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Webアプリケーションの基準となる一冊,
2011/3/17
レビュー対象商品: 体系的に学ぶ 安全なWebアプリケーションの作り方 脆弱性が生まれる原理と対策の実践 (大型本)
全てのWebアプリケーションプログラマだけでなく,Webアプリケーションを発注する側もぜひ目を通して欲しい一冊。
また,脆弱性検査のためにも役立つ。非常に広範囲な対象がスムーズに読み進められることは間違いない。
プログラマだけでなく,発注する側にも薦められるのには理由がある。
まず,紹介されている全ての脆弱性について,
・どの機能で発生しうるか
・どのような脆弱性か
・どうやって対処すればよいか
・どうやって試験すればよいか
が,非常にわかりやすく,かつ,実際に体験することができるようになっている。
だから,経営層を説得しやすい。「これだけの要件を満たさなければ,こうなってしまうよ」と,示して見せることができるからだ。
また,具体的なテストの方法が示されているため,納品時の検収にそのまま適用することもできる。この本で例示されているテストパターンくらいクリアできなければ,検収を受けるに値しない,ということができるということだ。
プログラマーなら。
どこで脆弱性が発生しやすいかを知ることができ,また,対処法も知ることができる。全てのWebプログラマーは本書を手に取り,サンプルを試し,自分の書くコードがテストをパスできることを確認すべきだ。
本書は,本書以前と本書以降に明確な線を引くだけのインパクトがある。
本書はひとつの基準となるだけの内容と品質を持っているのだ。
この本を示し,「全てのテストパターンにパスすること」と要件定義すればよい。
この本に示されたテストを行い,もし問題があれば,この本に示されているように修正すればよい。
基準となる一冊である。この値段でこれだけの内容を得られるのだから,安いものだ。
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