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6レビュー
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4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
ニューシネマ的。,
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レビュー対象商品: ストップ・ロス/戦火の逃亡者 スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD] (DVD)
かつてのアメリカンニューシネマ的な作品です。惜しむらくはラストの話の結末のつけかたでしょうか。空気感も若手俳優たちもいいのですが、やはりラストに不満が残ります。ベトナム戦争当時の空気と現イラク戦争の空気の差がラストに現れていて失望感が募ります。でも観るべき作品でしょう。
3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
テーマは深刻で若手スター達はそれなりに熱演しているが、作品から受ける印象はなんか軽いんだなぁ...,
By スレイブデイトン (大阪府) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: ストップ・ロス/戦火の逃亡者 スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD] (DVD)
邦題の「ストップ・ロス」(原題も同じ)とは戦場の兵士不足を補うためにアメリカ政府が兵士の兵役期間を強制的に延長できる制度らしいが、こんな制度が存在するとは今作を観るまで私は知らなかった。 今作はこの理不尽な制度に従う事を拒んだ1人の若者の逃避行を描いた人間ドラマであるが、全編から受ける印象は只管軽い。 何故なのかは主人公の取る行動に悲壮感が殆ど感じられないからである。 第一、自分の信念を貫く為に軍隊(=国家)に対し反逆行為(無断離隊)を行う主人公が、自分の恋人でも無い女性(親友の恋人)と逃亡を図るなんて 映画の話とは言え軽率、否もっと厳しく言えば、情けないと言わざるを得ない。 なのでエンド・クレジットが映し出されるまで、主人公に対し感情移入できず。 童顔のライアン・フィリップにはやっぱり勇ましい役柄は似合わないのかと思ったが、 監督のキンバリー・ピアースが女性だった事にこのレビューを書いている段階で気付き、何となく納得。 製作・脚本もこの人が関わっているだけに女性的な作風になってしまうのは致し方なしか。 ライアンを始めとする若手スター達は皆其々の個性を活かしたキャラクターを演じており悪くは無いと思います。 ライアンは頑張っていますが、今作の様な軍人でしかもリーダー的存在を演じるには、見た目が優男で貫録が無い分キツイかなぁ。 イマイチ役者としての殻が破れないのはその辺りが影響しているのでしょう。良い役者さんなんですが。 ヒロイン役のアビー・コーニッシュはポッチャリ系で可愛らしいですが、華が無いのでスター性には欠けますね。 但し、今作の様な男勝りの勝気な役柄では意外と本領発揮している感があって、こういう路線で頑張れば未来が開けるのでは。 余談ですが、ライアンとアビーは今作の共演をに交際を始めたらしいですが、その後間もなく破局します。 ライアンはリース・ウィザースプーンと離婚するまでに至っただけに何だかなぁという思いがします。 ライアンの親友でアビーの恋人役を演じるチャニング・テイタムは見た目そのままの粗暴な役柄で、この人はこういう役しか出来ないだろうなぁと思います。 申し訳ないですが主役を張るような役者さんじゃないでしょう。今後どういう役柄で売っていくのかが見えてこない役者さんですね。 一方同じく皆の友人役で出演しているジョセフ・ゴードン=レヴィットは最近の大活躍振りからも解る様に今作でもキラリと光った演技を見せています。 繊細でキレやすく、ある事が切っ掛けで自分をドンドンと追い込んでしまう役柄を良い味出して演じてます。 流石WOWOWで特集を組まれる程の役者さんです。 本DVDは特典映像が豊富に収録されておりますが、どれも余り観るべきものが無くて残念。 中で18分にも及ぶ削除シーンは監督の音声解説を聴きながら観ると、結構面白いかも。 時間が無かったからカットしたとか言っていますが、どのシーンも本編に組み込まれたところでどうでも良かったシーンばかりかと言うとそうでもなく まぁ監督の意向で映画ってどうとでもなると言うのが良く解ります。
3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
出征、別れ、友や家族との絆・・・,
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レビュー対象商品: ストップ・ロス/戦火の逃亡者 スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD] (DVD)
