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「差別はいけない」とみんないうけれど。 単行本(ソフトカバー) – 2019/7/18

5つ星のうち 2.9 3件のカスタマーレビュー

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商品の説明

内容紹介

セクハラや差別が跡を絶たないのは、「差別はいけない」と叫ぶだけでは、解決できない問題がその背景にあるからだろう。反発・反感を手がかりにして、差別が生じる政治的・経済的・社会的な背景に迫る。「週刊読書人」論壇時評で注目の、気鋭のデビュー作。

【詳細内容紹介】

足を踏んだ者には、踏まれた者の痛みはわからない。「足を踏まれた! 」と誰かが叫び、足を踏んだ人間に抗議するのは当然である。しかし、自分の足は痛くない私たちも、誰かの足を踏んだ人間を非難している。「みんなが差別を批判できる時代」に私たちは生きている。だから、テレビでもネットでもすぐに炎上騒ぎになるし、他人の足を踏まないように気をつけて、私たちは日々暮らしている。このような考え方は、「ポリティカル・コレクトネス(ポリコレ、PC、政治的正しさ)」と呼ばれている。けれども、世の中には「差別はいけない」という考えに反発するひともいる。ポリコレはうっとおししい……正しさを考えるだけで息が詰まる……ハラスメントだってわざとやったわけじゃない……。セクハラ、パワハラは無くすべきだし、ヘイトスピーチを書き込んではいけない。それは大前提だ。しかし、ポリコレへの反発・反感が存在するのにはそれ相応の理由があるはずだ。みんながポリコレを自覚して、合理的に行動すれば、差別はなくなるのだろうか。もっとも人間はそんなに賢い生物ではないかもしれない。セクハラや差別が後をたたないのは、「差別はいけない」と叫ぶだけでは、解決できない問題がその背景にあるからだろう。本書は反発・反感を手がかりにして、差別が生じる政治的・経済的・社会的な背景に迫っていきたい。

【目次】
まえがき
みんなが差別を批判できる時代
第一章 ポリティカル・コレクトネスの由来
第二章 日本のポリコレ批判
第三章 ハラスメントの論理
第四章 道徳としての差別
第五章 合理的な差別と統治功利主義
第六章 差別は意図的なものか
第七章 天皇制の道徳について
あとがき
ポリティカル・コレクトネスの汚名を肯定すること、ふたたび

著者について

1988年大阪府生まれ。元出版社勤務。詩と批評『子午線』同人。論考に「谷川雁の原子力」(『現代詩手帖』2014年8-10月)、「原子力の神──吉本隆明の宮沢賢治」(『メタポゾン』11)、「真の平等とはなにか? 植松聖と杉田水脈「生産性」発言から考える」「『みんなが差別を批判できる時代』に私が抱いている危機感」「大炎上したローラ『辺野古工事中止呼び掛け』をどう考えればよいか」(以上三篇、いずれも「現代ビジネス」講談社など。

「連続トークイベント 今なぜ批評なのか──批評家・綿野恵太が、12人の知性に挑む」開催中。「オルタナレフト論」を連載中(晶文社スクラップブック)。


登録情報

  • 単行本(ソフトカバー): 320ページ
  • 出版社: 平凡社 (2019/7/18)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4582824897
  • ISBN-13: 978-4582824896
  • 発売日: 2019/7/18
  • 梱包サイズ: 19 x 13.4 x 2.2 cm
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3件のカスタマーレビュー

5つ星のうち2.9

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3件中1 - 3件目のレビューを表示

2019年7月31日
形式: 単行本(ソフトカバー)
52人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2019年8月10日
形式: 単行本(ソフトカバー)Amazonで購入
12人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2019年8月2日
形式: 単行本(ソフトカバー)
22人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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