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[愛川 今生]の「私はただ、私として生きていきたいと思うのです。」: 松井須磨子の演じた劇(写真入り新版)
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「私はただ、私として生きていきたいと思うのです。」: 松井須磨子の演じた劇(写真入り新版) Kindle版


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新品 中古品
Kindle版, 2016/9/26
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商品の説明

内容紹介

 70枚の須摩子写真を収録する本書の構成は二段階になっています。前段階は演劇界に入るまでで、その略歴が簡単に記されています。そのあとが本段で、年代順に須磨子が演じた劇名や劇場や劇の内容などが詳しく述べられています。その際に、抱月や場合によっては芸術座の事情や当時の演劇界における動向も踏まえて書かれています。また、当時の記述や批評家らの文章をなるべく優先し、私的意見をできる限り控えました。それぞれの演劇の内容(時には劇作家)についてこれほど詳細に言及したものはいままでありません。この角度から、私は須磨子の実像を描きたいと思いましたし、ある程度はできたと自負しております。さらに、本書にはもう一つ重要な特徴があります。それは、須磨子らの地方巡業の記録をなるべく多く記載しようとしたことです。また、付録として詳細な「芸術座の地方巡演年表」をつけました。この点については不明なことも多いのですが、知りえた限りのことを記したかなり詳細なもので大いに参考になると信じます。
 私は少し前に『生涯女優 栗原小巻』を発表しました。そのなかで、栗原小巻が女優松井須磨子を演じていることを知りました。その本を書く際に少しばかり須磨子について調べ驚かされたことがあります。それは、大正初期の時代に栗原小巻と同じくらい多くの女性を須磨子が演じているということです。その時代にもかかわらず、ノラに代表されるような西洋の女性を多く演じていることに強くこころを動かされました。同時に、須磨子が演じた劇や女性はどんなものであったか知りたいと思うようになりました。これが、本書を書きはじめた動機です。
 須磨子については、大衆的な興味もあり、すでに多くの本が出版されています。しかし、彼女が演じた女性や劇に関しては、ほとんど著作がないだろうと考えていました。その予測に反して、演劇評論家である戸板康二氏の手になる『松井須磨子 女優の愛と死』は私が追求したいと思っていた点にも言及する秀逸な著作でした。また、菊池明編「附録一 松井須磨子・舞台記録」(『随筆 松井須磨子』)も私の目指すものと酷似していました。それらの本を読みながら、執筆方針を多少変えざるをえませんでした。そこで、須磨子と彼女が演じた劇を中心に、なおかつ、島村抱月の意見を大々的に取り上げることにしました。
 私は抱月についてまったく関心がありませんでした。抱月の写真はどれも貧相で学者然としたその姿はまったく魅力のないものです。しかし、少し考えればわかるように、須磨子が演じた劇とは抱月が彼女のために選択したものです。結局、須磨子の演じた劇の内容を探る必要から、彼の書いた評論や翻訳書を多数読むことになりました。そして、読めば読むほど、島村抱月の存在が大きくなってきました。学者としても美学に関する著作などもあり、評論や論評もするどく的確で、大学という象牙の塔にとどまることなく外の世界に出て果敢に挑戦をしているのです。ひょっとすると坪内逍遥を超すほどの演劇的センスを有した人物かもしれないということがわかってきました。抱月の大きさがわかればわかるほど、須磨子のように気の強い女が愛した理由が明かになってきました。すると、私のなかに不思議な感情が湧き上がってきました。それは、抱月に対する嫉妬に近い感情です。残念ながら、芸術座や須磨子が演じた劇は、完全に二人が創りあげた世界で、何人によっても汚すことができない聖域なのです。これが、私がこの本を書き終えた素直な感想です。

登録情報

  • フォーマット: Kindle版
  • ファイルサイズ: 5348 KB
  • 紙の本の長さ: 235 ページ
  • 同時に利用できる端末数: 無制限
  • 出版社: 愛川 今生; 6版 (2016/9/26)
  • 販売: Amazon Services International, Inc.
  • 言語: 日本語
  • ASIN: B01M09PPW2
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