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カスタマーレビュー

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2016年5月6日
開始から1時間30分は辛い、とても辛い
つまらないのではない、主人公が精神的に追いつめられるのを観てるのが辛い
鬼教師が単純な悪人か、逆にスパルタの末にやりきったら抱きしめてくれるような人物か、どちらか分からない(結局どっちでもなかった)から余計につらい
主人公以外は心理状況をつかめるキャラがほぼ居ないので観客は嫌でも自分が追いつめられているような気持ちになる
だからこそラスト10分の主人公の怒涛のプレイは思わずドラムに合わせて手を動かしてしまうほど興奮した
でもあれは主人公がフレッチャーに打ち勝ったというより、主人公がフレッチャーと同じ狂気の世界に入ってしまったように思えた
ラスト間際のフレッチャーの表情は勝ち誇るでも無く、負けを認めるでも無く「こいつは俺と同じ世界の人間になった」という確信に近いものだったからだ
隙間から除く父親の表情も息子が怪物になってしまったことの恐怖みたいなものが現れてたように感じた
私はジャズが好きですが”音楽が好き”なら観て損は無い作品だと思います
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本作品の粗筋は既に他のレビュアー諸氏が書かれておられるので、筆者は「別のこと」を書く。

本作品の冒頭で、主人公ニーマン(マイルズ・テラー)が彼の父親と、映画館で一緒にレーズン入りのポップコーンをつまみながら視聴している映画が、
「男の争い(あらそい)」(1955年)というフランス映画(原題:DU RIFIFI CHEZ LES HOMMES)であり、米国では「RIFIFI」名義となっている。

「RIFIFI」とは、フランスのギャングが使う隠語で、「出入り」、「喧嘩」、「闘い」という意味を持っており、
また、邦題の「争い」を字引で引くと、「相手を屈服させようとして闘うこと」とハッキリ書いてある。
つまり、
「これから、ギャング同士の争いが始まるんですよ、覚悟はいいですか?」
と、御丁寧にも念を押してくれているのである。
勿論、ギャングとは、ニーマンとフレッチャー(J.K.シモンズ)のふたりを指しており、
その他の登場人物は、ニーマンの父親にしても、ニーマンの初めて出来た女友達にしても、バンドのメンバーにしても、「書割」程度の存在意義しかないのだ。

ニーマンが一時演奏から離れ、手持ち無沙汰にしている描写が、
演奏の魔性を知ってしまったニーマンが、もう二度と「堅気」には戻れないことを、よく表現している。

本作品だけに限らないが、本作品の脚本は実に論理的に考えられていて、無駄な描写が唯の1秒も存在しない。
物語はちゃっちゃと明確に明晰に明瞭に進行し、スポンサーに本作品のプレゼンを行う際、スポンサーとの質疑応答も何ら問題はなかったであろう。

最初はフレッチャーから「むち打ち」(本作品の原題:Whiplash)される一方だったニーマンが、
血みどろになりながらフレッチャーを徐々に圧倒し、最早フレッチャーはニーマンの演奏に頷くことしか出来なくなる。
何とニーマンはフレッチャーまでも「書割」に変えてしまうのだ。
残るのはニーマンと最高の演奏のみ。

ギャング同士の争いの「行く末」なんぞ、
堅気さん(視聴者)が知る必要などない、と言わんばかりに、スパっとエンドロールが流れる、「見切りどき」の見極めもいい。

瞬く間に過ぎ去ってゆく、夢のような107分。
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2016年5月12日
まず、若輩ながら私はジャズが好きです。
この映画の批評をめぐる記事を読み、この映画を知りました。
公開している劇場が地元には無く、大音量で鑑賞が出来なかったのが残念ですが、レンタルして鑑賞しました。

