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カスタマーレビュー

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5つ星のうち4.7
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2013年10月16日
CD化して間もなく何十年も前に持っているものがあまりにも音が悪く
結局、レコードばかり聴いておりました。
この度、NASに入れる前に試しに当CD購入してみたら格段に音質が
良くなっていたので、とても嬉しいです。
大切な初回プレス版のレコードがこれからも長持ちしそうです。

僕が始めてリアルタイムで買ったポールのアルバムでした。
カセットテープに録音したこのアルバムをウォークマンで聴きながら毎日
深々と降る雪の中をアルバイト先に向かって歩いていた頃を
思い出す青春の1枚です。
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2007年12月1日
ビートルズに最もハマったのは中学生の頃。当時の自分は完全にレノン派で、
特にウォルラスやレボリューションNo.9など前衛的とも言われた曲を愛聴しており、
ポールのソロ作品はメロディアス過ぎて、最初はいいのだが、飽きやすい・・・
などと感じていた。なので、当時購入したこのレコードも、すぐに聴かなくなった。
当時は若者特有の苦悩や深刻さを抱えた人間であったため、
レノンの詩のメッセージ性や悲劇性に強くひかれていた部分も大きかったはずだ。
そしてその後、私は、ザッパやジョン・ケージなどの現代音楽方面へ突き進んでいく。

レノンを聴くと「悲しみ」と「崇高さ」を感じるが、ポールのメロディからは
「いたわり」と「優しさ」を感じる・・・「真の意味で」そう思えるようになったのは、
だいぶ年をとってからである。最近、ボブ・ディランが「真に僕が畏敬するのは、
ポール・マッカートニーぐらいだ」などと発言したり、桑田佳祐が
「無人島に一枚だけ持って行くとしたら、ポールの「ラム」を持って行く」と
発言したことなども、今では非常によくわかる。

そんなポールのメロディ・メーカーぶりが最高に発揮されたアルバムの極北とも
言えるのがこの作品だ。1980年12月8日に射殺されたジョンの死を、小野洋子からの
電話でいち早く知ったポールはウイングスのレコーディングセッションをいったん
休止し、81年4月に再開するが、同月中にウイングスはついに解散してしまう。
そうした心境と環境の激変を経ながら3年をかけて制作されたポール個人名義のこのアルバムは、
プロデューサに(ビートルズ時代と同じ)ジョージ・マーティンを迎え、
せつなく痛ましくも、メッセージ性とポールの芯の強さと陽気さにささえられた
きらびやかで美しい作品群となっている。個人的には、1曲目のタイトル曲と
2曲目Take It Awayのつながり方と展開に、無上の快感を覚える。
ポールのメロディは、今良く聞き直せば、飽きやすいどころか、汲んでも汲み尽くせない
美に満ちている。30年後、50年後と、後年ますます評価されていくことになるのではないか。

