感染症対策
今の日本の状況が、いかに混沌としているかはっきりわかります。
対策は、難しいわけではなく、
既にある感染予防のためのノウハウをしっかり守ればいいのです。
場当たり的に、いい加減に、やっている感だけを醸している状況では何も改善されません。
混沌の現状を抜け、頭がスッキリします。
たくさんの方に読んで頂きたい。
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「感染症パニック」を防げ! リスク・コミュニケーション入門 (光文社新書) 新書 – 2014/11/13
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- 本の長さ313ページ
- 言語日本語
- 出版社光文社
- 発売日2014/11/13
- ISBN-10433403828X
- ISBN-13978-4334038281
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商品の説明
出版社からのコメント
◆感染症界のエースが緊急出版! !
エボラ出血熱、デング熱、新型インフル、
そしてバイオテロまで……
被害拡大を防ぐために、知っておきたいこと
【内容】
エボラ出血熱、新型インフルエンザ、デング熱、
SARS、西ナイル熱、炭疽菌等によるバイオテロ……。
高度な文明社会となった現代でも、
感染症は相変わらず人類をおびやかし続けている。
目に見えない敵、感染症のリスクを扱うときには、
単に患者を診断し、病原体を見つけ、
それを殺して治療する以上に必要となるものがある。
それはパニックと対峙し、パニックによる被害拡大を防ぐための
コミュニケーションの方法である。
「恐さ」をどのように捉え、いかに効果的に伝えるか。
本書では、いくつもの感染症のアウトブレイクに居合わせ、
“感染症にとりつかれた男"とも言われる医師・岩田健太郎が、
その経験を交えながら、感染症を題材とした
リスク・コミュニケーションのあり方を教える。
感染症以外のリスクを扱う立場にいる人にも役立つ、
リスク・コミュニケーションの入門書。
【目次】
はじめに
第1章 リスク・コミュニケーション入門
(1)リスク・コミュニケーションとは何か?
(2)リスクを見積もる・リスクに対応する
(3)効果的なリスク・コミュニケーションのために
(4)聞き手を動かすコミュニケーション
(5)価値観・感情とリスク・コミュニケーション
(6)リスクを伝えるリスク
(7)優れたリスク・コミュニケーターであるために
◎小見出しの一部を抜粋
パニックや不感症との対峙/感染症の状況把握/記者会見のあり方/パニックに
なった人々を相手にするには/誠実に見えるプレゼン、効果的なスライド/メデ
ィア関係者との距離感/デマを発信する人は英語力が弱い/トンデモと対峙する
/時間効率を考える/病院内でのリスコミ…etc.
第2章 感染症におけるリスク・コミュニケーション
……《実践編》
【エボラ出血熱】
【1999年の西ナイル熱】
【2001年のバイオテロ】
【2003年のSARS】
【2009年の新型インフルエンザ】
【2014年のデング熱】
参考文献
あとがき
【著者プロフィール】
岩田健太郎(いわたけんたろう)
1971年島根県生まれ。島根医科大学(現・島根大学)卒業。
沖縄県立中部病院、ニューヨーク市セントルークス・ルーズベルト病院、
同市ベスイスラエル・メディカルセンター、北京インターナショナルSOSクリニック、
亀田総合病院を経て、2008年より神戸大学。
神戸大学都市安全研究センター医療リスクマネジメント分野および
医学研究科微生物感染症学講座感染治療学分野教授。
神戸大学病院感染症内科診療科長。
著書に『予防接種は「効く」のか?』『1秒もムダに生きない』
『99・9%が誤用の抗生物質』(以上、光文社新書)、
『感染症外来の事件簿』(医学書院)、
『主体性は教えられるか』『医療につける薬』(以上、筑摩選書)、
『「患者様」が医療を壊す』(新潮選書)、『「リスク」の食べ方』(ちくま新書)など多数。
エボラ出血熱、デング熱、新型インフル、
そしてバイオテロまで……
被害拡大を防ぐために、知っておきたいこと
【内容】
エボラ出血熱、新型インフルエンザ、デング熱、
SARS、西ナイル熱、炭疽菌等によるバイオテロ……。
高度な文明社会となった現代でも、
感染症は相変わらず人類をおびやかし続けている。
目に見えない敵、感染症のリスクを扱うときには、
単に患者を診断し、病原体を見つけ、
それを殺して治療する以上に必要となるものがある。
それはパニックと対峙し、パニックによる被害拡大を防ぐための
コミュニケーションの方法である。
「恐さ」をどのように捉え、いかに効果的に伝えるか。
本書では、いくつもの感染症のアウトブレイクに居合わせ、
“感染症にとりつかれた男"とも言われる医師・岩田健太郎が、
その経験を交えながら、感染症を題材とした
リスク・コミュニケーションのあり方を教える。
感染症以外のリスクを扱う立場にいる人にも役立つ、
リスク・コミュニケーションの入門書。
【目次】
はじめに
第1章 リスク・コミュニケーション入門
(1)リスク・コミュニケーションとは何か?
