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2009年12月20日
映画館で2度、DVDで数え切れないほど観ました。

天才的な頭脳を持ちながら、幼児期に親からの虐待で、自分に自信を持てなくなった

青年と、カウンセラーのぶつかり合いの物語。

いい条件の就職を、次々と蹴ってしまう・・その時の長い台詞を一気に言うのも

山場だと思います。

「君は悪くない・・・」の言葉で、子どものように泣きじゃくるウィル。

私も、このシーンでいつも涙を流してしまいます。

この世の中に、何も分からない子どものうちに、虐待を受けて、自分が悪いと

思い込んでしまっている人が、きっとたくさんいるのではないか・・と。

虐待じゃなくても、いつの間にか自分に自信を失くしてしまっている人すべてに

お勧めしたい作品です。
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VINEメンバー2003年11月23日
派手なアクション、劇的な展開、あっと驚く結末。そんなものはなくても観るものに何かを残す映画はあるのだ、というお手本のような映画。映画は相当な数観てきましたが、やっとめぐり合えたと感じました。
トラウマをもつ数学の天才である主人公と、妻に先立たれた精神科医のカウンセリングを中心に話は進むのだが、それを取り巻く友人、恋人、とのやりとりも絡み、入りやすくかつ考えさせられる。ストーリーも計算されている感じはなく、いたって自然。というより、感じさせないのでしょうか。なのに深い内容。こういう映画はありそうでめったにないですね。キャストがいいというのもありますが・・。
特に印象深かったのはロビン・ウィリアムスのあふれんばかりの笑顔と、ベン・アフレックの複雑な心境を表した演技。言葉を発さなくとも伝わってくる彼らの心。
そして本当にすばらしいと感じたのは、何が良い、悪い、何をしろ、するなという強制的なコンセプトが含まれていない点。「愛」をやたらに誇張していない点。本当に自由で自然な作品なのです。
たくさんの人に観ていただきたい一本です。
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2004年6月17日
アメリカの素晴らしさは、マット・ディモンのような才能が、いろんなジャンルで突然飛び出してくることです。もちろん、競争は激しいでしょうが、優れたものにはつねに門戸が開かれている。ところで、この映画、まず脚本がいいですね。若い二人のオリジナル脚本というのだから驚いてしまいます。プロットはよくある類型のひとつかもしれません。スラムに生まれ育ったが数学に天才的な能力をもつ青年、自分でもその能力に気づいていながら、表に出られない。仲間と一緒にいたい。複雑で繊細なこの青年の心のもつれをロビン・ウイリアムズ演ずる心理学者が徐々にその気持ちを解きほぐしていく。ロビン・ウイリアムズという俳優はほんとうにうまい役者です。シリアスな役柄もコミカルなものもなんでもこなす。でも、時々やり過ぎと感じることがありますが、この映画では極めて抑制的に演技しています。また、それがこの不遇な学者のキャラクターをよく表している。自分の可能性にフタをしていた青年は、ようやく自覚し、自律的に生きていこうとする。惚れていたのに、自ら身を引き、カリフォルニアにいる女性のあとを追う青年の車とまっすぐな道を写すラスト・シーンが印象的でした。自分を信じ、人も信じる。現実にはいろんな矛盾があり、世の中は厳しいが、それでも斜に構えるのではなく、まっすぐに生きていくことの大切さを大人も青年も子供も互いに共有しあえたら、と思わせるヒューマンな映画です。
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97年の作品、知名度は高くない。
「新星マット・デイモンとベン・アフレックが共同で脚本を書き、見事にアカデミー脚本賞をさらったさわやかな感動作」と紹介にはある。

どんなに才能に恵まれていても、幼少期や子供時代に親から虐待を受けた、下層民の環境で育ったという状況で、大学に進学できるはずもなく、悪友と日々を放蕩する主人公ウィル。
ウィルは心を深く閉ざし、本音での交流に立ち入ろうとする者は、恋人だろうが、セラピストであろうが、謝絶する。

しかし、周囲の本気にウィルは少しずつではあるが、自分の堅い殻が溶けていくのを感じる。周りに心を開かないのは、余りにも辛すぎる過去の虐待や貧困が防衛本能として作用しているためと思われる。こんなに頑なでは、ウィルは本当に心を開くことはないだろうという気持ちを、映画の途中では持った。

後半は秀逸である。周囲の本気の態度、言葉がウィルを揺さぶる。
悪友と思えたベン・アフレックが、才能に恵まれたお前が20年後もおれたちと同じような環境で、俺達とつるんでいたら、お前を許さないとウィルに突き付けたり、心理学教授が「お前は本当にしたいことは何なんだ、何故そんな簡単な質問に答えられないのか」と繰り返し問いかけたり、そういった場面の連続で、ウィルに完全に感情移入している自分がいた。

