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今さらながら,
2012/4/29
レビュー対象商品: スラムダンク全31巻完結 [マーケットプレイス コミックセット] (コミック)
名作ですね。その面白さは周知の通りです。
バスケの事をとても深く勉強されていて、試合の流れがバスケ知らない人にもわかりやすく、さりげない用語解説も親切です。
最初と最後で、絵柄が著しく変わりますね。(初めから上手だったけれど)後半は1ページまるまる人物の顔アップ、というコマが増え、後のバガボンドを思わせます。
桜木の父親、安西先生の過去、流川の将来への熱い思い、など、中盤以降、深みのある描写が増えてきて、物語全体に奥ゆかしさを感じさせてくれます。
桜木と流川の、口が悪いけれど、仲間思いなところがステキです。
個性あふれる脇役もすばらしい。牧伸一が、老けてると言われたことを気にして「赤木のほうがふけてるぞ」と言い返すところなんてナイスな人間描写ですね。
山王戦前半で、赤木が、言葉を選んで桜木をその気にさせるくだりも、感動を覚えます。
安西先生の「あきらめたらそこで・・・」は、もちろん超名言。
終わり方も、これ異常ないほど、潔くて。
締めくくりを巡っては、ものすごい葛藤があったことと思います。
完全版よりも通常版がお勧めです。
理由の一つ目は、各話の後の一こま漫画があること。もうひとつは各巻の切れ目。30巻、桜木の「大好きです」の名場面で最終巻に続くところが、個人的には好きだから。
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