つ 「任せて・見る」「任せ・きる」の新入社員OJT (日本語) 単行本(ソフトカバー) – 2014/1/21
博報堂大学
(著, 編集)
-
本の長さ324ページ
-
言語日本語
-
出版社日本経済新聞出版
-
発売日2014/1/21
-
ISBN-104532318734
-
ISBN-13978-4532318734
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商品の説明
出版社からのコメント
本書は、株式会社博報堂における新入社員OJTの取り組みをまとめた本です。博報堂では、2005年に社内に人材育成機関、HAKUHODO UNIV.(通称:博報堂大学)を設立して以来、体系的な人材開発に取り組んでいますが、従来型の新入社員教育の見直しに取り組んだのは2007年からでした。
教育研究者や外部コンサルタントからの助言を得ながら、約4年にわたる試行錯誤を経て、2011年に、ひとつの新しい新入社員OJTのアプローチが社内テキストという形で整理されました。それをもとにエッセンスを新しく書き下ろし、2年の時間をかけて、ようやく今回の出版となりました。今回ご紹介する内容は決して完成形ではなく、博報堂の新入社員OJTの内容は、現在進行形で進化していますが、「今」の取り組みの中から皆さまにとっての新人育成のヒントが見つかれば幸いです。
本書の読者は、まず新入社員の育成を任されたトレーナーの皆さん(先輩社員)を想定しています。
次に、新入社員の育成に関わる人材育成担当の方たちです。そうした読者の方たちに対して、新入社員のOJT期間(博報堂の場合は1年間)に、新人トレーナーは、「どこに注目して」「どう考えて」「何に取り組むのか」について、実践事例も交え、新しいOJTの考え方を具体的に解説していきます。
「新入社員OJT」は、とても身近でありながらも、今の時代に合った解が見えにくくなっているテーマです。長年にわたって受け継がれてきたものだけに、手を加えにくく、そして新たなものを取り入れにくいテーマではないかと思います。そのようなOJTではありますが、変化は確実に起こっています。
具体的な話は本編で紹介しますが、本書は、実際の育成現場で起こっているOJTについてトレーナーの皆さんに少しでも役立つ内容を集めてまとめました。一企業の取り組み事例ではありますが、ぜひこの本を手に取った皆さんにとってご自身のお考えになるOJTを探すうえでのきっかけになればと願っています。
教育研究者や外部コンサルタントからの助言を得ながら、約4年にわたる試行錯誤を経て、2011年に、ひとつの新しい新入社員OJTのアプローチが社内テキストという形で整理されました。それをもとにエッセンスを新しく書き下ろし、2年の時間をかけて、ようやく今回の出版となりました。今回ご紹介する内容は決して完成形ではなく、博報堂の新入社員OJTの内容は、現在進行形で進化していますが、「今」の取り組みの中から皆さまにとっての新人育成のヒントが見つかれば幸いです。
本書の読者は、まず新入社員の育成を任されたトレーナーの皆さん(先輩社員)を想定しています。
次に、新入社員の育成に関わる人材育成担当の方たちです。そうした読者の方たちに対して、新入社員のOJT期間(博報堂の場合は1年間)に、新人トレーナーは、「どこに注目して」「どう考えて」「何に取り組むのか」について、実践事例も交え、新しいOJTの考え方を具体的に解説していきます。
「新入社員OJT」は、とても身近でありながらも、今の時代に合った解が見えにくくなっているテーマです。長年にわたって受け継がれてきたものだけに、手を加えにくく、そして新たなものを取り入れにくいテーマではないかと思います。そのようなOJTではありますが、変化は確実に起こっています。
具体的な話は本編で紹介しますが、本書は、実際の育成現場で起こっているOJTについてトレーナーの皆さんに少しでも役立つ内容を集めてまとめました。一企業の取り組み事例ではありますが、ぜひこの本を手に取った皆さんにとってご自身のお考えになるOJTを探すうえでのきっかけになればと願っています。
内容(「BOOK」データベースより)
「人が育ちにくい時代」に合致したOJTの新アプローチ。「やり抜く」「自ら学び育つ」新入社員を育てるために、トレーナーは何を考えて新人に向き合い、どう指導に取り組んだらよいか。実践事例をもとに解説する。
著者について
[編 者]
HAKUHODO UNIV.(通称:博報堂大学)
2005年4月に設立された博報堂の人材育成を担う企業内大学です。広告会社はデジタル化、グローバル化の環境変化の中で、広告領域はもちろんのこと、企業戦略構築や社会的なムーブメント創出など、多くの場面で高いクリエイティビティが求められています。この実現に向けて「構想力」をキーワードとして掲げ、「ひとまわり大きなクリエイティビティ」を生み出すための推進力として、最大の資産である「人」を育てる新しいタイプの教育機関・インキュベーション機関として、博報堂大学は進化し続けています。
