本書では「記憶」「曲線」「連鎖」という3つの要素を使って「感動」を作る方法を述べています
感情の「曲線」を意識することはハリウッド映画などでも行われており、それほど独特の方法とは思えませんでした。「連鎖」も同様です。曲線を強く表現するためにBGMなど演出で工夫することも一般的に行われていると認識しています
この3つの中で独特な要素は「記憶」であるのだと思いました。なるほど言われてみれば利用者の心を動かすにはその人が意識的あるいは無意識的にどういった理由でサービスを使っているのかをサービス提供者が理解していることが重要です
利用者の「記憶」に注目せよ、という指針を明確な形で表現したのが本書の価値なのではないでしょうか
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