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5つ星のうち 4.0 バート・レイノルズ主演&バズ・キューリック監督作品【シェイマス】, 2012/4/23
レビュー対象商品: Shamus [VHS] [Import] (VHS)
☆1970年代のアメリカ映画界は、この男のスカッとしたアクションが席巻していた。その人こそ本作の主人公バート・レイノルズ。あのクリント・イーストウッドとは、ライバル関係にあった。ちなみに2人はプライベートではよき友人らしい。2人とも1970年代はアクションものに多数出演していたが、ここにスティーヴ・マックイーンを加えた、豪華最強トリオのお三方は筆者のゴヒイキの俳優さんだったので、彼らが出演されていた作品の出来映えの良し悪しは区別せずに、のんびりと楽しませてもらった思い出深い時代だった。少し話が迂回するが、B・レイノルズはシュワちゃんやチャック・ノリスといった肉体派アクションスターの元祖であると思う。それはロバート・アルドリッチ監督作品『ロンゲス・ヤード』とコノ映画がほぼ決定づけたと言えよう。とにかく颯爽でカッコイイ。ビクター・パパスという男が、2人組の賊にいきなり襲撃され、妻と一緒に焼き殺される事件が起きる。金と女に目がないヒョウキンな私立探偵マコーイ(B・レイノルズ)の元に、ダイヤモンド鉱山や油田を経営する大資本家ヒューム(ロン・ウェイアンド)から、2人の賊から盗まれたダイヤモンドを取り戻してほしいと依頼される。その裏に隠されていたのは、軍放出の戦車や銃を国際的ブラックマーケットに売りさばこうとする巨大な陰謀が絡んでいた。マコーイはスプリンギー(ラリー・ブロック)という親友の情報屋を使って、パパスの身辺を洗ったらところ、彼とその仲間たちは、リバレッジ輸出という倉庫会社に関係かあることをつきとめた。数日後の晩、マコーイは三人組に襲われてメッタうちにされた上、パパスの事は忘れろと脅しともとれる忠告を受ける。翌朝、リバレッジ輸出会社の社長を訪ねると、昨夜、マコーイが情報を集めるために足を踏み入れた、怪しげな連中が出入りするスナックで知り合ったじゃじゃ馬女アレクシス(ダイアン・キャノン)が出てきた。意外な事に、彼女は社長フェリクス(アレックス・ウィルソン)の姉だった。たいした収穫も得られず、アパートに帰ってきたマコーイの元にアレックスがやって来た。彼女は最近の弟の行動がおかしいから調べてほしいとマコーイに依頼してきた。だが、ヒュームの依頼を受けて以来、身の危険を察知したマコーイは彼の依頼を断る。そして親友だったスプリンギラーを彼らに殺され、内部事情を知りすぎたマコーイもまた命を狙われる…!。という内容だが、コノ映画の最終目的は、あくまでもB・レイノルズがアメフトで鍛えあげたご自慢の肉体を駆使した痛快な大暴れが眼目。展開がモッサリしてスピード感がないのが、いささか痛し痒しで、事件解決の部分もかなりイイ加減であやふやだが、その不満を補っているのが、B・レイノルズのスタントに頼らないガッツあふれる勇ましい全力投球のタフガイぶりである。屋根を飛び越えてはしがみつき、また飛び越える危険な見せ場も結構スリルがあり、軍用車をフル活用した派手なカーチェイスも楽しめる。監督はS・マックイーンの遺作『ハンター』や西部劇風味のアドベンチャー『戦うパンチョビラ』がなかなか面白かったバズ・キューリックが担当。全体的に他愛ない一篇だが、B・レイノルズのハツラツとした魅力によって救われた快作であります!☆。
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このトピックの全投稿1件中1件から1件までを表示
最初の投稿: 2012/05/07 22:25:23:JST
投稿者により編集済み(最終編集日時:2012/05/07 22:25:52:JST)
£±±さんのコメント:
 ゴッドキングエンペラー様。

 お邪魔致します。
 いつも氏の広範なジャンルを独特の節回しで論じられたレビューを楽しみにさせて頂いています。
 特に日本未ソフト化の埋もれた佳作をご紹介頂き、大変参考になっております。

 バート・レイノルズ、監督・主演作のシャーキーズ・マシーンと、アルドリッチ監督の「ロンゲスト・ヤード」等、実に好きな俳優です。
 毛むくじゃらで下品なイメージが未熟な少年時代の私には有ったのですが、実はスポーツ・マンらしい、自分を笑い物にされてもケロリと一緒に笑えっていられる、上品なユーモアを同時代のスターの中では一番お持ちだったのではないでしょうか。
 70年代のアメリカで、素っ裸になっても品位を保てたのは驚異的だと思います。

 長々と失礼をば致しました。
 本作の日本版ソフト化、祈って居ります。
 
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