Amazon.co.jp: Philharmonic or dieのこおろぎさんのレビュー
カスタマーレビュー

 
37 人中、29人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 Live or die, 2008/1/22
くるりの2007年は本当に凄かった。まずギター大村達身の脱退に驚き、大名作「ワルツを踊れ」発表、京都音楽博覧会の成功、そして磔々でのロックなライブとオーケストラを従えた横浜パシフィコでのスペシャルライブで締め括る。そのライブの音源を収録したのが本作、くるり初のライブアルバム「Philharmonic or die」である。こんなにライブ盤の発売が嬉しかったことは今までない。自分は行けなかったので、もう待ち焦がれていた。

収録曲を見てほしい。
さすがくるりと言える内容ではないだろうか。ベスト盤のときもそうだったが、選曲だけ見てもワクワクする。HPでのアンケート上位曲(東京、すけべな女の子等)はちゃんと入っているし、「さよなら春の日」「惑星づくり」が入っているのも渋い。デビュー盤「もしもし」に入っている「夜行列車と烏瓜」も楽しみだ。
もちろん、聴きたかった曲は他にもあるが、それは言わないことにしよう。それ以上に素晴らしいという印象のほうが勝っているからだ。

このアルバムには音楽家としての芸術性もロックバンドとしての狂暴さも音楽オタクとしてのストイックなこだわりも、くるりの持つ素晴らしい部分が全て表れていると言ってもいい。そこにライブ独特の空気が加われば、その感動は何倍にも膨れ上がるはず。
唯一無二のくるりサウンド、此処に在り!

追記:長文失礼。

聴いた。
素晴らしい。そして、ヤバイ(若者言葉でなく本当の意味で)。単にオーケストラで凄味を増しただけじゃない、その音の隙間や歌が際立つようなハーモニーと常に底に漂うベースなど絶妙のミックスバランス。ライブ盤の醍醐味であるその場限りのドキュメント性以上に、アルバム作品として最高傑作に相応しいほどの名盤だ。鳥肌のスタンディングオベーション、終始鳴り止まない感動の嵐、個人的に「ブレーメン」「さよなら春の日」「アナーキー・イン・ザ・ムジーク」で瞬間最大風速を記録した。圧巻。
DISC2はひねくれた音楽性がストレートに出ている。「すけべな女の子」や「帰り道」の独特のうねりのある臨場感がたまらない。これもまた圧巻。

「アナーキー・イン・ザ・ムジーク」が両盤共収録されている。音楽とはウィーンも京都もジャンルも歴史さえも飛び越えるものだと言わんばかりに。対を成すようなコンセプトだが、どちらも同じ、素晴らしい音楽なのだと。

このアルバムは宝物になる。
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レビュー詳細
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5つ星のうち 4.9 (19件のカスタマーレビュー)
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