読んでよかったです。ストレスが少しだけ減りました。
(1)宮沢りえのせい!?
「させて頂く」の流行は、宮沢りえさんのせいだと思いこんでいました。42ページに登場する婚約会見で、宮沢りえさん(以降、敬称略)の「結婚させていただきます」を聞いて、当時強い違和感を覚えましたが、相撲界にお嫁入するために、どこか大きな権威から許可を得る必要があったことを示唆しているのかもしれない、と受け止めました。また、それを機に、「させて頂く」が世間に一気に広まったように感じておりました。
(2)宮沢りえにごめんなさい
あれから30年以上経ちましたが、「させて頂く」の勢いは増すばかりで、日々ストレスを感じておりました。必須性も使役性もない過剰な「させて頂く」を目にするたびに、(宮沢りえめ!)と思っていたのですが、1871年には存在した表現であったとは、30年以上も、宮沢りえを責めていたことを申し訳なく思うと同時に、「させて頂く」がブームになるには、様々な経緯や理由があり、彼女の発言も、その歴史の流れの中で生まれたに過ぎないと理解することができました。
(3)職場で
「させて頂く」は、60代以上はほとんど使いません。30代以下くらいまではありえないくらい頻繁に使います。その現象も理解できました。若い人達は、生まれた時から「させて頂く」に囲まれた、「させて頂く」ネイティブでしょう。おそらく彼らは、ただ単に「する」の最も丁寧な言い方と「させて頂く」を採用しているのだと理解致しました。
(4)今後
敬語について書かれた本を読んだのが初めてで、大変興味深く勉強になりました。敬語の敬意漸減について初めて知りました。最近、拝見させて頂きます、という過剰な敬語をよく耳にしますが、恐らく拝見する、を丁寧に言っているだけなのでしょう。「させて頂く」も既に敬意漸減されているようです。今後どうなっていくのか、興味深くウォッチいたします。
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「させていただく」の使い方 日本語と敬語のゆくえ (角川新書) 新書 – 2022/1/8
椎名 美智
(著)
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なぜ、使わずにはいられないのか
「させていただく」は正しい敬語? 意識調査とコーパス調査で違和感の正体が明らかに。現代人は相手を敬うためでなく、自分を丁寧に見せるために使っていた。明治期、戦後、SNS時代、社会環境が変わるときには新しい敬語表現が生まれる。言語学者が身近な例でわかりやすく解説!
「させていただく」の研究書で異例のヒットを記録した言語学者が、身近な例でわかりやすく解説
相手への敬意より自分のために敬語を使っていた
・使われるうちに敬意がすり減る「敬意漸減の法則」
・敬意のインフレーション」で敬語がてんこ盛りに
・「上下関係」よりも「距離感」を重視している
「させていただく」の〈使用拡大〉と〈慇懃無礼な印象〉という矛盾した両面の謎を語用論のアプローチで解き明かす。
【目次】
第一章 新しい敬語表現――街中の言語学的観察
-「免除させていただきます」
-愛されるタメ語キャラと毒舌キャラ
-サザエさんは「させていただい」てない
第二章 ブームの到来――「させていただく」の勢力図
-新しい敬語のお仕事
-敬意漸減の法則
-遅れてきた「させていただく」
第三章 違和感の正体――七〇〇人の意識調査
-敬語の「乱れ」は変化の兆し
-違和感を左右する三つの要素
-最大の要因は「聞き手の存在」
第四章 拡がる守備範囲――新旧コーパス比較調査
-距離感が二極化している
-政治家は「させていただく」をよく使うのか
-合理化か貧困化か
第五章 日本語コミュニケーションのゆくえ――自己愛的な敬語
-「させていただく」は関西発祥なのか
-「表敬」から「品行」へ
-そして他者はいらなくなった
おわりに
-「させていただく」はコミュニケーションの変化を示す指標 ほか
「させていただく」は正しい敬語? 意識調査とコーパス調査で違和感の正体が明らかに。現代人は相手を敬うためでなく、自分を丁寧に見せるために使っていた。明治期、戦後、SNS時代、社会環境が変わるときには新しい敬語表現が生まれる。言語学者が身近な例でわかりやすく解説!
