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[上山 明博]の「うま味」を発見した男 ─ 小説・池田菊苗 (電子書籍)
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「うま味」を発見した男 ─ 小説・池田菊苗 (電子書籍) Kindle版


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商品の説明

内容紹介


「味の素」誕生の陰には、
 心友・夏目漱石とのロンドンでの約束があった。

 第五の味覚「うま味(グルタミン酸)」を、世界で初めて発見した日本人化学者の
 波乱万丈の生涯を活写する、感動の評伝小説!

 本コンテンツは、それまで入手不可能となっていた『「うま味」を発見した男 — 小説・池田菊苗』上山明博 著、PHP研究所 刊 の待望の復刻(Kindle)版です。電子書籍化するに当たり、本文を適宜加筆推敲しました。
 なお、底本の書誌情報は次のとおりです。

底本:『「うま味」を発見した男 — 小説・池田菊苗』上山明博、PHP研究所
   2011年6月17日第1版第1刷発行
   定価:本体 1,700円(税別)
   単行本:341ページ
   商品パッケージの寸法:19.2 x 13.6 x 3 cm
   © Akihiro Ueyama 2011 Printed in Japan
   ISBN-10: 4569795994
   ISBN-13: 978-4569795997

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[目次]

 ─このコンテンツについて─

  御一新の風
  黄葉の菩提樹
  ロンドンの漱石
  第五の味覚
  食道楽の晩餐
  うまい話
  昆布とヘビ
  レイリー散乱の空

  ・あとがき
  ・主な参考文献
  ・著者プロフィール
  ・奥付

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[新聞 書評]

■「料理の達人もだまされた「味の素」発明者の人生劇」
  評者= 金子 務(科学史家/大阪府立大学名誉教授)

 味の素発明者・池田菊苗の評伝小説である。「御一新の風」から「レイリー散乱の空」までの人生劇全八幕を、科学的精確さを保ちながら物語る。評者は力量のある先輩化学史家・廣田鋼蔵氏の著作などで、東大教授の副業的所産の発明が私設助手と自宅研究室で遂行されたことなどは承知していたが、本書の白眉は、菊苗が「ロンドンの漱石」と53日間に及ぶ同宿生活で、自由に論じあった有名な「事件」の詳細である。
 菊苗の骨太な、マッハやオストヴァルト流の感覚一元論とともに語られる科学認識論が、漱石の英文学研究に大きな触媒になった、と上山氏は活写する。これは、1901年(明治34)、20世紀初頭に文学と科学の異分野を貫いて起こった希有な出来事であるから、「事件」と評者は見る。
 味の素の共同特許人になる二代目鈴木三郎助の登場で、製品化が成り、菊苗の念願、日本人の栄養改善と体格の向上への一助につながっていく。 特許権成立後間もない1908年(明治41)夏、その決定的試食会が、上野・静養軒や帝国ホテルと並ぶ西洋料理の名所、銀座の風月堂二階で開かれる。その第五幕「食道楽の晩餐」が、もう一つの見所である。
 昆布の下地とばかり思って高級フランス料理を楽しんだ評論家・天皇料理人といった達人たちの舌が、菊苗が取り出したうま味成分、〈第五の味〉グルタミン酸ソーダ、商品名「味の素」の振りかけにだまされる場面である。怒りと無念さが飛び交う緊張の場面が、一転、了解と賛嘆の渦にかわる。小説でしか描きようのない感情と理性の揺れが描かれる。
 莫大な特許料を手にした晩年の菊苗は、ドイツのライプチッヒや日本で、触媒など、化学反応の基礎研究にあたった。これは、今日の野依良治・鈴木章・根岸英一らのノーベル賞受賞研究の先触れになった、と評価される。
(『公明新聞』より)


■「漱石文学誕生の触媒にも」
  評者= 末延芳晴(評論家)

 第五の味覚「うま味(グルタミン酸)」を発見し、調味料「味の素」の開発に道を開いた化学者・池田菊苗は、110年前の1901年(明治34)、ロンドンの郊外の下宿で孤独に留学生活を送る夏目漱石が、小説家として立つ方向で自身の進むべき道(「文学論」を書くこと)を見定めていく上で、「触媒」として重要な役割を果たしている。
 東京帝大理科大学化学科助教授だった菊苗は1899年、ドイツのライプチヒ大学に留学。1年半後、ロンドンの王立研究所で研究を続けるべく、漱石の隣の部屋に下宿する。菊苗は、英文学や中国文学、哲学、ひいては理想の美人像などをめぐって、何度か漱石と意見を戦わせ、洋の東西を貫く「知」の地平の広がりと思想の深さで漱石を感服させる。
 本書は、限られた資料に小説的想像力を働かせ、虚と実を綯い合わせ、菊苗の生の全容に迫ろうとした。維新後没落した父親の負債を背負って苦学しながら大学を卒業し、留学するまでの苦難の前半生、ドイツ留学中の逸話、ロンドンでの漱石との文学や哲学談義、さらに帰国後「うま味」を発見するまでの悪戦苦闘が明らかにされている。
 とりわけ印象的なのは、東大を退官し自邸で研究生活を送る菊苗を漱石門下の一人で、物理学者・寺田寅彦が訪れ、自然界を貫く普遍現象としての「縞模様」や「波」の現象について教えを受ける最終章の「レイリー散乱の空」である。
 その中で著者は、寅彦から「池田先生は、夏目先生にとって触媒だったのではないでしょうか」と問われた菊苗に「自分はとても文学者にはなれない、やはり化学が志すべき道なのだ」と語らせいる。「自我と格闘し、日本の将来を憂慮しながら、新しい文学を追究する」漱石を見たというのが理由だ。そこからイメージとして浮かび上がってくる、文学と命がけで格闘する漱石の姿が、たとえフィクションとして書かれているにしても新鮮である。
(『北國新聞』より)

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[著者略歴]

上山 明博【うえやま・あきひろ】
1955年10月8日 岐阜県生まれ、作家(日本文藝家協会 及び 日本科学史学会 正会員)。
1999年 特許庁産業財産権教育用副読本策定普及委員会委員、2004年 同委員会オブザーバーなどを務めるかたわら、文学と科学の融合をめざし、徹底した文献収集と関係者への取材にもとづく執筆活動を展開。
2012年『「うま味」を発見した男 — 小説・池田菊苗』で、第31回新田次郎文学賞候補に。他の著書に『乾電池王とよばれた男 — 屋井先蔵の生涯』Kindle版、『関東大震災を予知した二人の男 — 大森房吉と今村明恒』産経新聞出版などがある。
現在は、主に科学者や発明家の評伝小説に取り組んでいる。

登録情報

  • フォーマット: Kindle版
  • ファイルサイズ: 665 KB
  • 紙の本の長さ: 201 ページ
  • 販売: Amazon Services International, Inc.
  • 言語: 日本語
  • ASIN: B00J4RM2KG
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