|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
9レビュー
|
|
有用性の高い順 | 最新のレビューから
|
|
51 人中、49人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
この仕様で約1500円なら満足度は高い,
By
レビュー対象商品: 去年マリエンバートで [Blu-ray] (Blu-ray)
以下は2011年に「スタジオカナル・コレクション」として発売された商品に対するレビューです。本商品とはケース仕様が異なりますが、ディスク仕様は共通です。 以前の商品はブックケース仕様であり、質感は味があって良かったのですが、 ディスクの保管性にはやや不安が残るものでした。 今回はアマレーケースで発売されるということで、こちらが良いという方も多いのではないかと思われます。 この仕様で実売約1500円ならば、満足度は高いと思われます。 <以前のレビュー> 国内盤と同仕様と思われる、日本語字幕を収録した 英Optimum社より発売中のUK StudioCanal Collection盤のレビューです。 国内盤の発売前ですが参考になると思うので掲載します。 ・本編について 片面2層ディスク。 本編はMPEG-4 AVCコーデックの1080p HD画質、画面サイズ2.35:1で収録。 コントラスト、グレインともに適度なレベルに仕上がっており、 多少のキズや歪みは見られるものの、かなりの高画質といっていいと思います。 音声も良好です(オリジナルのフランス語およびドイツ語の吹替が DTS-HD Master Audio 2.0chで収録されています)。 なお、米Criterion社から発売されているUS盤(私は所有していませんが) はフランス語音声をリニアPCM 1.0chで収録しています。 ・字幕について 日本語字幕はユニバーサル=StudioCanalのソフトにしては かなり良い出来だと思います。 2人分のセリフが同時に表示されることも、漢字が多用されることもありません。 翻訳も良好で、不自然な部分はありません(翻訳者クレジットなし)。 しかしながら、冒頭の(同じフレーズを繰り返す)ナレーションの 繰り返し部分が表示されていなかったり(この部分は英語字幕で確認できます)と、 やや疑問もあります。 私は紀伊国屋書店より発売のDVD盤を観ていませんが、 日本語字幕については細川晋翻訳の字幕を収録したDVD盤の方が より信頼できるかもしれません。 日本語以外に英語やドイツ語、オランダ語、デンマーク語、ノルウェー語、 フィンランド語、スウェーデン語の字幕を収録する多言語仕様。 ・特典について 「ジネット・ヴァンサンドーによるイントロダクション」(SD・19分・日本語字幕付き) …映画評論家のG.ヴァンサンドーが、本作の歴史的意義や内容の様々な解釈、 公開当時の観客への受け入れられ方を解説する、必見の特典。 US Criterion Collection盤にも同様の特典が新録で収録されているようです。 「短編1:『スティレンの唄』(1958年)」(HD・14分・日本語字幕付き) 「短編2:『世界のすべての記憶』(1956年)」(HD・23分・日本語字幕付き) …ポリスチレン製品生産の過程と、パリの国立図書館を取材した、 アラン・レネ監督による短編ドキュメンタリー映画を美しいHD画質で収録。いずれも 従来日本ではDVD『アラン・レネ/ジャン=リュック・ゴダール短編集』(紀伊国屋書店) でしか観ることができなかった貴重な作品です。 監督の美的感覚がうかがえる芸術的な作品に仕上がっています。必見です。 US Criterion Collection盤にも同じ映像が収録されています。 「ドキュメンタリー:『マリエンバートの迷路のなかで』」(SD・34分・日本語字幕付き) …映画製作に至る過程や作品の解釈を巡る、見応えあるドキュメンタリー。 US Criterion Collection盤には未収録。 「ドキュメンタリー:『アラン・ロブ=グリエ』」(SD・49分・日本語字幕付き) …本作の脚本を手掛けた作家のアラン・ロブ=グリエを取材したドキュメンタリー。 内容は『マリエンバート』とはあまり関係ないです。 US Criterion Collection盤には未収録。 「予告編」(SD・4分・英語字幕付き/日本語字幕なし) 欲を言えばUS Criterion Collection盤に収録されているメイキング・ドキュメンタリーや 監督インタビューのような映画制作の舞台裏に迫る特典も収録してほしかったところですが、 映画の内容の理解が深まる特典が収録されているのはうれしいものです。 ・総評 現在手に入るDVDよりも綺麗な映像と貴重な特典が入っていながら DVD盤(定価5040円)よりも安価であり、字幕も悪くないので、 日本語で本作を観るなら、このブルーレイは間違いなくオススメできます。 ただ、日本語字幕がなくてもよいならば、アラン・レネ監修の US Criterion Collection盤の方がベターかもしれません。
14 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
いい時代になったもんだ,
By
Amazon.co.jpで購入済み(詳細)
レビュー対象商品: 去年マリエンバートで [Blu-ray] (Blu-ray)
