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カスタマーレビュー

5つ星のうち4.415
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2003年9月28日
この映画はスゴイ。何もかも。何度見ても大感動。しかも判る人には判るという類ではない。多分本当の傑作とはそういうものでしょう。それが今このようにdvdで、画像、音声のマスター最高に仕上がってます。古くなんか全然ありません。映画嫌いも好きになるかも。
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2011年8月27日
私が映画を見る年ごろになったころ、もうすでにフランス映画はヌーベルバークでした。
斬新でせつなくて、甘酸っぱい新鮮な果物のように、直接感性に訴えてきました!
ヌーベルバーグから見た、それ以前の映画(マルセル・カルネ、ジャック・フェデー・・・)は、スタジオの中でしきたりに縛られ、偶然やドキュメンタリー性と対極にある映画、でした。
内容も若い私には全然、退屈でもあり、何がそんなに衝撃なのか、わからないものでした。
しかし・・・
今自分も年を重ねてマルセル・カルネの映画を見ると・・・・大人だ!!!
ガランスの感性、ふるまい、そういうものが、とても大人で・・・・カッコイイ!!!!
人の生きる孤独な軌跡、そしてそれが交差する奇跡!!!そのとき生まれる、奇跡的ともいえる、愛!!!!
あまりにも描かれるスタンスが大人であり・・・また、それぞれのキャラクターの際立ったカッコよさ!!!
彼らにモデルがいたのなら、本当に当時の人々カッコいいです!!!
パントマイムや当時の演劇人の芸の凄味と心意気!!!

こんなに大人な世界だったのに、ヌーベルバーグの人たちは、それを否定してヌーベルバーグを生み出したのですね。
でも、以降マルセル・カルネがあまり活躍できなかったのは、ちょっと残念だと思います。
とにかく、話がこの世の人の真実を描いており、人生観が大人、で、うならざるを得ない映画です!!!
しかも1945年制作。ドイツ占領下のフランスで、作ったことでありましょう。驚嘆の名作、といえます!!!
この映画を見れたことは、人生の一つの財産です・・・
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2015年8月8日
1945年のフランス映画。日本公開は1952年。言わずと知れた名画中の名画。
老若男女、誰もが一度は観ておくべき古典的作品といえるでしょう。

第一部「犯罪大通り」
バチストとガランスの運命的な出会いが描かれます。そこにナタリー、ルメートル、ラスネールといった人々が絡みます。
劇場でパントマイムをする人々、それを観に来るパリの庶民の生態が生き生きと描かれています。
詩的で美しい台詞にいろどられているのですが、全体的には暗くペシミスティックな雰囲気に満ちています。
バチストのジャン=ルイ・バローと、ガランスのアルレッティが素晴らしいのはもちろん、
これが映画初出演という、ナタリーのマリア・カザレスの魅力が何とも言えません。
「犯罪大通り」(パリの大通り)のオープンセットには圧倒されます。この映画にかける、フランス映画人の意気込みがひしひしと感じられます。

第二部「白い男」
プレヴェールとカルネのコンビはますます冴えわたります。
第一部では脇役といった感じだったラスネールとモントレー伯爵の対立が、第二部では本格的なドラマとして描かれます。
最後、モントレー伯爵はラスネールによって殺されるのですが、そこにはこの時代(1840年代)のフランスにおける階級対立も反映しています。
バチストとガランスは、愛し合いながらも、結局一緒になることはありません。そこに、人生というものを感じさせます。
二人とも一夜の思い出を胸に、これからの長い人生を生きていくのでしょう。
観る人それぞれの人生に反映するようなものが、そこにはあります。

このDVDは、フランスのパテ・シネマ社の提供で、米クライテリオン社がレストアしたマスターを使用した決定版です。映像が綺麗です。
また、あの映画評論家・山田宏一による字幕がとても良いです。プレヴェールの台詞の素晴らしさが良く伝わってきます。

正直、この映画のすべてを理解しているという感じはまだありません。
何十回も観なければならないだろうし、人生経験も必要でしょう。
これからも、折に触れこの映画を観て、いろいろなことを勉強していきたいと思います。
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多くのオールタイムベストで1位を獲得している作品

今日的な見方で“面白いか?”と判断するのはもったいない。

確かに半世紀以上前の映画なので映像も音も悪い

撮影技術も稚拙なのでカメラワークも退屈だ。

しかし、そこで語られる物語

永遠のテーマである恋愛が

多くの人々の心をとらえて放さなかった事を考えれば

【なぜ、この映画はヒットしたのか?】という

マーケッター的な興味が出てくる。

他のレビュアーも指摘するようにこの映画の面白さは

“欠点もあり凡庸な人々(=天井桟敷の人々)の魅力的な人間像”だろう。

著作権はとっくに切れているので

apple storeなどで無料で

iphone/ipadにダウンロードできるようにして欲しいのだが・・
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2010年1月15日
この渾身のカルネ作に対抗して、というか、敬意というか、オマージュというか、リメイク作があってもいいのでは! 例えば舞台を現代のNYオフブロードウェイに移し、より浪漫ティック&軽妙に仕立て直すとか(監督はもう少し若い時のUアレン。バティスト役は歌って踊れる人・・RダウニーJrあたりか)。 はたまたイタリア狂想曲風にしたフェリーニ版とか(難しい人選になるけどRベニーニくらいかな。ガランス役には、中年のカルディナーレあたりでちょうどかと)。 そうそう、一時、神が舞い降りてきてたベルトルッチに撮り直させたいな。 中国を舞台に「覇王別姫」みたいに京劇役者の世界観で・・・。 <<<<<何故でしょうか。 誰一人として後出の映画人が、「天井桟敷の人々」という、映画史上、頂上的作品の「奉納儀式(リメイク)」をしないのは! つまり同作が、その後の映画界の血や肉になりえていず、生かされていないから言いたいわけです。不満★! そして、そのことで魂を風化させていること。罪かも知れません。 「映画の神様」は必ずいて、悲しんでいらっしゃると思うわけです。 (話は戻りますが、そう、ベルイマンのリメイクは観たくないです←何かグロくて泥々したものになるだろうから。 また黒澤やルノワールなら、いいリメイク作ができたでしょう。しかし作る必要がなかった。 それは彼らがカルネよりいい作品を残してるから) 最後に→名画に対する敬意については、あのエド・ウッドの方がマシですぞ(ブー〜ビー〜)終。
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