まず、映画的な部分から…
この映画の編集はとにかく無駄が無い編集だと思いました。
映像的にも、シンバルの怪しい輝きや氷水に手を突っ込んだ時の血の広がりが、すごく悪魔的でこんな映像見た事無いと思いました。
映像全体に毒々しさ(ピザデートのシーンは微笑ましいです、ニコル可愛いです)を感じます。
交通事故のシーンはリアル過ぎて、久しぶりに、本気で怖かったです。
実家帰省のシーンは、なんだか生々しい親族のやり取りに吐きそうでした…
無駄なシーンが何一つ無く、それぞれのシーンに必ず意味があり、すごく濃密な映画鑑賞ができます。

音楽的に…ですが
まず特典のインタビューを見る限り、音楽をやっていくにはどこまでやるべきか?偉大になるにはどこまで犠牲にすれば良いのか?という考えが根っこにあるようです。

怒りの籠もった激しいジャズが聴けます。
ジャズ好きの先輩方は気に入らないようですが、私は気に入りました。
演者のマイルズテラーさんもドラムお上手ですね、ドラムの音の粒が綺麗で、ラストの演奏含め、素敵でした。
低予算、短期間という条件ですごい映画を造ったなと感動しました。

ここからは個人的な意見なのですが…(長くなります、興味なければ引き返してください!すみません!)

フレッチャーは酷い教師です、それは誰が見てもそうだと思います。
ただ、音楽大学の教師は超スパルタと聞きますし、現実に無いとは言い切れない存在だと思います。

フレッチャーは、音楽を志す若者の心を折るような教師です。
それは悪かもしれないです。
ただ、鑑賞後に色々と考えていて。

正しい技術を指導しているシーンは無いので、ただ罵る最低教師という印象になってしまいますが。
生徒個々で練習する時間はあるし、教本にいくらでも正しい技術は載っています。

「自覚の無さが命取りだ」

と、フレッチャーは言っていました。

ミスの無い演奏は、教室に入る前に出来てるのは当たり前の事だろ?完璧にやれ!ボケェえええ!!(禿接近!)って事かしら…。

もし自身が音楽学校の生徒で、音楽学校を卒業した後の事を考えたら少し考えが変わってしまいました。

プロデビューも難しいのに、フレッチャーの指導で心が折れてしまうようでは、音楽で食っていけないのでは無いのでしょうか。
音楽業界も不況と言われており、はっきり言ってジャズ愛好家には古典的なものしか受けなく、新しい挑戦がなかなかできない、衰退していくジャズ界で金を稼ぎ飯を食っていくには強靭な心が必要だと思います。

カーネギーホールでアンドリューが一瞬客席を見るシーンがありましたが。
あれは、フレッチャーより恐ろく厳しい大衆というモノたちがフレッチャーの背後に待っているという意味…ではないと思いますが。
私はそういうふうに捉えてしまいました。

フレッチャーは人種差別や家族の事を持ち出して様々な言葉で罵倒してきます。
アレはプロとしてデビューし、目立てば目立つほど湧いてくるものだと思います。
音楽掲示板や音楽で語らう場で音楽とは関係ない、奏者や歌手の容姿や人種などを叩いてくる輩がいたのを覚えています。
音楽とは宗教みたいなものなので、気に入らない他の神(アーティスト)の短所を見つけてこき下ろす輩もいます。
現代はツイッターやゴシップ誌などでアーティストに神秘性が無くなりかけている時代だと思います。
より短所を見つけやすく叩かれやすい時代になりました。
音楽以外でも鬱陶しい輩や心ない言葉に頭を悩まさなければいけません。

才能があるのに音楽をやっていて、未だ目が鳴かず飛ばず、金も入らず明日の飯にも困る。
周りの友人は結婚して家庭を作っている、自分はどうだ?焦る、焦って進む。
売れないまま歳を重ねていくと、次第に周囲の自分を見る目が見下すような目に変わっていく。
そんな状況だったら貴方はどうします?

なぜ音楽を続けるのか?

