前作
「プリキュア・サウンド・スクリュー」
は喜怒哀楽を大袈裟に表現したアルバムだったが、本作は逆に感情を抑え気味のアレンジになっている。いわば、前作が「動」、本作が「静」だ。
落ちついた雰囲気で、しかも歌入りの曲は全く入っていないので、少し堅い職場や、病院の待合室などのBGMとしても悪くない。
それともう一つ、このアルバムと前作とで『プリキュア』の劇伴のほとんどがカバーされているが、全曲収録ではない。(以前、「2枚ですべて揃う」と書いていましたが、ライナーノートを再度確認したところ何曲か欠けています。)いつか全曲集が出ることを期待したい。