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42レビュー
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有用性の高い順 | 最新のレビューから
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70 人中、66人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
本当に待っていた作品で静かな感動を与えてくれる映画,
By 匿名 - レビューをすべて見る
Amazon.co.jpで購入済み(詳細)
レビュー対象商品: 八月の鯨 [DVD] (DVD)
本当に待っていました。これといった事件もなく、淡々と過ごす老人の日常を演技を超えた演技といってもいいくらい 見事に表現したB・デイヴィスとL・ギッシュの演技は凄いの一言に尽きると思います。 最近の派手さが目立つ映画が多い中、人生の黄昏での中でも生きる強さを教えられる感じがし、 心が癒される感じです。 大病を患った後でも気難しい役を自然に演じたB・デイヴィスには衰えぬ威厳を感じました。 最後にこの静かなテーマ曲も大好きです。
167 人中、154人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
心の中の鯨は、必ずやってくる・・・ついについに、待望のリリース!,
By
レビュー対象商品: 八月の鯨 [DVD] (DVD)
リリアン・ギッシュ:90歳ベティ・デイヴィス:79歳 ヴィンセント・プライス:76歳 アン・サザーン:78歳 ハリー・ケリー・ジュニア:66歳 人生の年輪を重ねた一流の俳優たちによる、静かな名演の協奏曲。 姉リビー(ベティ・デイヴィス)と妹セーラ(リリアン・ギッシュ)の老姉妹は、毎年夏になるとメイン州の小さな島にある別荘でひとときを過ごす。二人が少女のころには、岬の突端に立つと、鯨がやってくるのが見えたものだった。 目が不自由になってから、姉のリビーはわがままな性格になっていく。二人の別荘には、老大工のジョシュア(ハリー・ケリー・ジュニア)、幼馴染で陽気なティシャ(アン・サザーン)、ロシアの亡命貴族・マラノフ氏(ヴィンセント・プライス)などが訪れおしゃべりをしていくが、リビーは老人同士の会話にも冷笑的。毒舌でお客さまを傷つける姉に、セーラは一緒に暮らす自信を次第になくしていくが、ある日ティシャがささやかな提案をしたことで、老姉妹の心に小さな変化が・・・。 本作は、劇作家デイヴィッド・ベリーによる同名の戯曲を、ベリー自らが映画用に脚色。 役柄の性格から、79歳のベティ・デイヴィスが姉のリビーを演じて、90歳のリリアン・ギッシュが妹・セーラを演じるという思い切った選択をとりました。デイヴィスはギッシュと10歳以上も離れているのに、見事に年上の姉の役を演じています。視力をほとんど失いかけて、それゆえに気難しくなっていく、皮肉屋のリビー。シルバーグレイの長髪もあいまって、妹役のギッシュとの好対照をなしています。 一方ギッシュは、姉をかいがいしく世話する妹・セーラを、穏やかに演じます。少女時代の宝物を発掘しては、「オークションに出したら、いくらになるかしら」などと、あどけなく可愛らしいおばあちゃまを好演。 そして、ロジャー・コーマンのE.A.ポオシリーズなどで数々の悪役を演じてきた怪奇俳優、ヴィンセント・プライス。性格俳優のオーラを封印して、故国を追われた哀感を漂わせつつ、これまた見事に素敵な「おじいちゃま」を演じています。この顔ぶれの中では、一番固定イメージが強い俳優で、浮いてしまわないか心配になりそうですが、釣り好きで、岩場を危なっかしく歩くシーンなどは見ていてハラハラさせられ、これまた一本取られたという名演です。 ほかにも、おしゃべり好きのティシャを演じるアン・サザーン、また、別荘の修理作業のみならず、物を置くにしてもドアを閉めるにしても始終大きな音をたててリビーをしかめさせる大工のジョシュア演じるハリー・ケリー・ジュニア。 ギッシュ、デイヴィス、プライスなどの錚々たる名前を見るに、老優たちの演技合戦を想像しがちですが、この映画の魅力は、ゆったりと過ぎてゆく時間の中で交わされるウィットに富んだ会話、俳優たちの穏やかな物腰に感じさせる、熟成された人生の豊潤な香りなのです。 老人が主人公の映画って、どうしても「老いをどう受け止めるか」とか「死と向き合う」といった、暗いテーマに支配されてしまいがちです。でもこの映画が素晴らしいのは、静かな中に実に多くのことを雄弁に語りかけてくる事で、実はこれは人生の終焉についての物語ではなく、生きることに希望を持って、日一日を過ごす老人たちの物語なのです。 映画の中で、とにかく印象的なのは、陽光。とても暖かそうな陽の光が降り注ぐ映像が本当に素晴らしく、アメリカ映画ながら、ヨーロッパの映画を観ているような気分にさせられます。 