誰かにそう言われてしまうかもしれない。
そこでプロを目指す、またはプロとしての活動は諦めて、仕事両立して趣味として音楽を続けかもしれませんね。
それが人間として幸せで最良かもしれない。
音楽を楽しく安心してやっていける。

でも、消費した時間は戻ってこない。
音楽に費やした時間を美談として語る事もできるけど、もっと有意義に使えたかもしれない。
もっと恋をできたかもしれない、楽しい事を見つけられたかもしれない。

そう考えるとフレッチャーの指導方法って悪いとは言えないかもしれない。
音楽で食っていくという、修羅の道への門番としてフレッチャーは立っていて、志を砕くなら早々に砕いてしまったほうがいい。

たくさんの生徒に慕われる先生って、優しくて怒らない先生ですよね。
これは捻くれた見方ですし、先に謝っておきます。

優しい指導は怒る指導より、お金になる指導方法でもありますよね。
何たって生徒が離れて行かずに、ニコニコ笑って自分を信頼して指導を受けているんです。
指導をゆったりさせて、技術の進歩を遅らせて、たくさんの生徒を抱えて、効率よく授業を回し、金を絞り取る…なんて事を意図的にやっていたら、これこそ音楽を志す者への侮辱、極悪行為です。

優しく指導するのも方法の一つです、気の合う先生の指示を受けて、技術の上達も早ければ最高、文句もないでしょう。
ただ、後々プロになるなら、競い合うステージは同じ。
才能もあって技術もある、けれど売れるかは分からない。
プロの音楽家は音楽でメシを食っていかなければいけない(現実には批評家や教師になる道もありますが、奏者としての時間が減ってしまう)

使いもしない技術は無駄でしかない。

折れてしまったとしても音楽を愛しているならば趣味として続けて、より良い仕事に就くための時間ができる。

アンドリューは偉大な音楽家になりたいと言っていました。
音楽で飯を食っていくだけではなく、偉大な音楽家になりたいと。
もう既に、ジャズ界には偉大な巨人がたくさんいます。
アンドリューの憧れるバディリッチもその一人。

既に高い高い壁がある中でどうやってそれを超えるの?

アンドリューは、今はとにかく狂ったように練習するしかないとドラムに没頭します。
アンドリューには音楽しかないし、偉大な奏者になりたい、それ以外は考えられない。

アンドリューはとにかく認められたい欲求が強いのだと思います。
母親が幼少の頃に出て行ったというのも、認証欲求が強そうなキャラクター造形になっていると思います。
親族との会食シーンは父親は本当の意味で味方では無いというのがハッキリと分かるし、アンドリューの孤独がより強く分かるシーンでした。
本当、吐きそうでした。

人がたくさんいても、孤独が弱まる事はない。
その時間は無駄だし、音楽のために費やしたほうが良い。
彼女も捨てて、友人を敵として見る覚悟もして、音楽に向き合ったけど膨らみ過ぎた認証欲求のせいで、結局はどうしようもない結果になった。

修羅の門からは弾かれたけど音楽への想いは捨てきれないまま生活している時に、フレッチャーとの再会。

大きなチャンスの殻を被った猛毒の復讐をフレッチャーから受けたアンドリューはステージを去りかけた。
父親は抱きしめてくれたが、アンドリューはまたステージに戻っていく。

キャラバンの演奏の後半のソロシーンは初見時にジャズが好きだからか、拒絶反応が出ました。
怖い…これ、ジャズか?と思いました…間違いなくジャズじゃないんだと思います。

どんなジャンルにも当てはまらない、アンドリューの怒りが籠もった音楽でした。
それをフレッチャーが上手く調整していく…スネアロールからの後はまた違う音に聞こえました。
嵐のようなドラム演奏の後にフレッチャーとアンドリューの目線が合う。
このシーンは何て言っているのか、映ってないので分からないですね。

