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オキアミから環境破壊へ,
2004/12/22
レビュー対象商品: 南極海 極限の海から (集英社新書) (新書)
「南極海 極限の海から」というタイトルの、から、が本書の性格をあらわしている。著者の専門は南極海のオキアミであり、そこから明らかになった地球規模の環境破壊について、メッセージを発信する本なのである。つまり極限の海からの警告ということになる。
温暖化、オゾン層破壊がテーマであり、南極の棚氷の崩壊、オゾンホールの出現などが語られる。南極の特殊な環境への丁寧な説明がされており、説得力もある。手つかずの大陸というイメージがあるだけに、人間による環境破壊の影響は明らかで、目先の解決・自国だけの浄化では駄目なのだとわかった。
自分の専門に固執せず、どんどん新しい手法や研究を取り入れ、視野を広げていく。地球規模の問題に対処するには、このような人材が必要なのだろう。
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