[執筆者]
白井 剛司(しらい・たけし)
(株)博報堂 人材開発戦略室 兼 (株)博報堂DYメディアパートナーズ 経営企画局/人材開発戦略室 マネジメントプラニングディレクター。(株)博報堂に入社後約10年営業に従事、2005年から人材開発戦略室にて主に若手、現場リーダークラスの人材育成に携わる。本書で扱う新入社員OJTに関しては2007年から育成者であるトレーナーに向き合い、現行のプログラムの開発と推進(一部講義パートも担当)を中心となって担当している。
田沼 泰輔(たぬま・たいすけ)
(株)博報堂DYアイ・オー代表取締役社長。(株)博報堂に新卒入社後20年余り営業に従事。その後、博報堂大学設立に際し、その運営を担う人材開発戦略室に勤務。以来7年にわたり社員のキャリア開発を中心に自社の人材育成に携わる。2012年から博報堂DYグループの特例子会社である同社の代表を務める。GCDF-Japanキャリアカウンセラー(米国CCE認定)。
加藤 雅則(かとう・まさのり)
株式会社アクション・デザイン代表(http://actiondesign.jp)。慶應義塾大学経済学部卒業、カリフォルニア大学バークレー校経営学修士。2000年より、エグゼクティブ・コーチング、ファシリテーションによる「研修を入口とした組織開発」に従事する。博報堂大学では、コーチング系トレーニングを提供する傍ら、OJTワークショップの企画立 案とファシリテーション、個別コンサルティングを担当している。著書に『自分を立てなおす対話』等がある。
HAKUHODO UNIV.(通称:博報堂大学)
2005年4月に設立された博報堂の人材育成を担う企業内大学です。広告会社はデジタル化、グローバル化の環境変化の中で、広告領域はもちろんのこと、企業戦略構築や社会的なムーブメント創出など、多くの場面で高いクリエイティビティが求められています。この実現に向けて「構想力」をキーワードとして掲げ、「ひとまわり大きなクリエイティビティ」を生み出すための推進力として、最大の資産である「人」を育てる新しいタイプの教育機関・インキュベーション機関として、博報堂大学は進化し続けています。
[執筆者]
白井 剛司(しらい・たけし)
(株)博報堂 人材開発戦略室 兼 (株)博報堂DYメディアパートナーズ 経営企画局/人材開発戦略室 マネジメントプラニングディレクター。(株)博報堂に入社後約10年営業に従事、2005年から人材開発戦略室にて主に若手、現場リーダークラスの人材育成に携わる。本書で扱う新入社員OJTに関しては2007年から育成者であるトレーナーに向き合い、現行のプログラムの開発と推進(一部講義パートも担当)を中心となって担当している。
田沼 泰輔(たぬま・たいすけ)
(株)博報堂DYアイ・オー代表取締役社長。(株)博報堂に新卒入社後20年余り営業に従事。その後、博報堂大学設立に際し、その運営を担う人材開発戦略室に勤務。以来7年にわたり社員のキャリア開発を中心に自社の人材育成に携わる。2012年から博報堂DYグループの特例子会社である同社の代表を務める。GCDF-Japanキャリアカウンセラー(米国CCE認定)。
加藤 雅則(かとう・まさのり)
株式会社アクション・デザイン代表(http://actiondesign.jp)。慶應義塾大学経済学部卒業、カリフォルニア大学バークレー校経営学修士。2000年より、エグゼクティブ・コーチング、ファシリテーションによる「研修を入口とした組織開発」に従事する。博報堂大学では、コーチング系トレーニングを提供する傍ら、OJTワークショップの企画立 案とファシリテーション、個別コンサルティングを担当している。著書に『自分を立てなおす対話』等がある。
登録情報
- 出版社 : 日本経済新聞出版 (2014/1/21)
- 発売日 : 2014/1/21
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 324ページ
- ISBN-10 : 4532318734
- ISBN-13 : 978-4532318734
-
Amazon 売れ筋ランキング:
- 131,060位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 261位企業革新
- - 878位マネジメント・人材管理
- カスタマーレビュー:
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- これだけ! OJT単行本
- OJT完全マニュアル---部下を成長させる指導術ダイヤモンド社人材開発編集部単行本(ソフトカバー)
- 「いまどき部下」を動かす39のしかけ: その「任せ方」、もう通用しなくて当然です。 (単行本)単行本
- OJTで面白いほど自分で考えて動く部下が育つ本 (ビジネスベーシック「超解」シリーズ)単行本(ソフトカバー)
