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無力化を「抜き」で説明。基本−上級−熟練の違いを示す,
2011/3/26
レビュー対象商品: 合気道 絶対に崩せる「無力化」の手順 君にもできる「抜き」の技術(DVD付) (BUDO‐RA BOOKS) (単行本(ソフトカバー))
著者は養神館の元館長の井上強一氏。氏が「抜き」をキーワードに、基本的な技を解説します。
「抜き」を
「相手の力がかかっている方向を直感的に察知し、臨機応変に相手の力をそらすことで無力にする技術」としています。
また、別の言い方として
「呼吸力が最高潮に達し、崩しの動きを瞬時に、そして一挙動で行う技術」とも書いています。
合気道の技を書にたとえ
1)楷書:基本技 −自分と相手の力が正面からぶつかる
2)行書:上級者の技−力の方向をずらす。結果受けの動きがそらされる
3)草書:抜きを使う熟練者の技−仕掛けた瞬間受けは仕手に誘導される
としており、さらに3)を”はずす抜き””そらす抜き””無にする抜き”に分けています。
この1)2)3)の違いを、基本となる次の技について、豊富な写真+DVDで解説しています。
他流派の合気道では少し動きが違うところがあるかもしれませんが、基本技における当身・極め方など非常に細かい解説がされており、この部分は初心者にも参考になると思います。
また、基本技から、上級者・熟練者の技の違いの部分は、上級者にとってヒントになるものが数多くあります。
とはいえ、氏が強調するのは、抜きだけにとらわれず、あくまで基本技が大事であり、基本技をしっかり行うことによって初めて行書・草書に行くことができるということ。ここが一番本書で重要なのかもしれません。
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