(2)リスクを見積もる・リスクに対応する
(3)効果的なリスク・コミュニケーションのために
(4)聞き手を動かすコミュニケーション
(5)価値観・感情とリスク・コミュニケーション
(6)リスクを伝えるリスク
(7)優れたリスク・コミュニケーターであるために
◎小見出しの一部を抜粋
パニックや不感症との対峙/感染症の状況把握/記者会見のあり方/パニックに
なった人々を相手にするには/誠実に見えるプレゼン、効果的なスライド/メデ
ィア関係者との距離感/デマを発信する人は英語力が弱い/トンデモと対峙する
/時間効率を考える/病院内でのリスコミ…etc.
第2章 感染症におけるリスク・コミュニケーション
……《実践編》
【エボラ出血熱】
【1999年の西ナイル熱】
【2001年のバイオテロ】
【2003年のSARS】
【2009年の新型インフルエンザ】
【2014年のデング熱】
参考文献
あとがき
【著者プロフィール】
岩田健太郎(いわたけんたろう)
1971年島根県生まれ。島根医科大学(現・島根大学)卒業。
沖縄県立中部病院、ニューヨーク市セントルークス・ルーズベルト病院、
同市ベスイスラエル・メディカルセンター、北京インターナショナルSOSクリニック、
亀田総合病院を経て、2008年より神戸大学。
神戸大学都市安全研究センター医療リスクマネジメント分野および
医学研究科微生物感染症学講座感染治療学分野教授。
神戸大学病院感染症内科診療科長。
著書に『予防接種は「効く」のか?』『1秒もムダに生きない』
『99・9%が誤用の抗生物質』(以上、光文社新書)、
『感染症外来の事件簿』(医学書院)、
『主体性は教えられるか』『医療につける薬』(以上、筑摩選書)、
『「患者様」が医療を壊す』(新潮選書)、『「リスク」の食べ方』(ちくま新書)など多数。
内容(「BOOK」データベースより)
エボラ出血熱、新型インフルエンザ、デング熱、SARS、西ナイル熱、炭疽菌等によるバイオテロ…。高度な文明社会となった現代でも、感染症は相変わらず人類をおびやかし続けている。いくつもの感染症のアウトブレイクに居合わせ、“感染症にとりつかれた男”とも言われる医師・岩田健太郎が、その経験を交えながら、感染症を題材としたリスク・コミュニケーションのあり方を教える。感染症以外のリスクを扱う立場にいる人にも役立つ、リスク・コミュニケーションの入門書。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
岩田/健太郎
1971年島根県生まれ。島根医科大学(現・島根大学)卒業。沖縄県立中部病院、ニューヨーク市セントルークス・ルーズベルト病院、同市ベスイスラエル・メディカルセンター、北京インターナショナルSOSクリニック、亀田総合病院を経て、2008年より神戸大学。神戸大学都市安全研究センター医療リスクマネジメント分野および医学研究科微生物感染症学講座感染治療学分野教授。神戸大学病院感染症内科診療科長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1971年島根県生まれ。島根医科大学(現・島根大学)卒業。沖縄県立中部病院、ニューヨーク市セントルークス・ルーズベルト病院、同市ベスイスラエル・メディカルセンター、北京インターナショナルSOSクリニック、亀田総合病院を経て、2008年より神戸大学。神戸大学都市安全研究センター医療リスクマネジメント分野および医学研究科微生物感染症学講座感染治療学分野教授。神戸大学病院感染症内科診療科長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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登録情報
- 出版社 : 光文社 (2014/11/13)
- 発売日 : 2014/11/13
- 言語 : 日本語
- 新書 : 313ページ
- ISBN-10 : 433403828X
