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カスタマーレビュー

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2014年1月18日
私自身、スワンaを20年程使い続け、今も尚バックロードホーンを設計し、楽しんでおります。
かなりライトですが、スピーカーのみならず他の面でも長岡信者の一人です。
発売から6年以上経過した現在、やっと本製品の存在を知り、購入しました。
セールス的に不利な「バックローデッドホーン方式」を敢えて採用、
商品化したAudio-technicaさんに敬意を表します。

<スピーカーユニット>
シリコンプレーヤーで手軽に鳴らす音響装置(ドッキングステーション)には、
この手のユニットがよく使われています。
当製品に使われているユニットのフレーム部分は、
コーン紙の裏から出る音と音圧を逃がすよう、一般的なフレームと同じ構造です。
限られた大きさのバックロードホーンとして設計しているため、
同一形状でもコストをかけたユニットを採用しているようです。
スピーカーユニットは2.8cmとありますが、これはエッジ込みの直径で実際の振動板は2cmです。
表から見るときれいなアルミの振動板ですが、布エッジが振動板裏の殆どを覆っています。
これにより、コーン紙の強度はかなり高まっています。
ボイスコイルと端子の間を繋ぐ線は短く余裕が無いので、
端子からの半田の回り込みには十分注意が必要です。
4Ω3wのユニットを直列に配し、全体で8Ωとしてます。
メーカーでは最大入力6w、定格入力2wです。
防磁カバーに覆われて、マグネットの露出は確認できませんでした。

<エンクロージャー>
裏面、底面、天板、音道など複数のパーツがしっかり接着され、モノコック的な強度もあって
剛性はかなり高いようです。
バッフル面とスピーカーユニットの接合面やバッフル面とエンクロージャーの接合面には
液化ゴムを使い、シーリングとダンピング両面の効果を狙っているようです。
恐らく、エンクロージャーの組み立てにも使われていると思われます。
そのため、強度が高いだけでなく鳴きもありません。
空気室下部には、縦8mm横40mm奥行き12mmの硬質スポンジが接着されています。
吸音と、内部配線取りだし口への音漏れ防止のためかと思われます。

<バックロード>
メーカーの断面図からみて故長岡鉄男氏作D-10「バッキー」と同じ構造と思われます。
ユニットの振動板半径r=1cmとして実効振動板面積を単純に1.5倍とみて4.71平方cm
凹凸があるので誤差が大きいとは思いますが、
スロート断面の縦が5mm(テーパー状で計測困難)で断面積は約2平方cm
スロート断面積が50%を切っているのが気になりますが、
ユニット背面から放出される中高音を極力ホーンロードさせない配慮かもしれません。
空気室はおよそ縦80mm横40mm奥行き17mmで容積は約0.055L
計算上、カットオフ周波数は約360Hzとなっております。
低音再生は全く考慮されていないであろう超小口径で非力なユニットを相手に、
かなり適切な設計をされているのがわかりました。

<聴感>
元気です。
ユニット×4と前面開口のホーンにより、スピーカーの存在を無視して中音が前面に押し出されます。
高音は音像が大きくやや濁ったように聴こえますが、素性はよさそうです。
低音はメーカー公表の再生周波数帯域下限の140Hzまで出てますが、それ以下は中音に消されます。
小さな音量では低音が感じられません。
大音量再生では中音域300Hz付近の耳障りなピークがあり、650Hz、1000Hz付近にも表れてます。
ペア1万円の価値は、残念ながら音に表れてませんでした。

ただ、
元が2cmのユニットからは想像できない大音量再生が可能です。
バックローデッドホーンや共鳴管方式等、背面解放型特有の現象です。
バスレフではこうはいきません。
しかし、超小口径ユニットなため、どこまでも大きな音が出るわけではありません。
箱鳴りする前にユニットの再生力が破綻します。
また、アンプの再生能力の善し悪しを如実に表します。
微小入力にはあまり反応してくれないのを感じてますが、
この部分の違いを全体的な雰囲気として聴かせてくれます。
うまく鳴らない時にはアンプを疑う必要もありそうです。

<改善>(自己責任)
ユニットのカバーは手で取り外せます。
バッフル板は4本のねじで止められていますが、実際には液化ゴムでシールされてます。
そこへアルコールを流し込み、軟化した頃を見計らってマイナスドライバーでこじ開けられます。

1)ユニット裏面のフレームを削り、音の通りを良くしました。
2)バッフル開口に近いユニットにパラで無極性電解コンデンサー(33μF)を取りつけ、
  高い周波数をバイパスさせて中高音域のレベルを下げました。
  容量が少ないコンデンサーでは、中音域までバイパス出来ませんでしたが、
  ここは好みの問題だと思います。バッフル開口に遠いユニットには手を加えません。
3)5mm程度の柔らかいスポンジを、空気室背面に貼りつけました。
  ユニット背面の中高音を少しでも減衰させるためです。
4)マグネットカバー裏に防震ジェル(4mm厚)をつけ、空気室背面とユニットを繋ぎました。
  ユニットに発生する振動を抑え、不要な音を出させないのが目的です。
5)エンクロージャーとバッフル板との接合部にゴム系接着剤を塗り、元に戻しました。