私は「お前を、認めるよ」だと思います。

映画の一番いいシーンで映画が終わりました。
観客の反応も映らないし、あの後どうなったのかも描かれません。

映画は終わってしまいましたが。
あのラストシーンでアンドリューは修羅の道に入る前の通過儀礼を終えたのだと思います。

あれだけの苦行を受けたアンドリューは、音楽を諦める事はないと思います。
偉大になれるかは分かりませんし、技術的にも、どこまでいけるのかも分かりません。
ただフレッチャーにも折る事ができなかった強い心がある限り、音楽の世界に在り続けようと戦い続けると思います。信じてます。

最後に、
ジャズに対して愛が無い、最低の音楽映画という感想があるのも分かります。
ジャズ愛好家からは不評が多いです。

アンドリューは音楽に執着しています、でも愛=執着とも言えますよね。
アンドリューは音楽を復讐の手段として使っているかもしれません、でも音楽の道を歩み続けていれさえすれば、いつかは心が変化していくと思います。
古今東西の偉大な音楽家たちが最初から純粋に音楽を愛し、人間の負の感情を抱かず音楽に接していたとは思えません。

粘って、引き離されて、もうダメだと思っても、踏み止まり努力する。
血なまぐさくて凶々しい音楽映画です、私はそれでもこの映画が好きで、素晴らしいと思える映画です。
サントラもDVDも購入して何度も鑑賞しています。

まだ25ですが、今のところ人生のベスト1の映画です。

最後の最後に
この映画のせいでジャズを知らない人が、ジャズに悪い偏見を持って聴いてくれなくなる、本当のジャズの魅力が伝わらない悪害映画だという意見をリアルで聞きましたが…。

私はジャズ初心者にウンチク垂れ流すジャズオヤジのほうが悪害だと思います…っていうか、間違いなく悪です。

たくさんの人にジャズを聴いて欲しいと思います。
だからこそ、知識の無い人には、アレコレ勧めたりせず。
ジャズは良いですよー、知識無くてもTSUTAYAでどれでも軽く手に取って聴いてくださいねー。
と言うのが良いと思います…偉そうにすみません

深読み乱文失礼しました。
これは間違いなく良い映画です。

追記5/22

調べていないので確証はないのですが、序盤に出てくる映画館…恐らくマイケルジャクソンのスリラーのMVに出てくる映画館なのでは?!
繰り返し見ると発見も多いですね
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2015年8月15日
(ネタバレ有)
おそらく近い未来には2014年を代表する1作として、
記録される映画であることは間違いない。

主人公のアンドリューはアメリカ最高の音楽学校であるシャッファー音楽学校で
偉大なドラマーになるという夢を抱いている青年。
ある日学校内で最高の指揮者であるフレッチャーに認められ、最高峰である
彼のスタジオバンドに選ばれることとなる。
しかし、フレッチャーのバンド内での激しい指導、人格否定を超えて、
彼は狂気にとりつかれたようにドラム練習に没頭するようになり・・・

まずこの作品が面白いと多くの観客に絶賛されたポイントは3つあると考える。
1つとして、
スポ魂的な展開で主人公および周りの奏者を追い込んでいく展開があげられるだろう。
単純に奏者のランクがフレッチャーの鬼基準のもとで上下する。
それがまるでこの映画では世界のすべてであるかのように、錯覚してしまうくらいスリリングで面白い。

アンドリューは第1奏者というランクにこだわり続けるあまり、ある悲劇的な展開に
巻き込まれていく。そういった点を含め、フレッチャーバンド内でのランク争いが面白い。

第2のポイントは、J・K・シモンズ演じるフレッチャーという
とにかく強烈で、かつ何を考えているのかが分からない男がこの映画の画面を支配し続ける点だ。

この映画のうまいところは一見強烈な彼が生徒の娘に仲良く話しているシーンや
生徒が自殺した知らせを受け、涙を流すシーンなどを挿入することで、
フレッチャーという人間がどのような男なのか掴めなくしている点だ。

彼の人間性はラストにアンドリューに行う仕打ちによって明確化される。
「お前俺を売りやがったな」というセリフはスタジオバンドで偉大な奏者を生み出すという
狂気にとりつかれた(ある意味アンドリューと同じ)男であるということの証明でもある。