- ISBN-13 : 978-4334038281
- Amazon 売れ筋ランキング: - 165,237位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 778位光文社新書
- - 25,464位暮らし・健康・子育て (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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島根県生まれ。島根医科大学卒業。沖縄県立中部病院、ニューヨーク市セントルークス・ルーズベルト病院、同市ベスイスラエル・メディカルセンター、北京インターナショナルSOSクリニック、亀田総合病院を経て、2008年より神戸大学。神戸大学都市安全研究センター感染症リスクコミュニケーション分野および医学研究科微生物感染症学講座感染治療学分野教授。神戸大学病院感染症内科診療科長、国際診療部長。
資格:日本内科学会総合内科専門医、日本感染症学会専門医・指導医、米国内科専門医、米国感染症専門医、日本東洋医学会漢方専門医、修士(感染症学)、博士(医学)、国際旅行学会認定(CTH),感染管理認定(CIC)、米国内科学会フェロー(FACP)、米国感染症学会フェロー(FIDSA)、PHPビジネスコーチ、FP2級。日本ソムリエ協会ワインエキスパートエクセレンスなど。
カスタマーレビュー
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トップレビュー
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ベスト1000レビュアー
昨今の新型コロナウイルス感染症騒動の中、その一挙手一投足が注目される神戸大の岩田健太郎先生が6年前に記した書を読んでみました。
クルーズ船内部の情報を明かしたYouTube発信前にもご自身が本書を読んでおけば良かったか、と思われるような冷静で感染対策の先の先を見据えた本書ですが、6年前の本ですが今一度目を通すと今日からの生活の一助になること間違いなしです。
炭素、SARS、新型インフルなど種類は異なる病原体ではあるが、共通するのは「パニック」。パニック下だとクールかつ理性的な対応を困難にし、感染症の実害以上の苦しみを与えることとなる。
○感染対策の目的は感染症や耐性菌を減らすことであり、チーム作りや会議の開催ではない
〇効果的なコミュニケーションはリスク↓、リスクに付随するパニック↓に有効
〇感染症の特徴は①感染する、②目に見えないことが多い、③局地的/短期的に集団発生することを理解する
〇新型インフルの時も「不要不急の外出制限」が「経済活動の縮小」のリスクを生んだ
〇自然災害や感染症の流行を検討する場合には、リスクアセスメントが正確でないことが多いので、ピンポイント予測ではなく予測が外れる可能性も踏まえて幅を持たせて臨機応変に考える
〇リスクコミュニケーションを効果的に行うためには、専門的知識が十分にあり、信頼されていることが大事
〇データを示す時には数字と共に専門家の主観を添える
〇相手にとって何が必要なのか考え、理由に納得すれば人は行動に転じやすい
〇自分の知識体系に自己満足する「たこつぼ」の時代は終わり、チーム医療で臨む
〇リスク下では短いメッセージを繰り返し伝えることが大事で、積極的で繰り返される情報提供はデマに対する効果的な対策になる
〇知識のない多くの人は、怖いところと恐くないところを理解しないまま怖がってしまう
〇リスクマネジメントの途中でも繰り返し「目的」を明確にする。目的に今の行動があっているかを確認する
〇自分の専門範疇外は中途半端なコメントをしない
現在の新型コロナウイルス感染が拡大する中で、知っておいた方が良い知識や考え方が岩田先生の多くの経験と共に散りばめられています。巻末の岩田先生ご自身が経験されたエボラ、炭疽菌、SARS、新型インフルエンザなどの記載も興味深く拝読しました。「今」読むべき本です。