これほどよくわからん映画も滅多にないと思う。昔、学生の頃にみて、キツネにつままれたような気がしたものだ。それでいて画面にグイグイと引き込まれるような不思議な魅力があって、以来ロブ=グリエとアラン・レネの名前は頭にしっかりと刻み込まれてしまった。 VHSのテープも持っていたが、あれは1万2千円くらいしたんじゃないだろうか。その後、紀伊國屋からDVDの高画質版が5千円くらい で発売され、昔からの付き合いなのでもちろん購入した。さすがに紀伊國屋だけあって、画質にも同封のブックレットにも大いに満足し たものだ。 そこへこの廉価版のブルーレイである。うーむ、感激したね。冒頭の延々と続く「豪奢で陰鬱な廊下」の解像度はじつに大したものだ。 紀伊國屋版もDVDとしてはおそらく限界に近いほどの高画質だと思う。しかしやはりブルーレイだともう一段階美しい。とくに後景の人物 がじつに精細に描写されていて、VHSの頃からくらべるならまさに隔世の感がある。これで1500円弱だもんね。 じつは紀伊國屋版で満足していたので今回は購入を見送るつもりでいた。しかしこのブルーレイ版は合計140分にもなる特典がとても魅 力的で、どうしても欲しくなってしまったのだ。貧乏なくせに我慢のできない性分で困るな。ところが画質についても紀伊國屋版よりは たしかに上なので、つまりは満足の2乗ということで今はすこぶる上機嫌なのだ。 ただ、解像度が上がっている分だけグレインがやや目立つかもしれない。しかしそこがフィルムっぽくていいという人もいるだろう。 それにしてもジャケットの安っぽさはさすがにユニバーサルでちょっとアレだけど(もうちっと何とかならんのかなぁ。こればかりは圧倒 的に紀伊國屋が上だ。作品に対する「愛」の差なのかね)。 紀伊國屋版をお持ちの方にもお勧めです。そもそもこれだけの特典は滅多にあるもんじゃない。翻訳の違いも興味深い。 とまあ、そんなふうに気合を入れて今回あらためて見直してみたのだが…… やっぱり分からん。
5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
記憶の謎をめぐるドラマ,
By フクロウナギ (東京都) - レビューをすべて見る
Amazon.co.jpで購入済み(詳細)
レビュー対象商品: 去年マリエンバートで [Blu-ray] (Blu-ray)
暗鬱な城館で出会った、男と女の記憶が食い違い、互いに主張し合ってゆずらない。徐々に軟化し、男の主張を受け入れてゆく女・・・。どちらが本当のことを言っているのか、あるいはどちらも嘘をついているのか、それともすべては男の妄想で最初から女など存在しなかったのか・・・。意味不明の会話。繰り返されるゲーム。突然生気を失い彫像と化したかのように立ち尽くす人々・・・。過剰に飾り立てられた美しくも冷たい空間を移動するうちに、奇怪なオルガンの調べと独白が見るものを不安に陥れる。また、ジャンプショットとフラッシュバックの多用により、時間と空間の正確な認識が失われてゆき、脈絡もなく潜入される意味不明のショットと不可解なモンタージュにより現実と幻想との境界さえも不明となる。 主人公たちと共にバロック(実際にはロココらしいが)な映像の迷宮をさまよううちに自分自身の現実さえもが侵食されていることに気付く。この美麗で暗鬱な城館は私たちの人生のメタファーでもあるのだ。果たして私たちは現実を認識できているのだろうか?現実だと思っているものは実は幻想にすぎないのではないか・・・。 短編2作を含む、140分にも及ぶ特典映像もうれしいところ。(実は僕はまだ見ていないのだが・・・) アート系映画ファン必見の、オール・タイム・ベスト級、レネの最高傑作。
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
恋愛と不条理とシンメトリー,
By ジパング (大阪府大阪市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 去年マリエンバートで [Blu-ray] (Blu-ray)
いくら観てもよく分からない映画ではあるが、何となく恋愛というのはそういうものかという感想も持った。昨今はメリット・デメリットをうるさく言うことも多い男女関係だと思うが、そういう中でもなんとも言えない不思議な展開というのが恋愛というものにはあるのだと何となく思う。30年近く前に名画座で観たが、こういう不思議な作品を現代の日本を舞台にして誰か撮ってもらいたいものだ。現代のパリを舞台にしたくだらない映画よりもずっと世界でヒットすると思うが。
9 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
よくわからないけど満足度100%の映画,
By view (東京都国立市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 去年マリエンバートで [Blu-ray] (Blu-ray)
男の独白で話が進んでいく。何度観てもよくはわかりませんが、観終わった後の満足度は100%という不思議な映画。アラン・レネ監督の映画だと「24時間の情事」も観ましたが、よくはわかりませんね。 この映画も何度も観返さないとダメなんでしょう。 肝心のブルーレイの画質なんですが、あまりDVDと大差ないように感じます。 しかし映像美は相変わらず見事です。