アラン・プライスによる音楽も素敵で、優しさとぬくもりを感じさせるメロディーが、この映画の映像と相まってとても穏やかな気持ちにさせてくれます。 もともとは舞台だったものだけに、会話劇が素晴らしく、何かドラマチックな事が起こるような物語ではありませんが、つい見入ってしまう不思議な力があります。完成されすぎていて、脚本のレベルで演出が決め込まれている感じが(例えば、人物のセリフと動きのタイミングとかが計算され尽くされている印象を受けます)観ていてやや気になるところもありますが、俳優たちの自然な演技が、存在感のある映画に見事に昇華していると思います。 タイトルにある「鯨」は、映画の中でついに姿を現さないのですが、これは「信じれば必ずやってくる希望」の象徴として登場人物の、そして観客の心の遥か水平線の彼方をたゆたって行く存在だと思います。人生は、終わりに向かって進んでいくのではない。終わりのその瞬間まで、人は生き続けることができるのだ、と。 監督のリンゼイ・アンダーソンは、イギリス版ニューシネマとも言える「フリー・シネマ」運動を、トニー・リチャードソンやカレル・ライツと共に牽引し、「怒れる若者」たちの声を代弁した作品を作り続けた人です。 代表作の『if もしも・・・・』は、イギリス支配階級の養成所ともいえるパブリック・スクールでの学生の叛乱を描き、保守的な階層を痛烈に皮肉った映画で、こうした過去のフィルモグラフィーからは、やや過激な作風、という印象が強かったのですが、彼もまたこの映画の撮影時は64歳。老優たちに共鳴するかのように、本作では静謐な人間ドラマを実に繊細に、美しく紡いでいます。沖に浮かぶブイに鐘がつけられていて、波間に揺れるたびに岬に響く鐘の音・・・そうした小さな描写の積み重ねが、この映画を味わい深い作品にしていると思うのです。 この映画が1988年、岩波ホールで公開された時、あまりの大盛況で追加のアンコール上映まで行われ、ビデオソフトが発売された時は、淀川長治氏が興奮しきった様子でパッケージに紹介文を書かれていたのがとても印象的でした。かつて本作のパンフレットに淀川氏が寄稿されていた文章も、ほかの映画とは一線を隔すような尋常ならざる熱の入りようで、ほとんど詩的とも言える、愛のこもったレビューだったことも忘れられません。 本DVDのパッケージで使用されている写真も象徴的で素晴らしいのですが、公開時に、パンフの表紙などに使用されたセピア調の写真(ギッシュ、デイヴィス、プライス、サザーンの4人が写っている)が素晴らしく、一人ひとりの表情に見事にキャラクターの人生が映し出されていて感動的なのです(特にギッシュの表情が素晴らしい!)。あの写真、せめてパッケージの裏でもいいから掲載してほしい・・・と思ってしまいます。 この映画のDVD化を待ち望んだ方々が、どれほどいた事か! やっと・・・という感じですが、廉価版での発売はとても嬉しいです。 あらためてパラマウントに感謝感謝。
26 人中、24人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
最もDVD化を望む作品の一つ,
By 匿名 - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 八月の鯨(字幕版) [VHS] (VHS)
物語的には大きな事件も無く、田舎の老人の日常を描いているのですが、出演者の演技が凄すぎます。B.デイヴィスとL.ギッシュはもはや演技を超えた演技といいますか、本当に普通の人の日常を撮影した感じで、これらを表現できる人は今はいないのではないでしょうか。人生の黄昏と生きる強さをしみじみ感じさせてくれる映画で、近年は派手な作品が多いせいか、安らぎすら覚えました。音楽も良く、B.デイヴィスは大病を患った後痩せましたが、相変わらず気難しい役ながらも、衰えぬ威厳を感じました。最もDVD化を望む作品の一つです。
55 人中、48人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
のんびりとした空気と不思議な時間の流れ,
By su-tarou (yokohama) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 八月の鯨 [DVD] (DVD)
この映画を観たのはバブル前夜のあわただしい雰囲気、80年代も終わる直前だったか。なんとなく夏休みに田舎へ1週間くらい遊びにいったような、そんなのんびりした空気を 味わったのを良く覚えている。たわいのない老人たち会話も妙に心地よく、映画のラストの 独特の寂寥感と優しい音楽がいまでも耳の奥に残っている。良い時間を味わったな〜。そんな 満足感で映画館を後にした・・(立ち見だったにも関わらず。) DVDでも良いが、この空気感を味わうにはブルーレイが一番だと思う。 早くリリースされないものか?