クルーズ船内部の情報を明かしたYouTube発信前にもご自身が本書を読んでおけば良かったか、と思われるような冷静で感染対策の先の先を見据えた本書ですが、6年前の本ですが今一度目を通すと今日からの生活の一助になること間違いなしです。
炭素、SARS、新型インフルなど種類は異なる病原体ではあるが、共通するのは「パニック」。パニック下だとクールかつ理性的な対応を困難にし、感染症の実害以上の苦しみを与えることとなる。
○感染対策の目的は感染症や耐性菌を減らすことであり、チーム作りや会議の開催ではない
〇効果的なコミュニケーションはリスク↓、リスクに付随するパニック↓に有効
〇感染症の特徴は①感染する、②目に見えないことが多い、③局地的/短期的に集団発生することを理解する
〇新型インフルの時も「不要不急の外出制限」が「経済活動の縮小」のリスクを生んだ
〇自然災害や感染症の流行を検討する場合には、リスクアセスメントが正確でないことが多いので、ピンポイント予測ではなく予測が外れる可能性も踏まえて幅を持たせて臨機応変に考える
〇リスクコミュニケーションを効果的に行うためには、専門的知識が十分にあり、信頼されていることが大事
〇データを示す時には数字と共に専門家の主観を添える
〇相手にとって何が必要なのか考え、理由に納得すれば人は行動に転じやすい
〇自分の知識体系に自己満足する「たこつぼ」の時代は終わり、チーム医療で臨む
〇リスク下では短いメッセージを繰り返し伝えることが大事で、積極的で繰り返される情報提供はデマに対する効果的な対策になる
〇知識のない多くの人は、怖いところと恐くないところを理解しないまま怖がってしまう
〇リスクマネジメントの途中でも繰り返し「目的」を明確にする。目的に今の行動があっているかを確認する
〇自分の専門範疇外は中途半端なコメントをしない
現在の新型コロナウイルス感染が拡大する中で、知っておいた方が良い知識や考え方が岩田先生の多くの経験と共に散りばめられています。巻末の岩田先生ご自身が経験されたエボラ、炭疽菌、SARS、新型インフルエンザなどの記載も興味深く拝読しました。「今」読むべき本です。
2020年6月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今、新型コロナウイルスの感染拡大によって未曽有の感染症パニックが起きている。このままでは、日本も、世界も通常の生活が滞り、経済がマヒし、多大な影響を及ぼすことになるだろう。2020の東京オリンピックも1年後の開催予定となり、学校も3月中は臨時休校、4月も果たして通常通りの教育活動が行えるかが疑問である。この著者である岩田健太郎医師は日本の感染の最初となったクルーズ船について、感染症対策としての批判をSNSに挙げ反響を呼んだ人物である。以前から感染症に対するリスクを唱えていた医師であり、興味を持ちこの本を手に取った。
リスク・コミュニケーションとは、医師が患者(あるいは多数の人々)に対する危険性を伝えることであり、以下の三つに分類される。
クライシス・コミュニケーション(即急に危険を訴えること)
コンセンサス・コミュニケーション(医師と聞き手との双方向のやりとり)
ケア・コミュニケーション(リスクについてのデータが十分にあり、そのエビデンスに基
づいて訴えること)
また、リスク・マネージメント(リスクに対する具体的な対応)リスク・アセスメント(リスクの見積もり方)という分類もある。
医師の考えるリスク・マネージメントは私自身にも共通して考えられることがある。
リスク・マネージメントでは、まず方針を固め、具体的な対応を進めるが、その途中において、方針変更も行われるべきである。ガードを上げてリスクを回避するばかりではなく、その対応策も十分に進めることが大事である。
伝え方として(リスク・コミュニケーション)として、主観と客観を上手に示すことが大事である。1万円という数字は誰が見ても同じ数で客観的なものだが、それを主観として考えると、経済的に苦しい人からすれば、大金であろうし、裕福な人からすれば少ないという主観になる。つまり、客観的なデータを医師という主観から見るとどうとらえるかということを伝える必要がある。
