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どちらかというと、人工知能の研究にまつわる歴史読み物,
2011/2/12
レビュー対象商品: コンピュータが仕事を奪う (単行本)
人工知能の研究史に関する読み物です。世の中と学問のつながりを理解する上で、工学系の学生さんにオススメ。
おおよそ以下のようなことが書かれており、人の仕事が奪われるという社会的な側面の話はほとんど出てきません。マーケティングの都合でつけたのでしょうか?
・人工知能研究の初期では、人間の思考をコンピュータで実現する(あるいは、模倣する)ことを目標としてたが、それが不可能だと分かった。
(例)別の時期に撮影した同じ人の写真を見比べる場合、髪型や肌つやなどが変わってしまっても、人は同一人物だと認識できるが、コンピュータは認識が難しい。
・しかし、途中で研究者は路線変更して、コンピュータにとって得意なやり方で、外から見れば人の思考とそっくりに見えるように模倣する戦略を取った。
(例)Facebook上の写真に映る人の写真に人名をタグ付けしてもらい、その人物の画像のパターンを大量に収拾し、統計的に人を認識できるようにするとか。
大量のデータをコンピュータで分析して、帰納的に経営の意思決定をするということは、アメリカではさんざんやられているようです。
もしかしたら、将来的には、よほど高度な分析能力がなければ、大部分のホワイトカラーの仕事がコンピュータに奪われる時代が来るかもしれません。
ただし、どれだけ研究が進んでもコンピュータには出来ない分野は必ず残ります。どういう分野かは本書をごらんあれ。
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