「させていただく」の研究書で異例のヒットを記録した言語学者が、身近な例でわかりやすく解説
相手への敬意より自分のために敬語を使っていた
・使われるうちに敬意がすり減る「敬意漸減の法則」
・敬意のインフレーション」で敬語がてんこ盛りに
・「上下関係」よりも「距離感」を重視している
「させていただく」の〈使用拡大〉と〈慇懃無礼な印象〉という矛盾した両面の謎を語用論のアプローチで解き明かす。
【目次】
第一章 新しい敬語表現――街中の言語学的観察
-「免除させていただきます」
-愛されるタメ語キャラと毒舌キャラ
-サザエさんは「させていただい」てない
第二章 ブームの到来――「させていただく」の勢力図
-新しい敬語のお仕事
-敬意漸減の法則
-遅れてきた「させていただく」
第三章 違和感の正体――七〇〇人の意識調査
-敬語の「乱れ」は変化の兆し
-違和感を左右する三つの要素
-最大の要因は「聞き手の存在」
第四章 拡がる守備範囲――新旧コーパス比較調査
-距離感が二極化している
-政治家は「させていただく」をよく使うのか
-合理化か貧困化か
第五章 日本語コミュニケーションのゆくえ――自己愛的な敬語
-「させていただく」は関西発祥なのか
-「表敬」から「品行」へ
-そして他者はいらなくなった
おわりに
-「させていただく」はコミュニケーションの変化を示す指標 ほか
- 本の長さ224ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日2022/1/8
- 寸法11 x 1.1 x 17.3 cm
- ISBN-104040824148
- ISBN-13978-4040824147
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出版社より
商品の説明
著者について
●椎名 美智:法政大学文学部教授。専門は歴史言語学。1980年エジンバラ大学大学院修士課程修了。1988年お茶の水女子大学大学院博士課程満期退学。2005年ランカスター大学大学院博士課程修了(Ph.D)。主な編著書・著書に『歴史語用論入門』(共編著、大修館書店、2011年)、『歴史語用論の世界』(共編著、ひつじ書房、2014年)、『させていただくの語用論』(ひつじ書房、2021年)などがある。
登録情報
- 出版社 : KADOKAWA (2022/1/8)
- 発売日 : 2022/1/8
- 言語 : 日本語
- 新書 : 224ページ
- ISBN-10 : 4040824148
- ISBN-13 : 978-4040824147
- 寸法 : 11 x 1.1 x 17.3 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 134,470位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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知らないことがたくさん
最後に筆者も記載のとおり、させていただくの正しい使い方を教えてくれるための本ではないのですね。昔と今の比較が主に書かれていました。途中、言い切りの形の対語として言いさしという言葉が使われていて、これは方言だと思っていたのですが、違うんですね、驚きました。自分が学んだ時代とは、敬語の種類が違うことも大きな衝撃でした。知らないことがたくさんあるなと思える本でした。
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2024年1月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最後に筆者も記載のとおり、させていただくの正しい使い方を教えてくれるための本ではないのですね。
昔と今の比較が主に書かれていました。
途中、言い切りの形の対語として言いさしという言葉が使われていて、これは方言だと思っていたのですが、違うんですね、驚きました。
自分が学んだ時代とは、敬語の種類が違うことも大きな衝撃でした。
知らないことがたくさんあるなと思える本でした。
昔と今の比較が主に書かれていました。
途中、言い切りの形の対語として言いさしという言葉が使われていて、これは方言だと思っていたのですが、違うんですね、驚きました。
自分が学んだ時代とは、敬語の種類が違うことも大きな衝撃でした。
知らないことがたくさんあるなと思える本でした。
最後に筆者も記載のとおり、させていただくの正しい使い方を教えてくれるための本ではないのですね。
昔と今の比較が主に書かれていました。
途中、言い切りの形の対語として言いさしという言葉が使われていて、これは方言だと思っていたのですが、違うんですね、驚きました。
自分が学んだ時代とは、敬語の種類が違うことも大きな衝撃でした。
知らないことがたくさんあるなと思える本でした。