リスクマネージメントにおいては、「間違えたこと」よりも「間違えて、それをすぐに認めないこと」の方が後々大きなダメージを生むことになる。
プレゼンテーションで一番大切なのは目的である。何を伝えたいのかをはっきりと絞ることである。
日本人は質問をするのが恥ずかしいから質問をしないのではなく、質問の仕方がわからないのである。小、中、高と教えられる中で、自分から質問をするということが極端に少ないのではないだろうか。それが大人になっても、質問するということに抵抗があり、何を質問すればいいのかがわからないというのが正直なところではないか。
「質問する能力」が低い人というのは、「自分にはここがわかっていない」というところがわかっていないのだ。つまり、ソクラテスのいう「無知の知」が欠如していることであり、自分の知らないことに興味を持たない、自分の知っている世界でしか勝負ができない「井の中の蛙」なのである。
リスクマネージメントの中でも「目的」は繰り返し確認しあうことが大事である。
〇幼稚園児のサッカーのように、みんなが一つのボールに集まる
→周りが見えず、全員が同じことをしてしまって一緒に疲弊してしまい、効率が悪くなる。
〇「グレーゾーン」という、バレーボールで言うお互いにお見合いをしてしまうようなこと
→自分の仕事はこれだということに固執してしまい、お互いに譲り合い、大事な部分を他人任せにしてしまうこと、あるいはだれもやらずに穴が開いてしまうこと。
言い方の問題 同じことを言うのであっても「言い方」が大事
×「なんでちゃんとお皿洗わないのよ!」
〇「よかったら、もう少しお皿のすすぎもしっかりやっていただけると嬉しいんですけど」
「赤身が80%の肉」→健康的なイメージ
「脂肪分が2割の肉」→不健康なイメージ
プレゼンの準備 スライドよりもトークでおさらい→現場の状況に応じて臨機応変にできるように。
想定質問スライド→その回答
☆質問→回答の繰り返しが聞いている方の興味関心とシンクロして飽きが来ない
リスクマネージメントについてのプレゼンのしかたについて参考になった。
リスク・コミュニケーションとは、医師が患者(あるいは多数の人々)に対する危険性を伝えることであり、以下の三つに分類される。
クライシス・コミュニケーション(即急に危険を訴えること)
コンセンサス・コミュニケーション(医師と聞き手との双方向のやりとり)
ケア・コミュニケーション(リスクについてのデータが十分にあり、そのエビデンスに基
づいて訴えること)
また、リスク・マネージメント(リスクに対する具体的な対応)リスク・アセスメント(リスクの見積もり方)という分類もある。
医師の考えるリスク・マネージメントは私自身にも共通して考えられることがある。
リスク・マネージメントでは、まず方針を固め、具体的な対応を進めるが、その途中において、方針変更も行われるべきである。ガードを上げてリスクを回避するばかりではなく、その対応策も十分に進めることが大事である。
伝え方として(リスク・コミュニケーション)として、主観と客観を上手に示すことが大事である。1万円という数字は誰が見ても同じ数で客観的なものだが、それを主観として考えると、経済的に苦しい人からすれば、大金であろうし、裕福な人からすれば少ないという主観になる。つまり、客観的なデータを医師という主観から見るとどうとらえるかということを伝える必要がある。
リスクマネージメントにおいては、「間違えたこと」よりも「間違えて、それをすぐに認めないこと」の方が後々大きなダメージを生むことになる。
プレゼンテーションで一番大切なのは目的である。何を伝えたいのかをはっきりと絞ることである。
日本人は質問をするのが恥ずかしいから質問をしないのではなく、質問の仕方がわからないのである。小、中、高と教えられる中で、自分から質問をするということが極端に少ないのではないだろうか。それが大人になっても、質問するということに抵抗があり、何を質問すればいいのかがわからないというのが正直なところではないか。
