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罪作りな人たち,
2011/12/16
レビュー対象商品: Ciao! (CD)
前作「Tokyo 7」のラストは「6つの来し方行く末」という曲であったが、その次が「Ciao!」だなんて・・・
歌詞カードの最後のページ、クレジットの一番最後に「Thanks to The Passionate Maniacs Who Have Listened to Us Over The Years」なんて書かれてあって、どうしてなのかなって寂寥感に包まれる。
熱烈なマニア?マニアの受難?とんでもない!
Moonridersという存在は自分の中の音楽というフィールドの大きな財産になっていることは間違いない。
ここ近年のライダーズは電子的な音と印象的な生音を織り交ぜたオルタナティヴでは済まされない独自の空間へとリスナーを導いてくれた。
いつも驚くのは、「そんなメロディーラインやフレーズがあったんだ!」と毎回新作を聴くたびに新たな発見があること。
これは35年を経てもなお音楽的な探究心が常に先鋭的であることの証明ではないか。
今回も「Pain Rain」での大正琴なんかすごく印象的だし、「who's gonna be reborn first?」という曲を最初に持ってきたアイデアなど、ワクワクする要素はいっぱい詰まっている。
その「Pain Rain」の歌詞「この月夜 あまりに美しすぎて 涙のように 光る」という一節なんかぐっと来てしまった。
厳かな「ラスト・ファンファーレ」。このまま何処へ行ってしまうのか・・・聴き終えてそんな気分になった。
このまま・・・こんなにリスナーの耳にいろんな音を散りばめながら、また戻ってこなかったら本当に罪作りな人たちだ。
6つの個性、その集合体に導かれる瞬間がまた訪れると信じています。
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