人を喰う化け物“宵闇”を倒すための組織、宮内省陰陽課特戦部に藤神蒼天という少年がいた。霊に問える彼の能力は的確に敵の位置をしることができ、貴重な戦力であった。しかし直接的な戦闘能力ではないため、人々を救えないとの自責の念にかられた蒼天は絶望の中特戦部を辞めてしまう。それから数年。ただの学生となった蒼天のもとにある奇妙な依頼がもたらされる。行方不明になった少女が当時の姿形のまま現れたので探して欲しいと。自分の能力が役立つのではと思い、蒼天はその依頼を受けたのだった。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
神野/オキナ
沖縄出身。一般向け代表作の他、ライトノベル多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)