いわゆる「金融商品を買ってはいけない」系の内容。
ただそれぞれの主張に著者独自の辛辣な説明が施されており退屈しない。
「チャート分析を理由にすれば、その企業の内容を知らない人間でも
売買のタイミングについて意見を持てるようになる」
「必勝法と自慢話は違う」
「金(Gold)は金利や配当がない、働かない美人妻のようなもの」等々…。
なかでも「異なる業種の銘柄を均等に…」まではPF理論として他でもよく聞くが、
それらを「ボンヤリと(中長期)保有しているような」状態が
証券会社に無用な取引手数料を払わずに済む賢い方法だという指摘はユニーク。
ま、結局のところ金融商品を売る側も商売でやってるんだから
内容を理解して買わないとバカを見ますよ、ということだろう。
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