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涙、涙 新オルタナティブの誕生!, 2008/5/30
ロックバンド(あえてこう書くがくるりはもはやロックバンドではないと思った)がライブ盤を出す意味を考える。つまり、たいていはそのバンドのライブパフォーマンスを臨場感たっぷりに味わい尽くしたいというところではないか。くるりもデビュー以前から、オリジナルアルバムの作成と同様にライブを大切に、成長し続けきたバンドだ。だけど、このライブ盤の意義は、これらライブのダイナミックさ、一回限りの演奏を自宅で楽しむということだけにおくと、えらく間違う。「管弦楽か死か」−。一見すると、意味不明なこのタイトルがバンドの本質をついていることに気づく。くるりはその初期において、言葉がつくる世界に重きを置き、「東京」など数々の名曲を作ってきた。ここには、岸田の感性の世界が息づき、聴くものにその「風景」をリアルに映してくれた。本人も指摘するとおり、言葉の美しさを複雑で奇妙なコード進行に乗せることで生み出される独自の世界は、ひどくにごっているようでいて限りなく透明、重いようでいて雲のような軽さがあった。「図鑑」においても、「街」などにかすかにみせる、岸田の静かな怒りを不安で重いけれどやがて感動に昇華していく、見事なコード進行を見せている。その後、商業的にも成功を収めた「TEAM ROCK」や「WORLD IS MINE」などでは、打ち込みを取り入れたり、その後UKROCKに回帰したり、振幅の大きさをいつも思い知らされてきた。しかし、前作「ワルツを踊れ」で、くるりは単に優れたロックバンドという評価を驚異的に飛び越えてしまった。それも軽やかに。ウィーンでの録音、モーツァルトやベートーベンへのリスペクト、オケとの共演という言葉以上に、音楽を、音の世界を自由に、飛びまわってその結果生まれた作品だった。これにおいて、くるりは結成10年をむかえ、そして本質的な意味でのオルタナティブな存在になってしまった。本作は、その10年の変貌の軌跡であり、新オルタナティブの誕生の証拠である。たった一夜のために世界中から集い奏でられた音楽、それはこれまでくるりが作ってきた同じ曲なはずなのに、全く別の誰かの新曲のように、だけどやっぱりくるり以外の何者でもない響きをもってこだまする。オケがあることで、メンバーの音の良さも伝わる、そののびやかさはこれまでのライブ盤とはまったく違う解釈が成り立つ。2枚目の京都でのライブは、くるり本来の激しく、そしてやはり言葉を大切にしてきた岸田の魂が伝わってくる。やはり「管弦楽か死か」としかいいようのない音楽史上かき消されることのない傑作となっている。スタンディングオーベーションの嵐は、新たなくるりの誕生を祝うものに違いない。とにかく聴いたほうがええ。
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予想外の感動, 2008/5/30
このアルバムを買った人のほとんどは、DISC2(磔磔でのライブ音源)が目的で購入したのではないでしょうか。
わたしも、DISC2目的で購入いたしました。が、
DISC1(パシフィコ横浜)のすばらしさに脱帽したのは、わたしだけでしょうか。確かに、地元京都のライブ音源(DISC2)もよかったのですが、DISC1のほうが良かった、って人は多いと思います。ロックとオーケストラの融合、これからのくるりが恐ろしい…
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文章では説明不可, 2008/4/30
こっれは五つ星☆☆☆☆☆でしょうっ! まず他のレビューにも書かれてますが音が本当に良い。綺麗でザラついた音。 っていうかこんな音楽はもう言葉という文字の組み合わせだけでは表せないと思います。 書いといてなんですがレビュー不可(笑) 説明不能。 音と言葉という振動でしか表現できないものがあるからこそ音楽があるわけで もう 音楽ぅっ(笑)、あっぱれ、としか言えません。すみません。 身も蓋も無い言い方ですが(笑)とにかく聴いたほうがいいです ヤバイっす。 くるりを特に愛してる人でない方も、ロックと分類されてる音楽をあまり好きじゃない方もこのCDは音楽が好きな方であれば納得&ビックリなんじゃ!? 僕はこんな音達、音の塊と出会えて幸せです 心を動かされました CD聴いてこんな興奮したのは10代以来です。 大興奮しました。 初めて聴いてる時はもし今火事になって、このCDしか持って逃げる事ができなくてもまぁあんまり後悔しないなって思いました(笑)。 よく☆の評価は気にしないで下さいっていうレビューを見ますが これは五っ!!! ☆五つっ!!
