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カスタマーレビュー

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ベスト1000レビュアー2015年12月19日
ストーリーは予告をみれば一発で分かってしまうシンプルさ。
元凄腕のヒットマンが最愛の妻を亡くした後、唯一の心の拠り所だった子犬(デイジー)を彼の愛車に目を付けた、ロシアマフィアのドラ息子に殺されてしまう...。
と、この前振りが完了するまで約15分。
後はジョンの復讐が描かれるのみ。

本作はリーアム・ニーソンのTakenシリーズやデンゼル・ワシントンの「イコライザー」等と同様、「邪魔する者は皆殺し」型のアクション映画。
それにしても、愛犬を殺された元殺し屋がNYのロシアンマフィアに戦争をしかけると言う設定は正直「お手軽な動機だなぁ」なんて思ってました。
ところがこの導入部、キアヌ演じる「伝説の殺し屋」の喪失感がちゃんと描けていて、そこからの展開にスムーズに乗っかる事ができました。

本作、はっきり言って「大作」ではない。
世界を股にかけたドンパチが繰り広げられる訳でも、派手な爆発シーンが満載でもありません。
ニューヨークの片隅でロシアン・マフィア組織と孤高の殺し屋との対決が描かれているだけです。
アクションが売りの作品であることは自明ですが、ちょっとユニークな印象の仕上がりになっております。
一番の特徴はやはりアクションの見せ方。
昨今のアクション映画はやたらと細かなカット割りを繋いで見せて緊迫感を出す形式が主流となっている気がします。
スピード感も生まれますしカメラが寄ることでスタント演出の観点からも便利なのかもしれません。
ところが本作は肉弾戦や近距離でのシュートアウトがメインでありながらカメラは引き気味でアクションを拡大して見せるというよりもその流れを丸ごと切り取って見せることにこだわった印象。

これがなかなかに新鮮です。
キアヌ本人がかなりの部分を(本人いわく、90%程度)こなしていることもあって細かなカット割でごまかす必要が無く、観客からすれば激しいアクションを文字通り「目撃」する気分。

作品を通しては約80人をJohnがぶち殺してゆきます(笑)。
そのスタイルは如何にも効率を追求したものでヘッドショット中心。
しかもダブルタップも当たり前といったシビアさ。
普通に考えればかなり血なまぐさいモノになりそうなのですが、なぜか殺伐さは薄い。
それでいてシューティングゲームの様な軽いアクションにはなっていない。
これはキアヌ・リーブスというアクターの持ち味でもあるのでしょうが、人としての喜怒哀楽や痛みもちゃんと感じさせる一方でどこか常人離れした気配があって、人間離れしたムリな描写にも違和感が無い。

それと本作に関して言えば奇妙なこだわりと言うか捻ったユーモアが散見されるあたりもとても面白い。
特にジョンが投宿する「ホテル」がユニーク。
裏社会の人間たちが身を寄せるこの場所に限っては何人たりとももめごとは厳禁。
そのルールを破ると裏社会を仕切る組織による手痛い制裁が待ち受けております。
これを始め、悪党の世界に流れる仁義やルールに基づく世界観が構築されていて意外と深みがあります。

シンプルなアクション篇ながらちゃらけた方向に逃げを打たなかった姿勢は見る側からすると主人公に感情移入もできて好感が沸きます。

今回の好演によってキアヌ・リーブスというアクターの不思議な魅力が改めて認識されることになるのではないでしょうか。
これは続編があってもいいな。

2016年㋁追記:
第2弾となる”John Wick :Chapter 2”は1年後の2017年に公開予定。
舞台はイタリアになるそうですが、ローレンス・フィッシュバーンやピーター・ストーメアや本作にも出てたジョン・レグイザモも参戦。
0コメント|76人のお客様がこれが役に立ったと考えています. このレビューは参考になりましたか?はいいいえ違反を報告
2016年3月5日
日本では遅れて公開された本作もやっと発売されて良かった。
ストーリーは単純明快な復讐劇。開始10分ぐらいで、すべてを説明して残りの時間をすべてアクションに割り振る潔い采配はいいですよね。