6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
懐かしくて・・・,
By
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レビュー対象商品: 八月の鯨 [DVD] (DVD)
主人と結婚する前に初めて一緒に観た映画だったので、思わず購入しました。歳をかさねても いつまでも少年と少女の心を忘れずにいられたらいいな・・・と思わせる映画だと思います。カップルで観るのにオススメです。
17 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
幾つになっても愛の思い出を胸に、毅然と生きる・・・,
By
レビュー対象商品: 八月の鯨(字幕版) [VHS] (VHS)
ベディ・ディヴィス・リリアン・ギッシュの2大女優の競演! と評判になった時点でどちらも70を超えた老女優ですから、共演でしょうね。それにしても、年配の方には懐かしいかもしれないけれど、かつて映画館でみた私には、お二人はどっちがどっちだかさっぱりもわからず。確か姉妹役なのに、姉役が年下の女優で、主人公である妹の方が年上の女優だったと記憶しています。印象的なのは先立った夫の写真を見ながら、結婚記念日の夜、花を飾り盛装して、一人つつましく祝う老いた妹の姿。毅然とした美しさが老いても人を愛する気持ちを失わないこと、残り少ない時間だからこそ、明日への希望を最期まで失わずに生活することの大切さを教えてくれました。また盲目のために僻みっぽくなっている姉の孤独と、姉との心の距離に傷つく妹の哀しみが、胸を打ちました。ラスト、大切な妹との絆を思い出し、目が見えないのに景色を見るための窓を作ろうという提案に賛成する姉。心の窓は姉妹にどんな景色を見せてくれることでしょうか・・・。淡い青春の日の鯨を眺めた思い出と重なり、リリカルで静謐なエンディングが、しみじみと心を洗ってくれる作品です。
22 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
静かで幸せな暮らし,
By カスタマー
レビュー対象商品: 八月の鯨(字幕版) [VHS] (VHS)
特別な出来事といったものは何もない映画であるが、決して退屈な映画ではない。海辺に佇む見晴らしのよい家に、2人の老人が暮らしている。その環境の美しさとそこに集う老人たちの静かな生の美しさが、生きる幸せを感じさせてくれる。長い人生を歩んできた老人だからこそ表現できる生が描かれている。そうした老人たちの喜び、苦悩、プライド、希望といったものに満ちている映画であり、味わいがある。
16 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
収録サイズについて,
By
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レビュー対象商品: 八月の鯨 [DVD] (DVD)
1988.11から89.3まで岩波ホールで上映されたこの作品はDVD化が待たれたもので今回発売されたことはありがたい。当然のことながらVHSビデオに比べ画像の鮮鋭度はとても高いし、私がNHKTVから録画し大切に保存していたのもと比べるのはいわずもがなである。ただ、収録サイズが原画のスタンダードサイズ(1:1.37)からワイド16:9(1:1.78)になったため上下がカットされている。セーラが庭で絵を描いているシーンでは海の向こうに島影を入れて風景の広がりを見せているのだが、これがカットされている。このDVDに限らず原画のサイズ変更は残念。ワイド化するだけがいいとは思わない。
10 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
切望!DVD化!!!,
レビュー対象商品: 八月の鯨(字幕版) [VHS] (VHS)
こうやって影にひっそり眠る名作が2008年現在、未だにDVD化されていないことを非常に残念に思います。 関係者各位よろしくお願い致します。
20 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
DVDで見る『八月の鯨』の素晴らしさ!,
By
レビュー対象商品: 八月の鯨 [DVD] (DVD)
ただ目覚めると昨日と同じ生活が待っている、そんな日々の繰り返しの映画、それなのに美しいと感じました。だけど彼女たち二人の無言の歴史や生き様、静かだけど揺ぎ無いあの存在感、醸しだす静かな語らいが贅沢なのだと思います。 ベティ・デイビスの歳を取っても美しい青い瞳、若い頃少しツンとすました顔で激しい気性を思わせる表情… リリアン・ギッシュが正装し亡き夫の写真の前に立つ時、やはりグリフィス監督を想ったのだろうかと妄想し、 映画創世記から長い女優人生の終焉に立ち、それでもなお凛とした姿に美しいと感じずにはいられません。 この時リリアン・ギッシュ当時93歳、ベティ・デイビス当時79歳。 お世辞にも同世代の老人を綺麗で粋だとは思いがたいけれど、彼女たちの中にあった凛とした気概を見せてくれる 小さな島の小高い丘から海を見やり佇む姿は永遠に残しておくべき名画だと思います。 |
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有用性の高い順 | 最新のレビューから
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八月の鯨 [DVD] 作成者 リンゼイ・アンダーソン (DVD - 2012)
¥ 1,500 ¥ 1,000
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