Amazon.co.jp: カスタマーレビュー: Philharmonic or die

カスタマーレビュー


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14 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 くるりの10年, 2008/2/22
By 西京BOY (千葉県市原市) - レビューをすべて見る
(TOP 100 REVIEWER)   
くるり初のライブアルバム。音源としても8ヶ月ぶりとなる。
このアルバムは普通のライブアルバムとは違い、2枚の会場で収録した音源を
分けて発表する形となった。その割りにはコストパフォーマンスが優れている。

まず全体的な選曲が面白い。くるりは今年でデビュー10周年だが、敢えてベスト的な選曲でなく
レア、というかシングル曲少なめでくるりの中でもコアな楽曲が多めになっている(特にDISC2)。
これが非常に面白くて、ファンにとって幻の作品「もしもし」からの楽曲(!)が
入っていたり、シングルのカップリングやちょっと昔の曲が多かったりする。
もちろん最新アルバムの曲は多いが、「NIKKI」や「アンテナ」の曲はほとんどなし。
その代わりに「図鑑」や「THE WORLD IS MINE」の曲が多く、このひねくれもくるりっぽい。

DISC1はパシフィコ横浜で行われたオーケストラライブを収録。もちろん「ワルツを踊れ」の
流れを完全に汲んでいて、その中の楽曲が中心のセットリストであるがその他の曲も
見事にワルツ〜の音像に近いものになっている。個人的には「惑星づくり」はかなり意外だったが
聴いてみると見事に流れに溶け込んでいるのが凄い。また「春風」のように容易く合いそうな曲も
きちんと入っているのもニクイ。「ジュビリー」で締められるラストは圧巻。

DISC2には京都の磔磔で収録されたライブ。これはDISC1と対照的にバリバリのロックで
いつもの彼らのライブ感を感じることが出来る。で、思ったのは非常に良い演奏をしているということ。
ライブ盤としては珍しいほどキッチリとした雰囲気になっており、バンドの性格が判る仕様になっていると思う。
「すけべな女の子」のグルーヴ感は凄いし、「アナーキー・イン・ザ・ムジーク」ではかなりの
アグレッシブさを感じられる演奏をみせている。個人的に「モノノケ姫」は彼らの曲の中でも
思い入れの強い一曲だったのでこの曲を未だにやってる事実に大いに嬉しくなった。

正に冬に発表するのにふさわしい、温かくてそれでいて洗練されたバンド・サウンドをじっくり堪能できる
優れたライブアルバムだった。ライブ盤に興味がない人でも楽しめる仕様になっていると思う。
また雰囲気もかなり良い感じなので是非。
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28 人中、24人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 二つのアプローチから, 2008/1/27
くるり初のライブアルバムということですが、むしろ今までのくるりの総括といった方がいいかもしれません。
ディスク1は横浜パシフィコで行われたライブを収録。ディスク2は磔磔でのライブです。

事前に投票を行ったようにファンにも人気の高いすけべな女の子やさよなら春の日などもアルバムとしては初収録。
僕は両方のライブで演奏を聴いたのですが、前者はクラシックで使われるホールということもありワルツのサウンドフォームに沿ったものでした。
ただ、オーケストラが入ったWESNやARMY、GUILTYがスゴイことになってます。
まったく別の曲です。というよりこのアレンジで演奏された全ての曲がいつものサウンドよりビルドアップしてます。
くるりが「今までで最高のライブやった。」と言うのもよく分かるディスク1です。
個人的にフェイバリットはさよなら春の日です。シングルカットできるぐらいすばらしい出来。

ディスク2はロックバンドとしての彼らの強さが前面に出てます。
磔磔自体、やはりそうしたライブをやらせるのでしょうか。かなりブルージーです。
サウンドフォーム的にはNIKKIの時のブリティッシュ・ロックスタイルが中心ですが、初期のモノノケ姫ではサイケでぶっ飛んだロックを聞かせてくれます。
宿はなしを演奏していた時、ローザ・ルクセンブルグを彷彿とさせるなぁと年配のおっちゃんが言ってましたがそんな感じ。
こちらではすけべな女の子、夜行列車と烏瓜、帰り道、モノノケ姫などが収録されています。

そういった意味では今までのサウンドフォームを全て出し切ったアルバムと言えます。
(テクノやダンスミュージックはないですが・・・。)
ロックバンドの可能性を前面に出した傑作ライブアルバムだと思います。
個人的にはライブDVDも出して欲しいですね。そのくらいすごいライブでした。(特にディスク1)