吸音材とコンデンサーの効果でユニット前後に放出される中高音が抑えられました。
フレームを加工しホーンロードさせる音圧を上げたことで、相対的に低音が豊かになりました。
聴感上、再生周波数帯域の下限は100Hz位まで何とか。90Hz付近の音も感じられる時があります。
小音量でもドラムの音は雰囲気よく聴き取れます。
コンデンサーで下側のユニットから出る中高音を抑えたことで、
歪感なく、澄んだ高音が聴こえるようになりました。
ここの変化が一番大きいです。

全域に渡り、極端なかまぼこ型だった周波数特性がかなりフラットへ近付きました。
しかし、450Hzと900Hz付近に若干のディップが感じられます。
まだまだベストではないようですが、それでも元のペア1万円の音は十分超えていると思います。

<総評>
新品状態の音で★
改善することで★★★★★
間をとって★★★としています。

購入して2週間程、改造を繰り返しながらテストしてきました。
素の状態でも、鳴らし込めば納得できる音に落ち着くのではないかと思いますが、
ある程度の工夫で大きく様変わりしていき、よりよい音に仕上げることができました。
この状態で鳴らし込むことで、更に良くなっていく気がします。

バスレフ型だと「工夫」といっても小変更では効果が薄く、
最終的には「ユニット交換」に頼りがちになりますが、
バックロードホーン型のこの製品では小さな工夫でも大きく変化します。
設計含め「モノ」「素材」としての価値と魅力は十分高いと考えます。
価格が価格なだけに、特に長岡式をかじった方にはぜひ弄り倒して欲しい製品です。
必ず、ペア1万円以上の価値を発揮させることができるでしょう。

何せ、市販品の「バックローデッドホーンスピーカー」なんて
後にも先にもこれだけでしょうから。
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2014年7月21日
←るきさんが改造方法を紹介されていたので興味を持ち購入しました。

ほぼ同じ改造を施せたと思います。
結果としては、改造後は確かに音の輪郭がはっきりして良い音になたと感じました。
一番効果があったのは、防震ジェル(4mm厚)を付けた時でした。
また好みになりますが、ゴム系の接着剤ではじめ固定しましたが、響きが無くなったので
私は接着剤を全部取り何もつけないままネジでふたを閉めました。

バックロードホーン型は初めてであっているか分かりませんが、普段聞いているバスレフの
スピーカーと音の出方が違うように感じました。
色々違いはありますがその一つとして、バックロードホーンはスピーカーの中間に音がとどまっている
印象が強い?ような気がします。
素人なので、あっているか分かりませんが、一番印象に残ったのはそこです。

正直プラスチックでできた外装は安っぽく、1万円の定価は高すぎると思いますが
2千円弱の今の値段ならお試しバックロードホーンならありだと思います。
バックロードホーンて基本個体が大きく見た目がダサいし、マイナーなため自作か高級機しかななったりするので
かなり敷居が高いですが、正直この鳴り方が好きな人もかなりいるのではないかと思います。

改造前提であまりお勧めしにくいですが、私個人としては改造を楽しめ新しい発見もあったので★4の評価に
しました。
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2015年9月23日
以前から興味があったところ、2,000円台になり、購入しました。

オリジナルの状態では妙なボンつき感とプラスティッキーな音で、ビックリしました。
男声も女声も非常に不自然で、広帯域にわたる曲ではバランス以前の音でした。
以前古道具屋で聴いたポータブル蓄音機の音を思い出しました。

予定どおり、←るきさんのレビューを参考に、ほぼ同様に手を入れました。
(←るきさんには、大感謝!!!)
違うところは、
・水槽濾過用の綿材を空気室とスロートに入れました。
・綿材を入れたので、スポンジは省略
・バッフルは接着剤でとめていません
・暫定的に、ホーン開口部にも綿材を入れています(様子見です)。

配線・音出しして、またビックリ。
オリジナルの音がうそみたい。バランスがよくなり、FMのアナウンスも自然になりました。
この音が合計3,000円未満+改造の楽しみで手に入るなら、素材として非常に面白いと思いました。
もちろん Hi-Fi を求めてはいけません。
重低音が出るわけでもありません。
しかし、楽しみ込みのコスト・パフォーマンスは高いです。

