趣味で小説を書いている者です。
別に商業でやりたいわけじゃないし、好きなものを好きなように書ければ良いだろう、なんせ趣味なんだから…と思ってはいましたが、実際書き始めてみると、技術がなければ好きなものを好きなように書けないということに気づきました。
そこで、何か指針となるものを取り入れたいと思い、この本を購入しました。
読んでみれば私の欲していたもの…創作をするにあたっての心構え、物語の構造、どの場面でどのように話を展開してどのような効果を読者に与えるのが一番"王道"なのか…等、全て分かりやすい表現、項目によっては例文付きで書いてあります。
効果を狙って創作をする事に関してはまるで初心者の私には、理解し技術として取り入れるのにかなり時間がかかりました…未だに全て取り入れきれているとは到底思えません。それほどこの本の内容は重厚です。
読みながら、これは何度も読んで取り込んだ方がいい本だな…と思ったので、ここは読み返した方が良いと思った箇所に付箋を付けたりしながら読みました。
初心者から上級者まで、読む価値のある本だと思います。
また、書き手でなくても読む価値は充分にあると思います。様々な映画の内容や展開やその実際の脚本を例に挙げて効果を説明しているので、映画を構造的に理解し批評をする力も身につくと思います。「何だか分からないけど最高だった!」と思わせてくれる、まさに"最高の"(脚本家の狙った効果が的確に表れている)映画を、一歩踏み込んだ観点で味わうことができます。この辺りも含めて、とにかく物事をハッキリさせたい人向けとも言えます。
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