くるりファン以外にもオススメのライブアルバムです。
くるりのライブの表現力の高さを改めて感じました。
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37 人中、29人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 Live or die, 2008/1/22
くるりの2007年は本当に凄かった。まずギター大村達身の脱退に驚き、大名作「ワルツを踊れ」発表、京都音楽博覧会の成功、そして磔々でのロックなライブとオーケストラを従えた横浜パシフィコでのスペシャルライブで締め括る。そのライブの音源を収録したのが本作、くるり初のライブアルバム「Philharmonic or die」である。こんなにライブ盤の発売が嬉しかったことは今までない。自分は行けなかったので、もう待ち焦がれていた。

収録曲を見てほしい。
さすがくるりと言える内容ではないだろうか。ベスト盤のときもそうだったが、選曲だけ見てもワクワクする。HPでのアンケート上位曲(東京、すけべな女の子等)はちゃんと入っているし、「さよなら春の日」「惑星づくり」が入っているのも渋い。デビュー盤「もしもし」に入っている「夜行列車と烏瓜」も楽しみだ。
もちろん、聴きたかった曲は他にもあるが、それは言わないことにしよう。それ以上に素晴らしいという印象のほうが勝っているからだ。

このアルバムには音楽家としての芸術性もロックバンドとしての狂暴さも音楽オタクとしてのストイックなこだわりも、くるりの持つ素晴らしい部分が全て表れていると言ってもいい。そこにライブ独特の空気が加われば、その感動は何倍にも膨れ上がるはず。
唯一無二のくるりサウンド、此処に在り!

追記:長文失礼。

聴いた。
素晴らしい。そして、ヤバイ(若者言葉でなく本当の意味で)。単にオーケストラで凄味を増しただけじゃない、その音の隙間や歌が際立つようなハーモニーと常に底に漂うベースなど絶妙のミックスバランス。ライブ盤の醍醐味であるその場限りのドキュメント性以上に、アルバム作品として最高傑作に相応しいほどの名盤だ。鳥肌のスタンディングオベーション、終始鳴り止まない感動の嵐、個人的に「ブレーメン」「さよなら春の日」「アナーキー・イン・ザ・ムジーク」で瞬間最大風速を記録した。圧巻。
DISC2はひねくれた音楽性がストレートに出ている。「すけべな女の子」や「帰り道」の独特のうねりのある臨場感がたまらない。これもまた圧巻。

「アナーキー・イン・ザ・ムジーク」が両盤共収録されている。音楽とはウィーンも京都もジャンルも歴史さえも飛び越えるものだと言わんばかりに。対を成すようなコンセプトだが、どちらも同じ、素晴らしい音楽なのだと。

