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歴史はひとつでも、絶対でもない,
2010/2/2
レビュー対象商品: 乙女の日本史 (単行本(ソフトカバー))
面白かった!ひたすら面白かった!
もうそれだけで十分な気もしますが、特にウケた所を。
イザナギ&イザナミ⇒赤ん坊を遺棄してしまう青少年の犯罪は神話の時代から既に
花山天皇⇒荒れる成人(式)第一号
真田幸村⇒兄に集るニート説
森蘭丸⇒ゴリマッチョ説
平安京⇒(ジャンプ的絵柄で)ろくでなし平安京
その時代を舞台にした漫画の紹介が添えてあるのですが、
個人的に、ヒルコのくだりで載ってた「無明童子」に驚きました。
絶版なんですよね〜。大好きだったけど…。
細川ガラシャ夫人の「鬼の亭主に蛇の女房」のエピソードには、
地元熊本県民として、敬虔なクリスチャンというイメージしかなかったので驚き。
あと宇野千代さんの「おしゃれをしないのは泥棒よりひどい」。徹底してる…。
個人の主観がある限り、「正しい歴史」なんて無いんですよ。
ただでさえ新しい発見でどんどん塗り替えられるものだし。
教科書の視点だけで歴史を学んじゃったら勿体無いし、なにより視野が狭くなる!
学生の時は、歴史嫌いでした。
「なんで人類は戦争という愚かな行為を繰り返してばっかりいるのかねぇ…」って。
でもそれは歴史を学んだから言えることであって、やっぱり無知は罪。
それで、どうせ知るなら多角的な視点から知った方がいいと思う。
新しい知識を得て変わり続ける。自分の考えだけに固執しない。他の意見を撥ねつけない。
そういう人間になりたいから。
無名の若者や女性が成り上がると、「金か体だ!」と決めつけるオジサン(に限らないけど)、多いですよね。残念ながら。
その観点から離れた読み物として、単純に楽しめました。
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