1 人中、0人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
エレクトリックでノイジーでケイオスな熱気溢れる発掘ライブ,
2009/11/5
レビュー対象商品: アット・ザ・ユニヴァーシティ・オブ・プエルト・リコ(紙ジャケット仕様)(B0M3601) (CD)
私はあまりサルサには詳しくないので、ライナーノーツからの受け売りだが、本作は、71年8月にプエルトリコ大学でライブ録音。当初はオクラ入りとなっていたが、ココ・レコードを創設し、同じくボンバのラテン・スペシャル・セレクションで紙ジャケ再発された二作のグラミー賞受賞作をプロデュースした、ハーヴェイ・アヴァーンが、二年後にレコード化したものという。
二本のマイクで録音されたとあって、お世辞にも高音質とはいえないが、彼らの熱気は見事パッケージしているとおもう。オリジナル2枚組LP通りに全曲ノーカット。
このあとの二作のスタジオ録音との違いは、エディ・パルミエリがアコピではなく、エレピを弾いていること、そして兄のチャーリー・パルミエリも電子オルガンで参加している事だ。
エレクトリックな装いをこらした彼らのアヴァンギャルでフリーなサルサは、個人的にはさらに興奮度が増していると思う。
解説者も指摘しているが、同時期のマイルス・デイビスのバンドにも通じるような、エレクトリックでノイジーでケイオスなミュージックが爆発している。
こうなればもう、サルサだジャズだ、などと細かいレッテルを貼るのは無意味だ。
マスター・テープからの24bit 96khzデジタル・リマスタリングで、音も迫力と鮮度があって気持ちよい。
ジャケットも厚紙で、解説も情報豊富、いつもボンバ・レコードの復刻には良心を感じる。
レビューを評価してください
このレビューは参考になりましたか?