昔と今の比較が主に書かれていました。
途中、言い切りの形の対語として言いさしという言葉が使われていて、これは方言だと思っていたのですが、違うんですね、驚きました。
自分が学んだ時代とは、敬語の種類が違うことも大きな衝撃でした。
知らないことがたくさんあるなと思える本でした。
このレビューの画像
2022年9月6日に日本でレビュー済み
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「させていただく」には、前々から違和感を持ってたので、この本の分析・主張は同意できます。他にも「させていただく」分析は多数出ていますけど、もう止められないのでしょうねえ。
2022年2月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
聞きなれない専門的な言葉がやや多いので、少し我慢が必要かもしれませんが、自分もこの「させていただきます」フレーズを使っている一方で違和感を感じることもあったのです。
この本を読んでその理由が腹落ちしました。
「必須性」や「使役性」というなれない言葉が出てきますが、「〜させていただきます」フレーズの中に相手の存在や相手との関与があるか、そしてその相手に対して許可があるがポイントのようです。
例としては、「只今から、ご質問内容に対して説明させていただきます」は説明する相手がいます。で、その人に対して今から説明させてもらいますよー、いいですね?という内容です。
一方、「あまりに素晴らしい景色だったので、思わずため息を出させていただきました」は違和感満載ですwここには相手の存在はなく、誰かにため息の許可をもらうわけでもありませんね。
自分で完結することに対して「〜させていただきました」は断然違和感が残るのです。
使い方による違和感の正体がわかったのですが、もう一つ面白かったのは「敬意漸減」。敬語の意味が薄れていくことなんですって。昔は丁寧で相手を敬う、または自分を一段さげることで相手を持ち上げていた言葉が、みんなに使われすぎて、その効果がうすれちゃうことなんですね。
例えば「入場券を確認したい」なんて場面で「入場券を見せてください」は「入場券をみせろ」よりも、「入場券を見せて頂きたい」は「入場券を見せてもらいたい」よりも丁寧です。「〜ください」は「くれ」の尊敬語、「いただく」は「もらう」の謙譲語ですもんね。でも今聞くと、「〜ください」も「いただきたい」も上から目線な命令調な感じがします(まあ、言い方にもよりますけどね)。
敬語感が薄まると、もっと敬語を盛らないと、相手に失礼なので例えば、「頂きたい」に「知る」の謙譲語の「存じます」のおまけがついて「頂きたく存じます」なんてフレーズになります。敬語の大安売りです。
「〜させていただく」にも「いただく」が含まれていますけど、「〜させていただく」で1つのフレーズに成り下がっていて「いただく」の敬語の意味合いはほとんどないもんね。
そうやって考えると「〜させて頂きたく存じます」なんて「盛りすぎでしょ!?」と思いますが、結構普通に使ってます。麻痺してるんですね。
これらの現象が何で起こったの?に関しても記述がありました。人との関係性にその秘密があるじゃないかということでした。
日本語の敬語の中には、尊敬語、謙譲語、丁寧語があることは知っていました。そして、改めて敬語は本来敬うべき相手に対する言葉、つまり「相手がいなきゃいけない」が前提だったのに、相手を敬うよりも、自分を上品に、丁寧だとみせるものへ変化したようです。
敬語は、友達に使う言葉ではないので、相手に対して距離を置く言い回しです。友達から敬語を使われたら「そんな水臭い言い方するなよ!」と思ったり、「こっちは友達だと思ってたのに、相手はそうはおもっていないんだな」とか考えますよ。
「させていただきます」も敬語の一種なのに、これだけ氾濫しているということは、人とは距離を置いたコミュニケーションをとるのが標準になりつつあるってことみたいです。人と腹割ってがっつり付き合うというより、ある程度の距離を常に取っておく、「深入りはしませんよ」、そんな薄い付き合い方が多くなってきているということですかね。
すこしネタバレしちゃいましたが、もっともっといろんな発見のある、面白い本です。
最後はこんな感想で締めまてみました。
アマゾンでこちらの本を買わせていただきました。内容は大変興味深く、目からうろこを落させていただきました。
この本を読んでその理由が腹落ちしました。
「必須性」や「使役性」というなれない言葉が出てきますが、「〜させていただきます」フレーズの中に相手の存在や相手との関与があるか、そしてその相手に対して許可があるがポイントのようです。
例としては、「只今から、ご質問内容に対して説明させていただきます」は説明する相手がいます。で、その人に対して今から説明させてもらいますよー、いいですね?という内容です。
一方、「あまりに素晴らしい景色だったので、思わずため息を出させていただきました」は違和感満載ですwここには相手の存在はなく、誰かにため息の許可をもらうわけでもありませんね。