このアルバムは宝物になる。
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 涙、涙 新オルタナティブの誕生!, 2008/5/30
ロックバンド(あえてこう書くがくるりはもはやロックバンドではないと思った)がライブ盤を出す意味を考える。つまり、たいていはそのバンドのライブパフォーマンスを臨場感たっぷりに味わい尽くしたいというところではないか。くるりもデビュー以前から、オリジナルアルバムの作成と同様にライブを大切に、成長し続けきたバンドだ。だけど、このライブ盤の意義は、これらライブのダイナミックさ、一回限りの演奏を自宅で楽しむということだけにおくと、えらく間違う。「管弦楽か死か」−。一見すると、意味不明なこのタイトルがバンドの本質をついていることに気づく。くるりはその初期において、言葉がつくる世界に重きを置き、「東京」など数々の名曲を作ってきた。ここには、岸田の感性の世界が息づき、聴くものにその「風景」をリアルに映してくれた。本人も指摘するとおり、言葉の美しさを複雑で奇妙なコード進行に乗せることで生み出される独自の世界は、ひどくにごっているようでいて限りなく透明、重いようでいて雲のような軽さがあった。「図鑑」においても、「街」などにかすかにみせる、岸田の静かな怒りを不安で重いけれどやがて感動に昇華していく、見事なコード進行を見せている。その後、商業的にも成功を収めた「TEAM ROCK」や「WORLD IS MINE」などでは、打ち込みを取り入れたり、その後UKROCKに回帰したり、振幅の大きさをいつも思い知らされてきた。しかし、前作「ワルツを踊れ」で、くるりは単に優れたロックバンドという評価を驚異的に飛び越えてしまった。それも軽やかに。ウィーンでの録音、モーツァルトやベートーベンへのリスペクト、オケとの共演という言葉以上に、音楽を、音の世界を自由に、飛びまわってその結果生まれた作品だった。これにおいて、くるりは結成10年をむかえ、そして本質的な意味でのオルタナティブな存在になってしまった。本作は、その10年の変貌の軌跡であり、新オルタナティブの誕生の証拠である。たった一夜のために世界中から集い奏でられた音楽、それはこれまでくるりが作ってきた同じ曲なはずなのに、全く別の誰かの新曲のように、だけどやっぱりくるり以外の何者でもない響きをもってこだまする。オケがあることで、メンバーの音の良さも伝わる、そののびやかさはこれまでのライブ盤とはまったく違う解釈が成り立つ。2枚目の京都でのライブは、くるり本来の激しく、そしてやはり言葉を大切にしてきた岸田の魂が伝わってくる。やはり「管弦楽か死か」としかいいようのない音楽史上かき消されることのない傑作となっている。スタンディングオーベーションの嵐は、新たなくるりの誕生を祝うものに違いない。とにかく聴いたほうがええ。
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5つ星のうち 5.0 一分の隙も無し, 2008/4/19
プロならその完成度が当然。
もちろんこのアルバムはそんな条件など軽々と飛び越えている。
けれどもやはりこう表現せざるを得ない、『隙無し』と。
その様は一枚目の『ハイリゲンシュタッド』からして顕著である。
針で突けば弾けるほど緊密な空気の中立ち上がるドラムロールとストリングス。不安を掻き立てるような導入を経て、俄に雲の晴れるような盛り上がりを見せ、心地好い緊張を保ったまま消える余韻。そして喝采。
その後に続く演奏に否が上にも期待が高まる。
そしてその期待を裏切らない楽曲の数々。
アルバムの構成も緩急織り交ぜた出来で、こちらは良い意味での裏切りが多くあった。
特に十一曲目の『Worlds End Supernova』は必聴だろう。
原曲の雰囲気を崩すことなく、むしろ『一味二味違うんだぜ』と挑んでくるような出来栄えだ。
このアルバム、聴かなければ損だ。
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5つ星のうち 5.0 弦楽との融合がこんなにスゴイとは, 2008/3/12
オーケストラが入った1枚目のライブは圧巻だ。こんなにも、音に厚みが出るとは。そういう観点で、WORLD'S END SUPER NOVAは必聴。

両方に入っているアナーキー・イン・ザ・ムジークは神。

こういうライブに参加してみたかった。DVD出ないかな。
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5つ星のうち 5.0 聴くだけで精一杯, 2008/2/21
全編通して、これをライブでやったのかと息つく間もないアルバムでした。音楽を楽しんでいる姿勢が前面に伝わってくる一枚です。正に「Tanz Walzer」の落とし子。「春風」「World's end supernova」は生まれ変わっていますし、ほかの曲ものきなみグレードアップしていると感じるのは、ファンの欲目ではないはず。気持ちの触れられるところが多い、可触性が高いというか、とてもざらついていて癒されるいいアルバムだと思います。
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5つ星のうち 5.0 凄かった。, 2008/2/20
playした瞬間に作業の手を止めて聞き入ってしまいました。
ストリングスが入った曲はもう見違えるほど綺麗に変身してしまいました。
とても高い所までのぼった音楽です。CDになって出てきてくれてよかった。
感謝します。
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5つ星のうち 5.0 圧巻の出来, 2008/2/20
ブレーメンが圧巻。イントロを聞いた瞬間、横浜公演で聞いたあの衝撃がまざまざと蘇ってきました。ライブ盤なので、音はあまり良くないだろうと思っていましたが、生で聞いた音と遜色ない位きれいに録音されています。
欲を言えばもっと色々な曲を入れて欲しかったです。ハローグッバイとか男の子と女の子とか…DVD化を待ちます!
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5つ星のうち 5.0 こんな, 2008/2/20
ライブCD聴いたことないよ。
こんなにライブCDって良いものなんですね。

選曲もやばいですし聴き応えがあります。

ライブハウスバージョンとホールバージョン
違ったカラーが伺えます。

是非くるり初心者の方も、
まずはこれ買って。

そっから過去出てるアルバムをアサるのも
素敵な事ではないでしょうか??


以前からくるりファンの方も
また新たなベストが出たなと楽しむことが出来ると思います。
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