なお、日本語版の歌詞対訳で、2曲目のTake IT Away.を「それを取り去っておくれ」と
訳しているが、これは「さぁ、(演奏を)始めてごらん」が正しい訳であろう。
テレビなどで司会者が、演奏の始まりでいう決まり文句(「では、演奏をお願いします!」)
なのであるが、翻訳時の辞書にはこうした訳が載っていなかったのであろう。
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2005年9月30日
僕が最初にリアルタイムで買って聴いたビートルズのメンバーのソロアルバム。それだけに思い入れがないといえば嘘になるが、それを差し引いても、ここには「ただのいい曲」がたくさん入って入る。普通の人の感覚で平和を詠んだタイトル曲。ソウルマニアの友達がエンディングを絶賛したTake It Away(もちろん曲もいい)。ほの暗いメロディに切実な歌詞、しかしポールらしい前向きさを失わないSomebody Who Cares。ひたすら楽しいBallroom Dancing、そして個人的にはポールのソロ時代のベストバラードに挙げたいWanderlust。これだけあっては、S・ワンダーとのデュエットで話題を読んだEbony And Ivoryが普通の曲に聞こえてしまう。いい曲を聴いて歌うことの楽しさがこれほど味わえるアルバムは、ポールでも珍しい。願わくば、CD化を機に、Ebony~のポールが1人で歌うヴァージョンと、屈指のB面の名曲Raincloudsを入れてほしかった。
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2003年8月9日
日本での逮捕、ジョン・レノンの死、ウィングスの解散など様々な出来事が続き、80年代を最悪のスタートで迎えたポール・マッカートニー。だが、それらをすべて吹き飛ばしてしまうような仕上がりとなった82年の大傑作アルバム。楽曲、演奏、構成どれをとっても文句のつけようがない。
ポール独特の憂いを湛えたサウンドは限りない優しさで聴くものを包んでくれる。まるで達観したかのような歌詞も素晴らしい。才能の赴くままに突っ走ってきた60年代、音楽をする楽しさを追求した70年代を超えて、真のアーティストとして人々に向けた音楽を作り始めた記念的作品でもある。
ポール・マッカートニーは数々の危機に遭遇しても、その度に力強くそれらを乗越え前進してきた人である。そしてその歩みは!いまだに止まる気配すら見せない。そんなポールを象徴するような作品としてこのアルバムを第一に挙げたい。
他にこのようなアーティストを私は知らない。
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2008年10月10日
発売から数年、嫌になるくらい聴いた。おそらくポールのソロではもっとも聴いているとおもう。おもえばあの頃は時間がゆったり流れていたような.....

文句のつけようのないアルバムだとおもう。最高傑作候補の最右翼。かといって敷居もたかくなく、マッカートニー初心者にも自信をもってすすめられる。そういう点では文句無しにNO.1。ビートルズしかきいたことないファンのソロ入門としても最適だ。
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2015年10月3日
内容の評価は多方面で語られているので割合させて頂いて・・・リミックス版を聞いてみた感想です。

個人的にTug Of Warのオリジナルミックスには少々不満があって、ポールのボーカルがオフ気味、またドラムもオフ気味でちょっと平坦な(あまり立体的ではない)印象があったのですが、今回はボーカルがかなり全面に出てきており、またドラムなども強調されたミックスになっていました。オリジナルミックスに慣れた耳だと最初はやや違和感があると思いますが、全体的にベールが1枚取れた様な感じでよりクリアになり、概ね良いと思いました。

ボーナスディスクのデモ集はブートよりも当然音質が良くなっていますし、1993年リマスターの時には見送られたRainclouds(名曲!)やI'll Give You A Ring、Ebony & Ivoryのソロバージョンも初収録されているので、ファンなら『a must!』の2015年版Tug Of Warです。