- 職場が生きる 人が育つ 「経験学習」入門単行本(ソフトカバー)
- 部下育成の教科書山田 直人単行本(ソフトカバー)
カスタマーレビュー
5つ星のうち4.2
星5つ中の4.2
19 件のグローバル評価
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2016年12月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
詳細にOJTのプロセス・考え方が書かれている。人事や育成などの仕事に携わっている人に、非常に役に立つと思う。
ベスト1000レビュアー
OJTの機能不全が叫ばれてから久しい。
現場で指導する余裕の無さ、成果主義的な考えの浸透による育成意欲の減退、
急激な環境変化による先輩社員の対応力の欠如…理由は一つには特定できな
い。2000年前後から言われ続けているOJTの機能不全に対し、有効な処方は
これまでほとんど見られない。
教育部門は、「現場での育成は、現場マネジャーの仕事」と、本気になって取り組
むことを避けてきたフシもある。さすがに、昨今は現場力向上をキーとした動きが
見受けられるようになってきたが…。
そうした状況の中、早期にこの問題に、真正面から取り組んだ博報堂。
彼らの取り組み内容を豊富な事例や実際に使用しているシートと共に紹介する
のが本書の主旨。、「自分ごと」「任せて・見る/任せ・きる」をキーワードに新人
と新人トレーナー双方に対し、相当なエネルギーをかけて研修~実践~研修~
実線と繰り返すその体系の全体像を余すところなく伝えている。
本書から感じ取られるのは、先ずは「新人を知る」こと。この重要性が以前よりも
俄然高まっていること。そして、新人が一人前になろうとしている現在の環境は、
以前よりもスピードが速く、業務習得のハードルが高いことだ。これらを理解して
育成するには、博報堂のような丁寧な取り組みが必須なのであろう。そして何よ
り、トレーナーが、自身は新人の時に経験しなかった「新人への計画的な育成を
愚直に丁寧に親切に行う」ことにコミットすることが重要だ。
そのためにも、教育部門が並走していく仕組みの構築が、「OJT機能不全」への
有効な処方となることを伝えている。
現場で指導する余裕の無さ、成果主義的な考えの浸透による育成意欲の減退、
急激な環境変化による先輩社員の対応力の欠如…理由は一つには特定できな
い。2000年前後から言われ続けているOJTの機能不全に対し、有効な処方は
これまでほとんど見られない。
教育部門は、「現場での育成は、現場マネジャーの仕事」と、本気になって取り組
むことを避けてきたフシもある。さすがに、昨今は現場力向上をキーとした動きが
見受けられるようになってきたが…。
そうした状況の中、早期にこの問題に、真正面から取り組んだ博報堂。
彼らの取り組み内容を豊富な事例や実際に使用しているシートと共に紹介する
のが本書の主旨。、「自分ごと」「任せて・見る/任せ・きる」をキーワードに新人
と新人トレーナー双方に対し、相当なエネルギーをかけて研修~実践~研修~
実線と繰り返すその体系の全体像を余すところなく伝えている。
本書から感じ取られるのは、先ずは「新人を知る」こと。この重要性が以前よりも
俄然高まっていること。そして、新人が一人前になろうとしている現在の環境は、
以前よりもスピードが速く、業務習得のハードルが高いことだ。これらを理解して
育成するには、博報堂のような丁寧な取り組みが必須なのであろう。そして何よ
り、トレーナーが、自身は新人の時に経験しなかった「新人への計画的な育成を
愚直に丁寧に親切に行う」ことにコミットすることが重要だ。
そのためにも、教育部門が並走していく仕組みの構築が、「OJT機能不全」への
有効な処方となることを伝えている。
2014年2月16日に日本でレビュー済み
毎年1月後半〜3月は次年度の組織について考えています。特にチームとか組織についてはたくさん本を持っているのですが、まだまだ理想とする組織づくりや育成方法について下手なのが現状です。
そういう意味で、今回この本から得るものはとても大きかった。1年間の新人育成について2つのパートに分けて書いてありますが、その方法はとてもよく、実際にやってみたところ、早速いい反応が本人から返ってきました。なかなかこの本通りに行うことは難しいかもしれませんが、出来る限りこの理論に基づいて組織づくりと育成を行い、事業推進に全員で向かいたいと思います。
・・・そういう本です。
そういう意味で、今回この本から得るものはとても大きかった。1年間の新人育成について2つのパートに分けて書いてありますが、その方法はとてもよく、実際にやってみたところ、早速いい反応が本人から返ってきました。なかなかこの本通りに行うことは難しいかもしれませんが、出来る限りこの理論に基づいて組織づくりと育成を行い、事業推進に全員で向かいたいと思います。
・・・そういう本です。