心が傷ついたとき、そこから立ち直るには次の三つがあります。
(1)傷つきやすい自分を大切にすること(むりに自分を変えようと思わないこと)
(2)だれでも傷つきながら生きていること(じぶんだけじゃないと思うこと)
(3)心の傷は人間性を成長させる力になること(傷つくことで人は、自分自身についてより深く考えるようになる)
「あなたのせいで、こうなった」「いてもいなくても同じだ」「ぜんぜん変わってない」…その微妙な一言に傷つけられる。
平気で人を傷つける人への対処策…「まあ、人から見れば、私ってそう見えるのかもね。はははははは」と笑って済ますようになりたいものです」「仲のいい相手を見つけるのはいいのですが、中立的な立場を貫くのが、自分が傷つかないための賢明な策です」「バランスのいい、ちょうどしいい距離感を保っていってほしいものです」
人を傷つけないために…「尽したことの見返りを求めない」「ひとり合点の親切をしない」「人の悪口を言わない」「一心同体になろうと思わない」「知りたがり屋にならない」
いろてろあっても、傷つかない人生を送る二ヵ条
●同じ失敗をしたとときには「また、やっちゃった」と笑い飛ばす。
●欠点を克服するよりも、長所を伸ばすことに全力を尽す。
著者は、心療内科医として「日比谷国際クリニック」を開設。人間関係や仕事におけるストレス治療の専門医。
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