ストップ・ロス制度をめぐる主人公の苦悩を観ていると、米国社会の状況はかなり深刻だなと感じた。任期を途中で投げ出したならいざしらず、兵役期間を満了した下士官兵に対して、こうした仕打ちをするのはちょっと理解に苦しむ。「軍は間違っている」という主人公の主張に、私も賛成する。この物語の主人公は、ある意味アメリカの模範的な青年なのだろう。学生時代はフットボール選手として活躍、9.11を機に入隊、若くして分隊長を務め、二度の出征、受勲…。そんな主人公たちだが、帰還後に戦場の記憶に悩まされるところや、負傷した仲間がどういう姿になったのか、現実をきちんと描いているようにみえる。ただし、反戦映画というわけではない。 戦友との死別、家族との別れというのを、音楽とともに感動的に描いている。カウボーイハットがよく似合う男女の、カントリーな雰囲気に好感が持てる。 主人公は逃亡するべきだったか、どちらが正しいのか一概にいえない。このような状況下にあれば、どっちを選んだにしろ尊重されるべき判断であろうと思う。個人的には、素晴らしいラストだった. アメリカは軍事大国とはいえ、現役・退役軍人の数は人口比でいえばやはり少なく、この作品にしても興行的には失敗したらしい。とはいえ、戦士たちの葛藤というものを見事に描き出した名作にちがいない。
2 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
理不尽な思いの中で。,
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レビュー対象商品: ストップ・ロス/戦火の逃亡者 スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD] (DVD)
ひとつには、自分自身で「これはもう卒業だ、おわった」と思い込み、それを完全に信じきっているものは、その意思に反することを命じられても、もう”後戻り”はできないものです。それも、何か実りある成果、完遂の達成感があったことであれば、心の奥底から湧き上がるモチベーションより奮起することができるのですが、そんなことは何にもない空虚さ、ヒーローになったわけでもない、与えられた任務は果たせども人としてやるせないもの、過酷な状況が続いてもその終わりが見えることがないものに対して、すでに心は離れてしまい、”後戻り”はできないものです。 これらは生活・社会の一般的にいえる道理です。 この映画は、これらの道理をベースとして、兵士不足を補うための強制的に兵役延長できる「ストップ・ロス」制度に対して、一石を投じ、深刻な社会問題作としています。 ビデオムービーを流して、生映像を撮っているがごとく臨場感をかもし出し、フィクションの中に、現実に起こっている事象であることを描写しようとしています。 この理不尽な「ストップ・ロス」制度から逃げるとすればどうするか。 栄誉の勲章を与えてくれた議員さんに直談判しても国の制度である故に取り扱ってくれない。 では、家族や友人と永遠の別れを告げ、身分を変えて国外で密かに暮らすしかないのか。 そんな中で、戦争から無事帰ってきたものの、心の傷は癒えることはなく、時々トラウマがよみがえる。 打って変わって、「ストップ・ロス」の指令に従えば、再び、終わりなき戦慄すべき光景に向かわなければならない。 いずれもベターな選択肢がない、どうするか。
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5つ星のうち 4.0
「アメリカ合衆国」が「偽善国家」である事を暴く「名画」です。,
By 阿南ヒロシ "ANAN" (熊本市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: ストップ・ロス/戦火の逃亡者 スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD] (DVD)
1. 「愛国心」が原因で「アフガン戦争・イラク戦争」へと志願した非常に優秀な青年が「約束の兵役期間」を満了したのに、その「退役」を「大統領命令」で否決出来る制度(=ストップ・ロス制度)が、何と「アメリカ合衆国」に存在する事を初めて知りました。2. こんな「デタラメ」な「人権無視」の「法制度」は、とても「先進国」の制度とは言えない。 3. 「志願」した時の「兵役期間」を「政府」が一方的に「延長する」なんて事は、「徴兵制」では無いのに「徴兵制」を「実施」しているのと「実質的に」異ならない。 4. 「9.11テロ」以降、「アフガン戦争・イラク戦争」で合衆国政府は、約65万人を派兵し、その中の約8万5,000人が、何と「ストツプ・ロス制度」で「再召集」されたとの事である。 5. 幾つかの事例が訴訟となった様だが、未だに、「アメリカ合衆国・最高裁判所」は、「違憲判決」を出して無いとの事である。 6. 映画の主人公が「再招集」を命じる上官に対して、「貴方は間違っている。 大統領なんてクソ食らえだ!」と叫ぶ場面があるが、主人公の主張が「正論」であるのは明白だ。 7. 「違憲判決」を出すだけの「勇気」を持ち合わせて無い、「アメリカ合衆国・最高裁判所」の「裁判官」達は、謂わば、「幕府の犬(=行政権の手先)」と成り下がった「人間の屑」と言わざるを得ない。 8. 「愛国心」から「志願」した青年達を「裏切る」、「アメリカ合衆国・政府」、「大統領」、「議会」、「最高裁判所の裁判官達」は、皆、「人間としての恥」を知って貰いたい。 9. 「アメリカ合衆国」が「卑しい・後進国」である事を認識する為に、世界中の人達が見るべき「名画」である。 10. ただ、映画として残念なのは、最後に主人公が「国家の不正義」に屈服して、再び「出征」して行く事である。 「カナダ」か「メキシコ」へと「逃亡」して欲しかった。 11. 私が「主人公の立場」だったら、「カナダ」か「メキシコ」へと「逃亡」する。 |
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