第七章の鈴木啓史(すずきたかし)による「communismが陥った罠」が秀逸。
マルクスがプルードンの忠告に従っていった経緯と、プルードンの「株式要覧」におけるアソシエーション論を読み解いている。
藤田勝次郎ほかの先行研究に多くを負っているが、EUの理想(思想とはいえない)との比較も興味深い。
コミュニズムとフェデレーョニズム(経済的裏付けがある点がアソシエーションと違う)の対比は、もっと認知されていい主題であろう。
時事的な分析を集めた本のなかで秀逸だと思う。
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