素材としては☆5つなのですが、オリジナルのまま使おうとする人が多いと思うので☆4つで。
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2015年10月16日
職場デスクトップで休日当番のBGM用に使っています。アンプはKENWOODのR-SE7をPURE Aモード、iPhoneからスタインバーグUR12でCDリッピングからハイレゾまで色々流してます。
元々iPod等の携帯プレーヤーを繋いでリビング等で使用する用途での開発のようで、BGMとしての音量で音楽を流すと同サイズのPCスピーカーとは比べものにならない奥行きと滑らかさを感じられます。ある程度ボリュームを上げるとバランスが悪くなって他のスピーカーと大差無くなってしまいますが、小音量専用とすれば現在の価格はかなりお買い得だと思います。
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2014年10月12日
二千円前後で販売されていたため、即購入してみました。

サイズや重量以上の音がデフォルトで出ます。ただ、ほかの方もコメントされているように「バックロードホーン」の真価はつかみにくい製品でもあります。このことから、もともとの1万円前後の価格だと残念だとの印象でしょうが、この価格ですと驚愕ということになります。したがって、一長一短あり、中間の3点をつけたいところです。

・・・が、エフェクター類を使用することで格段の音質向上が出来ました。この音質向上が出来た点と、このスピーカーの潜在能力の高さという点でプラス1。合計4点です。
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2015年6月3日
この製品の大きな魅力は小型である事です。

デスクトップオーディオで最もスペースをとるのがスピーカー。
そして小型サイズは低音やパワーに無理がある。
そこそこの結果を求めるだけでコストも割高です。

その問題と矛盾に対しメーカとして取り組んだ製品がまさにコレです。
このスピーカーについてかなり厳しい評価が多いですが、
価格やサイズしてはソコソコ良い音がします。

入力機器やソースの違いを再生する実力程度はあるようです。
この価格帯ではメーカー製品の種類も少なく限られています。

エイジング効果の有無ですが、最初は雑な聞き辛い感じが使っているうちにまろやかになってきたように感じます。
お買い得です。
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2010年10月2日
同時発売のアンプを使用していないのが原因かもしれませんが、
鳴らしはじめは音が篭り過ぎでとても音楽を聴けるような状態ではないし、
数日鳴らしこんで落ち着いてきてもボワついた音が気になる昔のラジカセみたいな音質です。
ためしにユニット部分を手で覆ってみたらホーン開口部から普通に高域より下の音が聞こえてくる。
これじゃ位相ズレで音がこもるに決まってる。
それがこの製品の個性、というなら仕方ないですが。

唯一のセールスポイントはサイズの割に低音が出る、とか
スリムなデザインで設置場所を選ばない。ってことになってくると思いますが
別にアンプが必要な製品である以上、サイズメリットも微妙になってくるかと。

人に勧めるなら同価格帯の2.1chアクティブスピーカーを推すと思います。
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25年くらい前にオーディオにはまっていたときは、バックロードホーンのスピーカを何台も作ってました。
そのうち、低音の遅れと、独特の共振音がきになって、密閉型や息抜き程度のポートのバスレフに転向しました。

最近バックロードの音を懐かしんでいろいろ作っている最中に見つけたのがこれ。
私の大好きな小口径(5cm以下のユニットをいくつも持っています)、薄型でコンパクトな筐体に惹かれて買いました。

音は、さすがにサイズが小さいので、音道長も短そうで、低音が出ているとか言いがたい、上海問屋のアクリルミニスピーカに負ける感じですが、高音は小口径ならではの素直な音を聞かせてくれます。
筐体の共振が大きそうなので、デッドニングしてみたところ、かなり改善されました。ちょうどレジェトレックスとエプトシーラが余っていたので、開口部内部に貼りました。
開口部をわざと狭くすることによって、ダンプダクト・バックロードホーンの効果も狙ってます。
中音の漏れが少なく共振音が小さくなります。

たまたま見つけた2.1chのサブウーファー出力付き中国製アンプLEPY LP-168HA http://www.amazon.co.jp/gp/product/B00YQR1NOU/と、買ったまま使い道に困っていた上海問屋のボディソニックユニットを組み合わせて、迫力のある臨場感を楽しんでいます。

電球色のデスクライトだけにして、カフェオレでも飲みながらスティービーワンダーなどを聴くと、リラックスできます。
review image
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2010年8月11日
鳴らし初めはあまりいいとは思えなかったが、それでもさすがバックロードらしい音でいいとは思っていた。
しかし、聴き続けているうちにエージングが進んだのか、かなり良くなった。
もちろん低音はどうかと言われれば、流石に十分とは言えない。
しかし、それでも同サイズのスピーカーと比べると驚くレベルだと思う。

ちなみに、使用しているアンプはR-SE7。
普通のコンポに繋ぐだけでは対した音が出ないかもしれない。
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2015年12月8日
サラウンドのバックスピーカー用に買ったけど、試してみて、どうもそんなに大きな音は出せそうにないので、しばらく放置してたのだけど、
別の部屋で安い液晶テレビのスピーカーがひどかったので、中華アンプとセットでつなげたら、さすがにずっと良くなった。
期待しちゃいけない感じ。
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