肝心のアクションシーンは何故か「ガンフー」と名付けられていますが、この呼び方から「ガン=カタ」的なものを期待しちゃうと肩透かしを喰らいます。
他の方も指摘していますが、たぶん故ポール・キャッスルが考案した近接戦闘向け技術のCenter Axis Relock System(C.A.R System)を基本とし、そこに柔術などを組み合わせたものだと思われます。銃器の扱いなどマグチェンジ一つとってもかなり訓練したあとがみられ、カッコつけつつリアリティも感じられる仕上がりになっており斬新です。

アクションシーンの撮影は昨今のアクション映画によく見られる、素早いカット割りや激しく揺れるカメラを極力少なくしているように感じました。むしろオールドスクールなカンフー映画のように、引きで演者の動きを魅せる感じで好感が持てます。(個人的にあのガチャガチャ揺れるアクションが大っ嫌い!)
徒手格闘が少し弱いところなんかは、台詞で表現するのではなくアクションで「現役を退いた一流殺し屋」をうまく表現していると思います。

続編も決定しキアヌ・リーブス氏の新たな代表作になると良いですね~
0コメント|18人のお客様がこれが役に立ったと考えています. このレビューは参考になりましたか?はいいいえ違反を報告
VINEメンバー2016年4月10日
ジョン・ウィックは亡き妻から贈られた犬をチンピラに殺されて
怒り爆発。チンピラの親父はロシアンマフィアの大物だったが、
親父含めて一網打尽に退治する。ストーリーはほぼこれだけだ(笑)。
メイキングでも脚本は短編だったと言われており、いかにアクション
に「キレ」を持たせられるかが勝負の作品だ。

その点で本作は満点だった。「イコライザー」や「96時間」のような
世界観ではあるが、ジョンの素性が明かされることは最後までない。
マフィアの親父が「ジョン・ウィック・・・」と絶句してしまうところで過去は
理解しろ、ということだろう。マフィア親父との関係は台詞で語られるが、
それ以前の経歴は不明。

だから脚本でも無茶が出来ると思うのだが、とにかくジョンは強い。
銃さばきと柔道&柔術、それにドライブテクニックを活用してバッタバッタ
と敵を倒していく様は爽快だ。ピンチになると盟友が助けてくれるし、
裏社会専用のホテルがあったりするのも楽しい。

またニューヨークで撮影していることで質感も感じた。製作費が安い他州や
カナダなどと比べると、やはり空気が違う。キアヌといえばLA大縦断の
「スピード」になるが、本作はNYCでのキアヌの最高作と言っていいだろう。

特典映像も満載で、技術論ではなく撮影風景が紹介されているので万人
向けなのが良い。メイキングだけで1時間程度収録されている。
それにしてもライオンズゲートは(本作の配給は子会社のサミットだが)最近
面白い作品を続々と送り出している。キャノンやカロルコ、フランチャイズの
ような香りがした(笑)映画会社だったが、ここにきてメジャーな感じを醸し出す
ようになってきた。本作もパート2が出来るそうなので楽しみだ。

探すと脚本の粗はいくつかあるが、まあスキッとしたい方には今すぐ観て欲しい
作品だ。星は文句なく5つです。
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2016年5月15日
キアヌは良いし、とくにサム・ライミ作品「ギフト」(ぼくのオールタイムフェイバリットの一つ)での演技は素晴らしかった。

でも、この映画は「スタイリッシュに人を殺しましょう」 ってだけの作品かなって感想。

スッと殺しゃいいとこを拳闘シーンにして床を転がりあってる(その間つぎの敵はよそ見でもしてるのかな?)し、
敵がパタパタ死んでいくとか、マンガっぽい。べつにマンガが悪いわけじゃないが。