【追記】
今回のリイシューにあたり各曲演奏者のクレジットが一新されているのですが、旧版ではBallroom DancingのドラムはPaul、WanderlustのドラムはAdrian Sheppardになっているですが、本版では両曲ともRingoがクレジット(WanderlustはAdrianと両者扱い)されています。旧版と本版、どちらが正しいのでしょう?(まさかBroad Streetのデータと混同していませんよね?Broad Street収録の両曲はRingoがドラムなので・・・)
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ベスト1000レビュアー2007年9月8日
82年作。ウィングスを活動停止にして「マッカートニー2」にて軽く一仕事してから、老師ジョージ・マーティンをプロデューサーとして迎えて製作されたこれだけでも豪華なアルバム。当初はウィングス名義で製作されていたものの、ジョンの射殺という大きなハプニングが起こり、ライヴ活動の停止からウィングスは解散、ソロ名義での発表となった。よって初期のレコーディングの作品にはデニー・レインのギターも聴かれる。ジョージ・マーティンの参加は恐ろしいほどの効果を上げており、ストリングスやブラスなどが生き生きと響いていて感動的だ。特に2.のブラスはウィングスらしいフレーズながら聞こえ方が全く異なる。1.のストリングスも言うまでも無いほど素晴しい。ティーヴィー・ワンダーの参加した4.はそのままブラコンで、今まででは考えられない佳曲。5.はジョンに捧げられた曲。ポールのお気に入りの8.は壮大で美しいバラード。9.にはポールのアイドルの一人だったカール・パーキンズが参加。12.は全米1位になったスティーヴィーとの共作で、鍵盤の黒鍵と白鍵を人類に例えて世界の調和を歌った名曲である。ちなみにこのアルバムは当初は二枚組で計画されており、次作のマイケル・ジャクソンの共作などを含む「Pipes Of Peaces」はこの時のセッションをそのまま収録したものである。確かに二枚組で出したら豪華すぎですよね。ちなみに本作の収録曲のいくつかはサントラ盤「ヤァ!ブロード・ストリート」にて再演されているので、そちらも注目です。
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2015年3月14日
ポールの最高傑作とされるのは、かの有名なBand On The Ranですが、アルバムとしてこれを超えるのはこのTug of War以外になし。”アルバム”の価値が無くなった今だからこそ、Sgt.やAbbey Road、そしてBand On The Ranの凄さを聴くごとに感じるが、このTug of Warは名盤100選に必ず出てくるようなこれらにに負けない作品。近々、例のアーカイブシリーズでいよいよリマスターが発売される見たいなので、それを心待ちにしています。初めてこのアルバムを手にしたのは・・・中古レコード店でジャケットに惚れてだったな。レコードやCDは2000枚近く購入したが、その中でもBEST5?いや3?・・・に入る本当に大好きなアルバム。
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2004年2月6日
全曲中1曲として駄作なし!ともすればスティービー・ワンダーとのコラボレーション「エボニー・アンド・アイボリー」が話題の中心になりがちだが、そんな事はなくこの2曲が入っていなくとも歴然としたポールの最高傑作だ。タイトル曲「タッグ・オブ・ウォー」から「テイク・イット・アウエィ」に続くメドレーは完璧だし、「ワンダーラスト」や「ボールルーム・ダンシング」などシングルになっても何の不思議もない佳曲が並ぶ。先のスティービー・ワンダーの参加が目玉になってはいるが、旧友リンゴ・スター(ドラムス)や師匠ジョージ・マーティン(プロデュース)の参加も忘れてはならない。このメンツにより、正にビートルズ・サウンドが再現されていると言っても過言ではないのだ。もっと言えば、ポールの他の作品やジョン、ジョージ、リンゴの全作品と比べても「これほどビートルズを彷彿させるアルバムは他にない!」と言い切れるのではないか?73年発表の『バンド・オン・ザ・ラン』もこのアルバムに勝るとも劣る事はない。が、『バンド・オン・ザ・ラン』はウイングスというグループの作品でありポスト・ビートルズを目指していたのに対し、この作品はネオ・ビートルズ・サウンドそのもなのだ。80年代にFAB4が存在したとすれば、きっとこのような「音」も聴かせてくれたに違いないと思う。だからこそ「ヒァ・トゥディ」といったジョン・レノンへのトリビュート・ナンバーもストレートに心に響くのであろう。※このリマスター盤にボーナストラックを入れていないのも自信の表れであろう
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2003年2月8日
この前のポールの日本公演(私は行けなかった…)で演奏してた、ジョンへの"Here Today"は、切ないメロディーと、"If you were here today"というフレーズに涙が出てきます。私としては、"Wandarlust"のメロディの美しさとスケールの大きさに感動。スティービー・ワンダーとの"What's That You're Doing?"は、本人たちの楽しさが伝わってくるようで好きです。それと、ポールが時代の変化に柔軟に対応して、いろんなサウンドを採りいれている姿もけっこう私としては好きですよ。この辺りは賛否両論あるところだと思いますが。
どの曲も手抜きなしで、ポール・マッカートニー名義のアルバムの中でも特にクオリティの高いアルバムだと思います。
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