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
極めて難解、かつ様式美を追求した問題作,
By
Amazon.co.jpで購入済み(詳細)
レビュー対象商品: 去年マリエンバートで [Blu-ray] (Blu-ray)
作家の埴谷雄高氏は、ロック音楽の秀作として、タンジェリン・ドリームのアルバム『リコシェ』を推奨し、映画の場合は、このヌーヴェルヴァーグの問題作『去年マリエンバートで』を最高傑作と評価していたと記憶している。その昔、学生の私は名画座で本作を観たが、いかにも埴谷氏好みで、驚くべき格調の高さを有するが、男性のナレーションとオルガンのBGMの単調さが眠気を誘発する、極めて難解な作品だったという印象が残っている。しかし、肝心の内容は覚えておらず、今回、久しぶりにこの映画を観て、私の印象があまり間違っていなかったのを再確認したところだ。本作のストーリーは、広大な庭園のあるバロック様式の城館で、主人公の男がヒロインの女に「去年マリエンバートで会った」といい、女は「知らない」と反論し、空疎ともいえる会話を延々と繰り広げるというものだ。つまり、<主観的記憶>の曖昧さがテーマで、この曖昧さが男女間の<謎>となって、不毛な会話が展開されるのだが、このテーマは、黒澤明監督の『羅生門』に触発されたものだという。ヒロインは、主人公の男の執拗な問いかけに何度も疲れた表情を見せるが、このような男女関係が成立しうるとはとても信じられない。というのも、ここでは男女間の<愛>が語られず、<様式美>としての城館の装飾やカードゲーム、鏡、写真などへの偏愛しか感じ取れないからだ。しかし、アラン・レネ監督も、脚本のアラン・ロブ=グリエも、そのような男女間の<愛>の不存在を確信犯的に気にしていないので、それがこの映画の数学的・抽象的な整合性への嗜好を際立たせている。 また、俳優の演技も奇妙で、ドレスアップした登場人物たちが、セリフをしゃべるとき以外は、マネキン人形のように静止し、その結果、いずれの場面も一幅の絵のようにポーズが決まっている、といった不自然な<様式美>が追求されている。日本の能楽では、シテがセリフをしゃべっている間、ワキ、ツレなどは舞台の端の床に坐り、静止して待機していて、ほとんど対話らしい対話が成立しないが、この能楽の<様式美>と本作のそれとの類似性が想起されてならない。アラン・レネ監督は、前作で広島を舞台にした『二十四時間の情事』を制作しており、本作が『羅生門』を下敷きにしていることからも、当時、日本文化のリサーチを通じて能楽の影響を受けた可能性は十分にありうると思う。このマネキン人形風の奇妙な演出も一因となって、映像は、スムーズなストーリーの流れが阻害され、時間の流れまでもが、現在と過去が入り組んだ複雑なパズルの<様式美>を構成することになる。 本作の難解さを<独りよがり>と批判することは簡単だが、このような非現実的なプロットを貫徹させる方法意識に満ちた演出を目の当たりにすると、往時のヌーヴェルヴァーグの勢いは凄いものだと逆に感心させられる。しかし、芸術性の香りは高いが、群を抜く難解さで、フランスでの公開時に席を立つ人が続出したといういわくつきの作品だ。本作の観賞は、折り紙つきの難解さと<様式美>の単調さに耐えられるツワモノだけにお薦めしたい。
4 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
なんかありがたみがないけどね,
By ジャズとミステリーがすき (神戸市西区) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 去年マリエンバートで [Blu-ray] (Blu-ray)
スノッブな学生の頃、つまり30年ぐらい前に、この映画やヒロシマ・モナムール、ヴィスコンティのルートヴィヒを映画館でみたのをおもいだす。ちっとも面白いとは思わなかったけど、わかったような顔をしてみた。 ほかの人のレヴューをみていたら、今でもこんな映画をおもしろいと感じる人が多いのに感心した。 フェリーニやゴダールまでも簡単にDVDで手に入るなんて、なんかありがたみがないけどね。
2 人中、0人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
眠い,
By
Amazon.co.jpで購入済み(詳細)
レビュー対象商品: 去年マリエンバートで [Blu-ray] (Blu-ray)
やっぱり眠くなりました。この映画はクロサワの「羅生門」の影響と知って驚きました。
14 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
主役のオッサンが残念,
By
Amazon.co.jpで購入済み(詳細)
レビュー対象商品: 去年マリエンバートで [Blu-ray] (Blu-ray)
豪華絢爛な館も書き割りみたいな脇役たちもシュールなストーリーも素晴らしいんだが、いかんせん主役のオッサンが大地康雄みたいでイマイチ感情移入できなかった。 もう少しすっきりした二枚目をもってきてればまた違った印象だったのかもしれないが、 これでは気色悪いストーカーにしか見えない。そこだけが残念だった。 |
|
有用性の高い順 | 最新のレビューから
|
|
去年マリエンバートで [Blu-ray] 作成者 アラン・レネ (Blu-ray - 2012)
¥ 1,980 ¥ 1,477
在庫あり | ||