でもアメリカ・アマゾンでは7000のレビューが出ていて理想的な高評価だ。ま、それもどうでもいい。

あ、そうそう、この映画でいちばん感心したのは、音楽の選曲がどれも素晴らしいこと。全曲の曲名リストがほしいくらいだ。
だから、これのサントラにレビューして、「本当に素晴らしかったです」とだけ書けばよかったわけだ。
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2015年12月11日
ストーリーはいたって単純で、元伝説の殺し屋のジョン・ウィックは引退して平穏な
生活を送っていたが、その生活をチンピラにめちゃめちゃにされてしまう。
そのチンピラに復讐を果たすが、そいつはかつてジョンに殺しを依頼いていたマフィアの
ボスの息子だったため、ボスはジョン・ウィックにさまざまな殺し屋を差し向けるというもの。
そのガンアクションのすさまじさ。数あるガンアクションの中でも、これほどまでの
至近距離での撃ちあいも珍しいです。
そして重鎮ぞろいの俳優陣、とにかく見応えあります。
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2016年2月25日
ガンアクション満載で見応えありました。動機が単純明快でストーリー展開も面倒くさいものではないので飽きずに観ることができました。おススメです。
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2016年2月17日
脚本の矛盾とか粗探しのレビューもあるようですが、なんだかんだでキアヌはいつも本気で作品に取り組んでいるように思います。
本作のアクションも本気度120%!妻を亡くした元暗殺者の悲哀と愛するものを奪われた激しい復讐心をうまく表現されていて感情移入できます。
特にワンちゃんが(涙涙。。)ですが年々渋くなっていくキアヌが堪能できます。
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ベスト50レビュアー2016年4月5日
ジョン・ウィックは、元凄腕の殺し屋です。しかし、彼はすでに足を洗っており、社会の片隅で細々と暮らしていました。
そんなある日、 最愛の亡くなった奥さんからプレゼントされた愛犬が、ロシアンマフィアのボスのどら息子に殺されてしまいました。この事件がきっかけとなり、どら息子に対して怒りの復讐劇が開始されたのです。
復讐の鬼と化したウィックは、片っ端からマフィアのボスの手下達をブチ殺していきました。
この殺戮シーンは一見の価値があると思います。
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2016年5月4日
子犬1匹殺され怒り狂った主人公が容赦なく100人ちかくの人間殺しまくる超復讐劇です。面白いから星5つ。
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2016年5月24日
広告だけ見ると昨今のアクションを考えてしまいますが、これは少し毛色が違う。
それだけを期待してみる人にはおそらく低評価になってしまうでしょう。
アクションだけ見るならば、まず非常に最近のTPSゲームなどの主人公的な作り方です。
カメラは終始引き気味で、主人公は次々アクションを繰り出し敵を皆殺し、しかし人間だから時々隙やスタミナ切れがある。
スタイリッシュというより、比較的泥臭いアクションであり彼や監督の出世アクション映画、
マトリックスが塗り替えたアクションシーンの流れ以前のものへの強いリスペクトを感じます、
もちろん、カースタントなど含め最近の映像の見せ方も研究されているので、まったく古臭さはありません。
ただこれを万人が受け入れるかどうかは難しく、派手さがないのでまさに好きな人は好きというものになっています。
個人的には大好きですね。

この映画はキアヌ自身以上に周囲の俳優たちの演技のレベルが映画の評価を大きく上げています。
キアヌは好きな俳優ですが、個人的に痛そうな演技をしたら天下一品じゃないかと思っています。
そこに今回の悪役を含めた演技派たちがいろんな色を追加してゆくという感じでしょうか。
最初のターゲットである、小物の息子を初め皆キャラがわかりやすく演じきっており、これもゲーム的であると感じます。
ビジネスライクなものや友情的なものなどみなすばらしい。
しかし、そんな中主人公と最後の悪役だけが少しずつぶれていきます。
最初は悲嘆にくれるばかりの男が、復讐の過程で結果的に生き生きとし始めていく、
本来ビジネスライクな仕事だろう殺し屋をやめて、愛するものとの人生を選んだという時点でこの映画のほかの登場人物とはかけ離れています。
そしてボスである男も最初は冷静な様子だったのに、主人公の復讐に巻き込まれていって破滅的になりつつ最後には男同士の死の喧嘩を選択します。
どう考えてもボスが勝てる要素が見えないのに徒手空拳になって戦うシーンは、
視聴後ゲームのCODなど最近のAAAタイトルのラスボス戦が近接になったりすることを思い出してしまいました。
だがそれがいい!!最後まで破滅的にかっこよく死ぬのはやはり創作物におけるロマンです。
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