第3のポイントはラストの展開と演奏。これに尽きる。

この映画を一言でまとめるのは難しいが、ジャズという音楽で成功することに狂気的に
とりつかれた2人の男の争いと、魂の共鳴を描いているのではないかと感じた。
最初から最後までこの2人は似たもの同士なのである。

アンドリューは一度フレッチャーのバンドでドラムにのめり込み、悲劇的な結末を迎え、学校を去った。
フレッチャーと再会し、フレッチャーのあるどんでん返し的な仕返しに、1度ならず2度、ジャズを離れそうになる。
おそらく彼はあのままジャズを捨て、父親のように平凡な人生を送る方が、幸せであったに違いない。

だからこそラストでアンドリューがフレッチャーとセッションしていくシーンはその演奏それ自体が
パワフルでエモーショナルな場面であると同時に、
彼が再びジャズという狂気に取りつかれていく悲劇的ともいえる姿に背筋がぞくっとするような奇妙な感覚を覚えたのだ。
(あの映画で音楽の世界とは違う世界で生きている父親がアンドリューの演奏を見ている
表情がまさにそれを表している)

長々と書いたが、上記3ポイントから「セッション」は単純に面白い作品であり、
2014年度を代表する1作であるのは間違いない。
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2016年5月17日
皆さんレビューが長くて、思い入れの強さがわかりますね。

わかりやすく、丁寧に作られている映画だと思います。

ラストのラスト、日本式にで言うなら師匠と弟子が、他人や肉親ですらわからない次元で邂逅する一瞬に鳥肌が立ちました。

こういう視点で音楽を描き、無駄なくまとめきった脚本、編集、監督の手腕に脱帽です。賞賛されているJKシモンズはもとより、思春期の危うさを全身で表現したマイルズテラーの演技も良かった。

2014年サンダンス映画祭のグランプリを取った作品ですが、サンダンスで評価された作品に外れ無し、の印象がまた強くなりました。
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2015年8月22日
有名音楽学校の最高の楽団を舞台にしたよくある学園サクセスストーリーにあらず!ボクは
どこかで「愛と青春の旅立ち」のような「最後は師弟の絆」とか「彼女も手に入れる」とか
甘い希望をもっていましたが、見事に打ち砕かれました!

フレッチャーのしごきも多くの説明がなされません。ニーマン同様その「理不尽」に無理やり
押し切られます。だからと言ってニーマンに同情的になるかというとそうではありません。
ニーマンは「理不尽」に対抗するために自らも「理不尽」になっていきます。

この対決の図式一本にスポットを当てたのが最大の勝因です。しかもその対決がジャズドラム
という設定!
理不尽な恐怖という意味では、ジャンルも演出方法も全く別ものですが、ボクはスピルバーグ
の「激突」を思い出しました。

ネタバレではいけませんので細かくは書きませんが、ボクはラストの10分では鳥肌でした。
冷静に考えれば荒っぽい映画ですが、その分もの凄いエネルギーと勢いを感じます。鑑賞後に
こんな気持ちになった映画は久しぶりです。

人それぞれ好みはあるかと思いますが、それも映画の楽しみです。一見の価値ありです!
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2016年4月5日
人間性あふれる作品でした。劇場で3回鑑賞、ついにブルーレイも購入してしまいました。
人間味あふれる登場人物が非常に魅力的で何度も見返しても飽きません。
私はこの映画では"人間性"、"競争"がテーマに思えました。

この映画を鑑賞して以降他人についての考え方がガラッと変わったような気がします。人の価値観について、また生きる上での競争などに敏感になりました。心に深く食い込む大好きな映画です。
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2015年10月28日
監督が自身の体験をもとに、映画的にアレンジを加え丁度いい感じに仕上がってる。