「質問する能力」が低い人というのは、「自分にはここがわかっていない」というところがわかっていないのだ。つまり、ソクラテスのいう「無知の知」が欠如していることであり、自分の知らないことに興味を持たない、自分の知っている世界でしか勝負ができない「井の中の蛙」なのである。
リスクマネージメントの中でも「目的」は繰り返し確認しあうことが大事である。
〇幼稚園児のサッカーのように、みんなが一つのボールに集まる
→周りが見えず、全員が同じことをしてしまって一緒に疲弊してしまい、効率が悪くなる。
〇「グレーゾーン」という、バレーボールで言うお互いにお見合いをしてしまうようなこと
→自分の仕事はこれだということに固執してしまい、お互いに譲り合い、大事な部分を他人任せにしてしまうこと、あるいはだれもやらずに穴が開いてしまうこと。
言い方の問題 同じことを言うのであっても「言い方」が大事
×「なんでちゃんとお皿洗わないのよ!」
〇「よかったら、もう少しお皿のすすぎもしっかりやっていただけると嬉しいんですけど」
「赤身が80%の肉」→健康的なイメージ
「脂肪分が2割の肉」→不健康なイメージ
プレゼンの準備 スライドよりもトークでおさらい→現場の状況に応じて臨機応変にできるように。
想定質問スライド→その回答
☆質問→回答の繰り返しが聞いている方の興味関心とシンクロして飽きが来ない
リスクマネージメントについてのプレゼンのしかたについて参考になった。
2020年5月27日に日本でレビュー済み
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感染症専門家によるリスク・コミュニケーション解説本です。リスク・コミュニケーションにいくつか階層があり、危機の大きさや迫りくる速さに応じて使い分けるという視点が私には目新しかったです。相手の解釈モデルで話を進めることや、まず結論からプレゼンすることなど、今更ながらかもしれませんが日常で役立てられそうな内容が満載でした。仕事や通常の対人関係でいかに効率よく伝えるか、日常生活でも参考にしております。
2020年5月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
Up to date な題名にひかれて購入したが通読できなかった。その理由は、終始「です・ます調」の口語体をとって硬い雰囲気を避けようとしているが、内容は著者が専門であるらしい感染症関係の専門論文の解説に近かったからである。引用文献も、著者自身を含む研究者による英文論文が主である。引用文献を律義に上げているのも専門論文のマナーのままだが、専門家なら、をれらをたどって調べるかもしれないが、一般読者はまずそんなことはしないだろうし、本門中に示すのはうっとうしいだけだ。真実を述べていないとは思わないが読みにくい。一般向けの新書だったら、もう一つかみ砕いてザックリ述べてもらいたい。そんな著書だったら、まさに up to date で、再出版する価値があるだろう。
2020年6月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
岩田先生が2014年に記された本書。2020年の今、読むこと、考えることに非常に深い意味があったと存じます。
感染症について勉強になったことは勿論のこと、非医療者の自分にも、新しい仕事のやり方や、現在しばらくお休みをしていますが、今後いつかは再開予定の地域のボランティア活動にもいかせると思います。
岩田先生にリスクコミュニケーションについてお導きいただいたこと、学ばさせていただいたことをリレーいたします。
感染症について勉強になったことは勿論のこと、非医療者の自分にも、新しい仕事のやり方や、現在しばらくお休みをしていますが、今後いつかは再開予定の地域のボランティア活動にもいかせると思います。
岩田先生にリスクコミュニケーションについてお導きいただいたこと、学ばさせていただいたことをリレーいたします。