自分で完結することに対して「〜させていただきました」は断然違和感が残るのです。
使い方による違和感の正体がわかったのですが、もう一つ面白かったのは「敬意漸減」。敬語の意味が薄れていくことなんですって。昔は丁寧で相手を敬う、または自分を一段さげることで相手を持ち上げていた言葉が、みんなに使われすぎて、その効果がうすれちゃうことなんですね。
例えば「入場券を確認したい」なんて場面で「入場券を見せてください」は「入場券をみせろ」よりも、「入場券を見せて頂きたい」は「入場券を見せてもらいたい」よりも丁寧です。「〜ください」は「くれ」の尊敬語、「いただく」は「もらう」の謙譲語ですもんね。でも今聞くと、「〜ください」も「いただきたい」も上から目線な命令調な感じがします(まあ、言い方にもよりますけどね)。
敬語感が薄まると、もっと敬語を盛らないと、相手に失礼なので例えば、「頂きたい」に「知る」の謙譲語の「存じます」のおまけがついて「頂きたく存じます」なんてフレーズになります。敬語の大安売りです。
「〜させていただく」にも「いただく」が含まれていますけど、「〜させていただく」で1つのフレーズに成り下がっていて「いただく」の敬語の意味合いはほとんどないもんね。
そうやって考えると「〜させて頂きたく存じます」なんて「盛りすぎでしょ!?」と思いますが、結構普通に使ってます。麻痺してるんですね。
これらの現象が何で起こったの?に関しても記述がありました。人との関係性にその秘密があるじゃないかということでした。
日本語の敬語の中には、尊敬語、謙譲語、丁寧語があることは知っていました。そして、改めて敬語は本来敬うべき相手に対する言葉、つまり「相手がいなきゃいけない」が前提だったのに、相手を敬うよりも、自分を上品に、丁寧だとみせるものへ変化したようです。
敬語は、友達に使う言葉ではないので、相手に対して距離を置く言い回しです。友達から敬語を使われたら「そんな水臭い言い方するなよ!」と思ったり、「こっちは友達だと思ってたのに、相手はそうはおもっていないんだな」とか考えますよ。
「させていただきます」も敬語の一種なのに、これだけ氾濫しているということは、人とは距離を置いたコミュニケーションをとるのが標準になりつつあるってことみたいです。人と腹割ってがっつり付き合うというより、ある程度の距離を常に取っておく、「深入りはしませんよ」、そんな薄い付き合い方が多くなってきているということですかね。
すこしネタバレしちゃいましたが、もっともっといろんな発見のある、面白い本です。
最後はこんな感想で締めまてみました。
アマゾンでこちらの本を買わせていただきました。内容は大変興味深く、目からうろこを落させていただきました。
2022年4月25日に日本でレビュー済み
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言語学者だから当然かもしれないが、近年の「させていただく」蔓延を”おかしな現象”として批判的に見るのではなく、研究者として”言葉づかい(意味)の変化”を観察し、”現状認識”を語り続ける。
先日テレビで、「三回目のワクチンを接種して『安心させてもらった』」という言葉づかいを聞いて脱力感を覚えた読者としては、「正しい日本語」の視点からの”あるべき論”が問われていない点で、〝欲求不満”を感じた。昨今の、本来の謙譲語としての「させていただく」の限りなき乱用を、学校教育の現場ではどうとらえているのかかも知りたいところ。
先日テレビで、「三回目のワクチンを接種して『安心させてもらった』」という言葉づかいを聞いて脱力感を覚えた読者としては、「正しい日本語」の視点からの”あるべき論”が問われていない点で、〝欲求不満”を感じた。昨今の、本来の謙譲語としての「させていただく」の限りなき乱用を、学校教育の現場ではどうとらえているのかかも知りたいところ。
2022年10月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
明快な分析が読んでいて心地よく、表題にある言葉の使い方にモヤモヤしていた気持ちが晴れました。
2022年6月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
1)「分かり易く」との配慮からか、叙述が丁寧すぎて、かえって読み疲れる。繰り返しも多いと思った。
2)わたしたちの耳に入る日常語や所謂「キラキラネーム」などについて、この種の本が多く出版されることを期待する。
2)わたしたちの耳に入る日常語や所謂「キラキラネーム」などについて、この種の本が多く出版されることを期待する。
2022年8月13日に日本でレビュー済み
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よかった。助けてくださってありがとうございます。