僕はあまり音楽を扱った映画は好きではありませんでしたが、予告を見て「なんか新手のスリラーかな」と思ったのがきっかけで観ました。

jazzとかには興味があまり無かったので、マイルズ・テラーの練習した演技中の演奏には違和感なんて感じないし、むしろ音楽に興味がない人でも楽しめるようになっていると思う。

別にjazz好きのためだけの映画ではないだろうから、細かいこと気にせず楽しめたもん勝ち。

あくまで監督自身の体験を映画に加え、観客に伝えるというのがこの映画で、jazzの技術や素晴らしさをテーマにしたものではないように思う。
0コメント|8人のお客様がこれが役に立ったと考えています. このレビューは参考になりましたか?はいいいえ違反を報告
2016年4月14日
映画館で観て欲しいと思って買いましたがやっぱり良かったです。
0コメント|1人のお客様がこれが役に立ったと考えています. このレビューは参考になりましたか?はいいいえ違反を報告
2015年8月11日
まばたきが出来なかった。飲み物を手に取れなかった。イスに寝そべることが出来なかった。
ありとあらゆる、文字通り音を立てることが出来なかった。彼の─ フレッチャーの前では・・・

"偉大な演奏家になる"という夢を持ち、全米一の音楽院の中でも最高峰のバンドの一員となった主人公ニーマン。
彼を待ち受けたのは、"完璧"のみを求め、次世代のチャーリー・パーカーを育てようとするフレッチャー教授の壮絶なレッスンだった──。

音楽版"フルメタル・ジャケット"と評されたそのシゴキは、観ているこっちにも飛び火しそうで、本当に物音を立てたくありませんでした。
少しでも音を立てるものならば、J・K・シモンズ演じるフレッチャーが、バンドの外側の、映像の向こう側の自分達に向けて「私のバンドを邪魔するのか?」と問いただしてくるような気さえしたのです。
フレッチャーが出ているときは、映画館内が静まり返り、飲み物をすする音さえ聞こえないように感じました。
画面の中の出来事なのに、ここまでヘビににらまれた気分は初めてです。

エンドロールに到達した瞬間、思わず立ち上がって歓声を上げそうになりました。
最後の瞬間を味わいたいがために、4度も映画館に足を運んでしまいました。こんなのは初めてです。

血気迫った演技のほかにも、卓越したカメラワークやカット、フォーカスが本当に美しい。楽器をケースから出して、楽譜をセットするだけなのに、明らかに雰囲気が違う。
何分にも及ぶ練習シーン・本番シーンを、奏者や楽器の隅々までを凄くタイトに魅せてくれるおかげで、まったく飽きが来ない。
それだけでなく、ほんのごく僅かなカットでどれほどに魂を削って演奏しているかが物凄く表現されているように感じます。

金管楽器の特色である"金色"を画面全体に飽和させ、バックの黒・こげ茶と光を合わせることで生まれたジャズとしての統一感も見事。
この作品の監督、デイミアン・チャゼルが脚本を務めていたグランドピアノでは、全体的に黒と白でシックにまとめ、ピアノの主役感を押し出していましたが、
本作ではそれに加え観客までも消し去ってしまうことで、完全にバンドのみに焦点を絞っています。

"才能VS狂気"と、2人はまるで別のように表現されていますが、主人公ニーマンもフレッチャー同様、同じ穴のムジナであるように感じます。
偉大になるためには孤独でもいい、むしろ孤独のほうが視野を広げる必要もない、というニーマンの気持ちが随所に表れ、なれ合いを嫌い、人としての尊厳を失いながらも音楽を追求する彼の姿は、まさにフレッチャーと表裏一体。

究極の音楽を目指し、突き進んでいく2人。打ちつけられ、見せつけられ、突き放され、それでも喰らいついて、そして...

この映画に言葉なんかいらない。

音楽じゃなくても、一度でも夢を追っている・追っていた人間であれば間違いなく息を飲む瞬間は何度も何度も、何度も訪れるはず。
夢なんかないって思ってる貴方、この90分で世界は間違いなく変わります。
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