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5レビュー
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19 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
怪獣映画の王道、ここにあり,
By 虎男 (大阪府大阪市) - レビューをすべて見る
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レビュー対象商品: 大海獣ビヒモス [DVD] (DVD)
個人的に以前から見たかった作品。まず、かのハリーハウゼンの師匠、「キングコング」ウィリス・オブライエンの最後期の作品であること。 監督はと言うと、「原子怪獣現る」(53)でハリーハウゼンと組み、本作の2年後に「怪獣ゴルゴ」を送り出すことになるユージン・ルーリー。 いかに低予算とくさされようが、オールド特撮ファンとしては一度は見てみたくなろうというラインアップではないですか? 結果は・・・・予想を裏切らない、小粒ながら怪獣映画の王道と言っていい佳作でした。 内容は、自作「原子怪獣現る」に材をとった「ゴジラ」(海外版・56) に対する、ルーリー監督の返歌、といった趣き。 まず巻頭で食物連鎖における生物濃縮の考え方をもとに、強烈な放射能汚染を受けた頂点捕食者の誕生を予言しているあたりがニヤリとさせられる。 その後も、なぜかやたらに美人なブロンド女性科学者が唐突に登場するなどということもなく、米国代表vs英国代表ともいうべき2人の科学者が重厚にストーリーを展開していきます。 ハリウッド映画の常道ともいうべき本筋と関係ないコミックリリーフやラブストーリーを廃し、ひたすら硬派に怪獣ロンドン上陸までのサスペンスを盛り上げていく手法は、イギリス映画の心意気を示して楽しませてくれます。 ストップモーションアニメ部分はロンドン上陸以降の10数分と確かに短いのですが、限られた予算の中でビヒモスの巨大感を出すオブライエンの職人芸が見事です。晩年は不遇だったと言われる彼ですが、水中を泳ぐ怪獣をストップモーションで処理する意欲的なカットなど、なお情熱を失っていないことを示しています。 興奮すると強烈な生体電流と放射能を放出して敵が消し炭になるまで焼灼するビヒモスのパワフルな暴れっぷりと、逃げ惑う群衆が次々とケロイドを発症して倒れていくリアルな描写を堪能して下さい。
14 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
映画人の愛着が感じられる作品,
By 匿名 - レビューをすべて見る
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レビュー対象商品: 大海獣ビヒモス [DVD] (DVD)
W・オブライエンの最終作。世間の評価は必ずしもよろしくなく、確かに大作感はないですが、作製した映画人の愛着が感じられ、昨今のCGを使っただけの二番煎じ的な出来の悪い作品の恐竜よりも、恐竜に躍動感があり、憎めない作品に仕上がっています。また、英国のハマーフィルムでしばしば顔を見かけるA・モレルが冷静沈着な教授役を好演していたことも、物語に説得性を与え、個人的には一見の価値はある作品と思います。
9 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
怪獣映画ファンの一般常識として観るべき映画,
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レビュー対象商品: 大海獣ビヒモス [DVD] (DVD)
特撮の歴史的巨人のオブライエンの作品を、今回初めて観ました。このDVDの発売が無ければ、恐らく一生知らずに終わったと思います。良い時代になりました。内容としては、あの時代の標準的な物ですが、人魚姫のアンデルセンの母国のデンマークが映画の舞台とは驚きました。多分撮影に協力して貰う為に、ご当地映画として製作する必要が有ったと言う事情だと思います。 特撮も頑張っているし、人間が苦心して怪獣を退治する件や、パート2を意識した?ラストシーンや、原爆実験が騒動の原因となっている辺り、初代ゴジラとかなりダブった印象を受けました。同時期に地球の裏側でゴジラと同じ発想で怪獣映画を作っていた事実にはビックリです。 街を逃げまどう人々のカットに、警官が逃げる方向を誘導しているシーンが有ったら、まさしく初代ゴジラと瓜二つです。 怪獣映画が好きな人なら、基本的な知識として観るべき映画です。但し、あの時代としては頑張っていると言う印象しか受けないと思います。
2 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
モデル・アニメーション怪獣,
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日本特撮に慣れ親しんでいると「着ぐるみこそ王道!」という常識?にハマってしまいますが、これはなかなか良かったです。 街や港のセットと怪獣のアングル、導入されるエキストラさん大勢が必至で逃げるシーン。 どこから発射されるのか放射能光線(???)ぶよぶよぶよを浴びて、火傷するグロテスクさ。 怪獣のアゴから垂れる水滴の大きさはご愛嬌ですが、今観ても楽しめる作品です。 なにげない発端に始まり、 軍隊が配備され、さあ! と怪獣の出現を待つ緊張感がたまりません。 欲を言えば、戦闘シーン、もっと大型の火気でどんぱかやりあって欲しかった。 (あ、放射性廃棄物をばらまくからダメって構造なのか?) ラストはオキシジェン・デストロイヤーならぬ必殺兵器にて、 あっけのない幕切れでしたが、最後まで退屈せずにワクワクしました。
2 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
「ユージン・ルーリー監督とウィリス・オブライエンが組んだ特撮怪獣物。」,
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レビュー対象商品: 大海獣ビヒモス [DVD] (DVD)
ユージン・ルーリーがハリーハウゼンと組んだ「原子怪獣現る」に続いて監督・脚本を担当した巨大怪獣パニック物です。内容的には53年の『原子怪獣〜』と、54年の同テーマで世界を席巻した『ゴジラ』の強い影響下に有り、特に前者のリメイクと言っても良い程です。 また、本作は『キングコング』『猿人ジョー・ヤング』でストップ・モーション・アニメをSFアドベンチャー映画に定着させたウィリス・オブライエンが盟友ピーター・ピータースンと組んで特撮を担当した最後の映画でもあります。 ジャック・ラビンからアニメ部分を下請けしたオブライエン組は極端な低予算とピータースンが持病の悪化に苦しんでいた為、折角ロンドンに上陸しながら余り建物を破壊しないビヒモス共々、やや覇気が有りません。 しかしルーリー監督によるドラマ部分の演出は的確でテンポが良く、サミュエル・フラーやペキンパー作品にも出演した主演のジーン・エヴァンスと、ハマーやハリウッド作品で渋い演技を披露したアンドレイ・モレル等、抑制が効いた等身大の演技陣も見事です。 怪物ビヒモスが放射能で汚染されており、安易に攻撃するとロンドン市街が数十年住めなくなる、と言う設定は有りがちですが、俳優・演出に説得力が有ります。 日本の初期の東宝特撮物もそうでしたが、本作でも軍人が避難勧告をする科学者陣に『ドイツの空襲の時もしなかった。』と答えている通り、大戦中、空襲を体験した国民が多く居ただけにリアリティが持たせられたのでしょう。 ラストも思わず苦笑いをすると共にちょっぴり背筋が寒くなる味な物でした。 余談ですが、ルーリーが美術監督を担当して好評だったフラー監督「ショック集団!」では、本作では原子力が生み出した怪物と戦う科学者役だったエヴァンスが、米国の原子力開発に関わって発狂した科学者を演じて居り、フラー監督が今作を観て楽屋落ち的なキャスティングをしたのか、と勘繰ってしまいました。 古典的な怪獣映画がお好きな方には押さえておかれても損はないでしょう。 DVDとして、ワイド画面の画質はやや悪く、特典はチャプター選択メニューと日本語字幕のON/OFFのみでした。 |
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大海獣ビヒモス [DVD] 作成者 ダグラス・ヒコックス (DVD - 2009)
¥ 1,500
在庫あり | ||