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9 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
利権なき時代の本物の苦労, 2008/1/28
この作品は、不思議なことにスリルが有る。
俳優さんや監督さんの技術が優れているという事もあるが、
内容が差別問題であるという事がその要因だと思う。
被差別者であったが為に傷心し、悩む主人公の小学校教師。
同じ人間でありながら同じ日本人でありながら、区別され、
それを隠さなければ今の立場から転落するとう恐怖。
これは単純に恐怖と言って過言とはならないだろう。
教師になるという夢を手に入れ、一生懸命に生きていたのだから。
主人公が最後の方で、行動を起こして見せる。
勇敢にも人柱となって、行動を起こしたという事である。
それは、いままでの行動が実を結ぶ瞬間なのだが、本人にとってはそうでは無い。
教師として主人公の身の回りの絆が全て無になる瞬間でもあるからだ。
人柱となり火の付いた屋根を支えた柱は、
たとえ家が焼けたとしても、その魂は永遠に不滅であると思う。
人にやらせるのではなく、自分でやらなければ、論ずる資格なしだろう。
「この主人公が最後に立つ所、いきつく所は、いったい何処になるのだろうか?」
終始、それを考えて観ていた。
皆様に是非みてもらいたい映画である。
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