10代の少年少女達の純粋で、でも複雑な想いが交錯する切ない展開の連続に
自分まで胸が痛くなって久しぶりに夢中になって物語を追いかけてしまいました
目の前の問題に頭がいっぱいになって大事な事を間違えてしまったり、勇気がでなくて
自分に言い訳しながらタイミングを計っていたら自分の望まない方向に話が動いてしまったり
若さ故の視野の狭さ、その言動が自分や他人を傷つけたりすることは別に恋愛面に限らずとも
誰しも覚えがあることだと思います。そんなちょっと苦い思い出が、その時の気持ちが眞一郎や
比呂美達への共感という形で蘇ってくるかもしれない-true tears-にはそんな力があるように感じました
三角関係(それも正三角形とはいえない複雑な)という形で始まったこの物語には当然想いが
報われなかった人物も出てきます。その人物が可哀想で、納得できないという意見も分かります
恋愛物アニメの結末として誰も余らないようカップルを成立させる手法も少なくありませんし
あえて決着をつけない等のやり方もあります。それらが悪いとは思いませんが本作はしかし
そういった結末は迎えません。それはこの作品のカラーを考えれば当然の事だったと私は思っています
最後に想いの報われた彼女が、報われなかった彼女が、そして眞一郎がそれぞれ何を想い、感じて
何を手に入れたのか、そんな事に思いを馳せたくなる、true tearsはそんな素晴らしいアニメだと思いました
最後の最後に愚痴っぽい事を言って申し訳ないのですが、一部のレビュアーさん
ネタばれありを申告せずレビュー内で具体的な結末を書いてしまうのは正直どうかと思います
ここを見るのは必ずしも最後まで内容を知ってる人ばかりとは限らないのですから…