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一分の隙も無し, 2008/4/19
プロならその完成度が当然。 もちろんこのアルバムはそんな条件など軽々と飛び越えている。 けれどもやはりこう表現せざるを得ない、『隙無し』と。 その様は一枚目の『ハイリゲンシュタッド』からして顕著である。 針で突けば弾けるほど緊密な空気の中立ち上がるドラムロールとストリングス。不安を掻き立てるような導入を経て、俄に雲の晴れるような盛り上がりを見せ、心地好い緊張を保ったまま消える余韻。そして喝采。 その後に続く演奏に否が上にも期待が高まる。 そしてその期待を裏切らない楽曲の数々。 アルバムの構成も緩急織り交ぜた出来で、こちらは良い意味での裏切りが多くあった。 特に十一曲目の『Worlds End Supernova』は必聴だろう。 原曲の雰囲気を崩すことなく、むしろ『一味二味違うんだぜ』と挑んでくるような出来栄えだ。 このアルバム、聴かなければ損だ。
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2つの1つの世界。, 2008/4/19
なるほど、オケが入るとこうなるのか!と納得すると共に
見事な選曲に震えます。ちゃんと昔からのファンに対しての気持ちも伝わる選曲。
個人的にグッときたのは、DISC2の『ばらの花』です。
演奏も素晴らしいですが、終盤よくよく聴くと。。。。
あっ、これは!という、遊び?なのか偶然なのかわからないけど
ある曲のフレーズがちょっぴり入っています。素敵です。
家で聴くというよりも、大音量でヘッドホンしながら外で聴くのが(特に“宿はなし”)
個人的にはおススメです。
底がしれないくるりを改めて体感できる1枚だとおもいます
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弦楽との融合がこんなにスゴイとは, 2008/3/12
オーケストラが入った1枚目のライブは圧巻だ。こんなにも、音に厚みが出るとは。そういう観点で、WORLD'S END SUPER NOVAは必聴。
両方に入っているアナーキー・イン・ザ・ムジークは神。
こういうライブに参加してみたかった。DVD出ないかな。
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すばらしいが, 2008/3/10
確かにすばらしい出来である。
Disc1ではブレーメン、さよなら春の日などは最高の出来であり、感動させる。
Disc2も昔からあるくるりらしさが出ている。モノノケ姫などは素晴らしかった。
が、岸田繁の才能からすると、もっと良い作品が出来たのではないか。
ライブ自体は大変素晴らしいものであったが、カットされてしまった曲が勿体無い。
パシフィコのライブでは他に「言葉はさんかくこころは四角」や「ハローグッバイ」、「グッドモーニング」、「アマデウス」など素晴らしい曲が演奏されていたらしい。先日CSでやっていた映像を見る限りでは収録曲数に限界があるとはいえ、Discを増やしてでもできるだけカット無しでやってほしかった。
磔磔の方は他になんの曲をやったかは知らないが、やはり10曲とまだ物足りない感じは否めない。
とはいえ、そのことを含めても、素晴らしいアルバムであるといえる。今回のアルバムは自信を持って人に勧められる、そういうアルバムだ。
買おうか迷っている人、くるりを初めて聴こうという人にも是非聴いてもらいたい。
2つのライブをノーカットでのDVD化を望みます。
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大満足のライブ盤です, 2008/3/9
くるりに関しては割と興味が薄れていましたが、選曲が素晴らしく購入を決めました。普通こういったライブ盤を出すとなるとヒット曲中心のセットになりがちですが今回はコアな曲が多くて大満足です。ネガティブな事をいうと僕が最もハマっていた時代の曲達です。生意気をいうようですが、やはりスーパーカーやナンバーガールと共に時代の音楽を引っ張っていて面白い事をやっていたのは「world is mine」までだったと記憶しています。なんていうかくるりの楽曲はつっこみ所のある穴があるほうが魅力的なんですね。
今回最も良かったのは「すけべな女の子」のアレンジがちゃんと以前聴いた事のあるライブバージョンだったことです(オリジナル音源もオシャレで悪くないと思いますが)。
冒頭でも書きましたが、今は昔ほどくるりに感情移入してません。なのでこのライブもライブ盤が出る情報も特にチェックせずに手に入れる事になりました。それで思ったのですが、すごくいい物をサラッと出されるとすごくいい買い物をした気になります。
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やっぱりライブって素晴らしい!って思ったよ。, 2008/3/4
くるりの2枚組ライブアルバム。
久しぶりにくるりのアルバム買ったけどこれは凄い。
なんたってDISC1の一曲目は壮大なオーケストラの演奏が聴こえてきてこれくるり?って心配したよ。
で、二曲目の「ブレーメン」からやっとくるりの歌声が聴ける。
しかもこの「ブレーメン」はかれら特有の哀愁あふれるけどじわっと暖かいソングだから即・引き込まれた。
このように始めの2曲でイイなと思えるってことはくるりとオーケストラの相性が良かったってことだろう。
タイトルに「philharmonic」って入れたのはダテじゃない!
DISC2はオーケストラ不在の純粋な真っ向勝負のくるりのライブ曲が楽しめる。
全体的に個性を存分に発揮した曲が数多く収録されている。
やっぱり「ハイウェイ」はイイなーって思いました。ライブバージョンは初めて聴くけど、つたなく不器用な感じに歌われている感じがシングル版と違いがあって面白い。
それとDISC1、2どちらでも感じたけど音質がスゴクイイ!
ふつうライブ版って臨場感は抜群にイイんだけど声がかすれたりして落ち着かない感じだけど、これは違う。
バッチリこえがきこえてきますよ。ヘッドオン装着でさらに聴こえちゃうよ!
唯一の問題点はブックレット。
くるりメンバーのライブの様子や楽しく談笑しているフォトが載っててほほえましいけど、歌詞がどこにも載ってない!!
ファンのひとには歌詞なんてアタマに入ってるよ!って感じなのかもしれないけど、私のように久々に再会した人間にとって歌詞ないのは無念の極み。
歌のその歌詞を見ながらじっくり聴いて楽しむってことをしている私にはこれほど残念なことはない。
とにかくくるりのいまの力を知るのにベストな一枚。そして久しぶりなひとでも大歓迎な一枚。
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初 ライブ盤, 2008/3/3
ライブ版は不要かとも思ってたが、京都・磔磔のライブ行けなくて悔しい思いをしたから購入。
まず、選曲が単にベストにならずに、インディーズの曲や「すけべな女の子」なんかが入っててよろし。
「WORLD'S END SUPERNOVA」みたいな打ち込みのライブむきではない曲も見事に昇華させて新たな解釈を生み出している。
disc1でクラシックを取り入れ、disc2 ではロックをかきならすというコンセプトの違いも、両方に「アナーキー・イン・ザ・ムジーク 」を収録することで明確になっている。
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