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「法令遵守」が日本を滅ぼす (新潮新書) 新書 – 2007/1/16

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商品の説明

内容紹介

相次ぐ事件・不祥事、混迷を深める経済社会、諸悪の根源は
「法令遵守」の考え方そのものにある。

元検事・法科大学院教授の異色のオピニオンリーダーが、
官製談合、ライブドア、村上ファンド、耐震偽装などの
最近の経済事件を通して、法治国家・日本の病理に迫る。

出版社からのコメント

不二家、パロマ、東横イン、ライブドア、
そして各地で発覚し続ける談合問題──
うわべだけのコンプライアンスこそが、
組織を蝕む元凶だった!

「申し訳ございません。違法行為を二度と起こさない
よう、コンプライアンスを徹底いたします」とは、不
祥事を起こした際の謝罪会見での常套句。だが、こう
した「コンプライアンスとは単に法を守ること」と考
える法令遵守原理主義そのものが、会社はおろか、こ
の国の根幹をも深く着実に蝕んでいるのだ。世の中に
蔓延する「コンプライアンス病」の弊害を取り上げ、
法治国家とは名ばかりの日本の実情を明らかにする。

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登録情報

  • 新書: 190ページ
  • 出版社: 新潮社 (2007/1/16)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4106101971
  • ISBN-13: 978-4106101977
  • 発売日: 2007/1/16
  • 梱包サイズ: 17.4 x 10.8 x 1.4 cm
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カスタマーレビュー

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トップカスタマーレビュー

形式: 新書
冒頭の「日本は法治国家か」から一気に読ませる充実した内容。
官製談合、ライブドア事件、耐震偽装などの事件について、
そもそも何故これらが事件になったのか、丁寧に説明されており、
表面的な対応の限界と本質的なコンプライアンスとしての対応は
どのようであるべきか示唆を与えてくれる。

企業の中での、法令遵守と言えば、問題が生じるたびに、周知徹底に
ばかり対応が集まり、その場しのぎ的な火消しの対応が繰り返され
る中、本質的な企業の社会的責任を果たす上で、何をせねばなら
ないのか、考えさせられた。
ただし終盤のフルセットコンプライアンスの部分は正直ページ数が
少なく、もっとこの部分を強化しても良かったと思う。
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形式: 新書
 輸入された文化としての法律という衣と、現実の中で形成される社会の在り様の乖離のをまざまざと提示し、時代の変わり目を記す一冊です。
 著者は、東京地検特捜部、長崎地検次席検事等を経て、桐蔭横浜大学法科大学院教授。
 本書は、特に戦後のGHQ占領下に制定された独占禁止法や経済関係法の諸制度が、その初期には社会との適合性を持ちながらも経済構造の変化と共に機能不全に陥った姿が描かれている。
 そして最近流行の「法令遵守」との単語が、社会にとって調和も発展性ももたらさない現状を解明する。(単に否定しているのではなく、真の活用法を本書後半で説いているのであるが。)
 本書冒頭で、著者は「日本は法治国家か」と問う。そして、法治国家と別の戦後高度成長期の官僚を中心とした時代の法律に求められた時代を描写する。 
 本書が取り上げる具体的な最近のライブドア事件、村上ファンド事件、耐震データ偽造事件、マスコミが描き出した姿と実際の法廷で裁かれる姿・その後日談の落差は、知らなければならないだろう。
 「終章 眼を持つ組織になる」が、著者の真骨頂となっている。
 メディアリテラシーとの側面からも、一読に値する一冊である。
 本書との併読に、青木人志 (著) 「大岡裁き」の法意識 西洋法と日本人 (光文社新書) を推したい。
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形式: 新書
最近のマスメディアで繰り返される、”コンプライアンス”という言葉に、
ずっと違和感を感じていましたが、本書を読んで氷解しました。
やはり、法令遵守だけでは組織が良くならないことを、本書は見事に語ってくれます。
法令遵守の一言で、善悪判断を他人にゆだね、思考停止になってしまう人のなんと多いことか。
当局の大本営発表に追従する昨今のマスコミなどは、その最たるものでしょう。
法令の裏にに存在する、物事の本質を常に見誤ることのないよう、
考え続けることが如何に大切を、教えてくれる一冊です。
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形式: 新書
タイトルは大袈裟だが、たしかに著者の言うとおり、「法令遵守」という言葉を企業が形式的に捉え、それを徹底しようとするが故に、企業内部に閉塞感が漂い、事なかれ主義が蔓延するのは間違いない。

私は「法令遵守」だとかコンプライアンス」という言葉が声高に叫ばれ始める前に社会人になったのだが、その頃と今の自分の会社を比べると、いい意味でも悪い意味でもだが“腹の据わった”人物や“ダイナミックな”人物が確実に減ってきている。特に上に立つ人物がそうだ。何か新しいことを企画すると、そのメリットを検討しようとする前に、「法的には問題はないのか」だとか「どのようなトラブルが考えられるのか」といったことばかりが問題になってしまう。

さらに嫌なのは、自分もそうなってしまったということである。法令遵守は必要なであり当然なことだが、それ自体が目的となり、「法令違反でないからまぁいいか」ということを第一に考え、その事柄の本質的なことを見失いそうになっている自分に気付き、なんだかバカになったように感じてしまう。そんな思いを何度もしてきた。「法令遵守」による呪縛だ。

そんな私にとって、著者の「日本におけるコンプライアンスとは社会的要請に応えることであり、それは、本来は組織や人が、状況に応じて自然に、当たり前に行ってきたことです」という説明、そして、それを
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