ストーリーを知っていても、何度も味わえる深みのある作品であると同時に、マット・デイモンや出演者の演技力は迫真に迫っている。登場するMITやハーバード大学やボストンの街並も美しい。ラストにウィルが下した結論にも賞賛を贈る。人は何のために生きるのか、深く問いかける作品である。地味ではあるが、こういう作品があることを嬉しく思う。
0コメント| 72人のお客様がこれが役に立ったと考えています. このレビューは参考になりましたか?はいいいえ違反を報告
 これは本当に良い映画です。
 オープニングからラストまで無駄がありません。
 誰一人も人が死んだりするわけではないのに思わず涙が出てしまうという映画はそれほど多くはありません。
 本作はまさにそういう種類の映画です。
 ロビン・ウィリアムス,マット・デイモンが素晴らしいことはもちろんですが,私が最も感動したのはベン・アフレック演じる友人たちの存在です。
 自分のことよりも親友の幸せを心から願う本当に良い親友です。
 マット・デイモン演じるウィルが立ち直ることができたのも,もちろん心理学者マグワイアの力ですが,友人チャッキーの存在も大きい。
 特に工事現場でのやりとりの後,そこでチャッキーがウィルに言った言葉が現実になったと分かった時のチャッキーの表情には涙が止まりませんでした。今も思い出して泣きそうです。
 本作を観て感じるのは,生きていく上で本当に大切なことは信頼関係なのだということです。
 ウィルとマグワイアとの間に信頼関係ができないとカウンセリングは成功せず,チャッキーとの間に信頼関係がなければ本当の親友にはなれません。
 そういう意味において,不幸な少年時代を送ったものの,その後素晴らしい親友を持てたウィルは幸福だと思います。
  
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2001年11月4日
登場人物の心の機微・葛藤を鮮明に描くこの作品は何度観てもその素晴らしさに感動させられます。非凡な才能をもつ主人公ウィルの生き様に完全に共感することのできる人はいないかもしれません。でも大筋では共感でき、応援できる。あなたの心が優しくなれるお話です。
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たった一度でいい。

「自分の喜びに」、「自分の悲しみに」、「自分の感受性に」、「自分という存在に」、誰かに本気で向き合ってもらった経験があれば、
その人はそれを土台として、自尊感情を育み、人生を堂々と歩いていくことができる。

なのに、そのたった一度の愛情すらもらうこともできずに、大人にならなければいけなかった人たちがいる。
ウィルのように親に恵まれなかった場合もあるし、親がいても親がそれを与えてくれない場合もある。

その結果、「自分を受け入れてほしい、自分を分かってほしい」という強烈な欲求と、
「でも、やっぱり受け入れてはもらえないだろう、分かってもらえはしないだろう」というあきらめとの間で、
人同士の距離感を見失い、人と親密になることを恐れるようになってしまう。

「ありのままの自分では人に受け入れられはしない」という思い込みから、
ある人は孤独な天才と化し、ある人は意味もなく人に尽くして回る八方美人と化す。

どちらも自己の不在。
「社会的に特別な人物になれば、自分は受け入れてもらえる」と勘違いしているか、
「とにかく誰でもいい、誰かの役に立つ人間にならなければ、自分は受け入れてもらえない」と勘違いしているかの違いに過ぎない。
ちなみにオイラは後者の方。

ウィルは、スカイラーの愛をうまく信じることができなかった。
でも、どんなにふざけても、どんなに露悪的にふるまおうとも、真正面から受け止めるショーンのおかげで、
「人を信じてみよう」という勇気を持つことができた。

やはり、たった一度でいい。
人には、「世界中が君の敵になろうとも、私だけは君の味方だ」と言ってもらう経験が必要だ。

いつかオイラもそんな経験を得られる時が来るだろうか。
ちなみにオイラ、友達なし、彼女なしの40歳独身男です。
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2012年4月6日
あまり知られていないが、かなり面白い。これだけ期待されてなく、低予算で、当時無名の俳優が主演でアカデミー賞を2部門(?)獲った作品も珍しいだろう。巨大な規模で豪華な俳優人をずらりと揃えたベストセラーの映画とは無縁の、映画史上にキラリと輝く、映画とはこういうものだ!!という見本のような作品。ショーシャンクも名作であり、あのラストの爽快さと感動は凄まじいが、本作のラストには、また違った趣の人生の深さがこめられている。超お薦め☆
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2006年6月20日
この映画の主人公のように心が閉じていて、人と親密なコミュニケーションがとれない人というのは確かにいますね(私もそうかな?天才じゃないけどね)。こうした人の特徴は、本人は120%必死に頑張っているんだけど、どうしても心を開くことができないから、自分のことを他人に伝えられないし、他人の気持ちも分からない、だから自分の心は枯渇していくし、他人もどんどん傷付ける・・・という不毛な悪循環にはまってしまうことが多いように思います。

こうした人は、一見したところ冷淡な皮肉屋に見えるのですが、本当は罪悪感の塊なんですね。だから、こういう人は「自分は悪くない、自分の心の持ち方が問題なんだ」というように問題を整理できるようになると、自分を縛っていた罪悪感から解放されて、楽になれるんでしょうね。・・・おっと、しゃべりすぎ。あとは観てください。いい映画です。
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2003年4月20日
最近滞り気味の大学生活。そんな状態を打破してくれたのがこの映画でした。
自分の行き先に迷いを持っている人、この映画を見てインスパイアされる人も
多かったと思います。自分もその一人です。登場人物の細かな描き方は真似の
できないほど繊細。いろいろな人に見てほしい映画ですが、特に自分の行き先
に迷っている勉強しようとしている人たちにはお勧めです。大学生を実際に
していたBen Affleck と Matt Damon だからこそ分る部分があらわれて
いたところがあると感じました。もちろん、感情的になりながらも、Matt
Damon 扮する Will Hunting に意見をぶつけながら、話を進めていくRobin
Williams にも感激です。Will Hunting という名前を主人公につけたこと
にも納得。
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