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62 人中、60人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 完全オリジナル版と初公開版の違い
 完全オリジナル版と初公開版の違い。この映画をまだご覧になっていない方が一番気になる点だと思うが、
単純に長い、とか短い、だけの違いだけではない。オリジナル版でカットされた部分は、物語の主題にも大きく関わってくる重大なエピソードが入っており、これがあるかないかで全く主題が変わっているのだ。
 端的にいえば、トトの人生の中で映画と同じくらい大切な存在であったある女性との別れについて、初公開版では
語られなかった事実の存在が明らかになる。その事実とはアルフレッドのある行為だった。
 オリジナル版だけで明らかになるこの行為は、アルフレッドのトトに対する愛情には強烈な厳しさが伴っていたことを表現している。結果、ラストシーンにも、違った余韻を残すのである。...
投稿日: 2010/10/13 投稿者: ジョエル

対
11 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0 リマスターしないで欲しかった
通常版のリマスター前のDVDを持っていて、完全版もと思って
購入しましたが、出来上がりを見て愕然。

色が全然違いすぎるため、おそらく色を補正した人は素人です。

空の色を無理やり残して『HD技術で失われた色が戻った』と
強調していますが、そもそもネガには情報は残っているんです。
しかし、映像には適正な露出があるため全てを残すのは無理な話。
空を生かそうと、全体の露出を落としたために人物が暗くなり、
シーン全体がなにやら暗いイメージが漂っている。
人々の生き生きとした空気感がまったくなくなりました。

これは全体を通して言えることです。
リマスター版は最低です。
買うのは控えたほうが良いでしょう。
投稿日: 2009/6/11 投稿者: アマゾン三郎


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62 人中、60人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 完全オリジナル版と初公開版の違い, 2010/10/13
 完全オリジナル版と初公開版の違い。この映画をまだご覧になっていない方が一番気になる点だと思うが、
単純に長い、とか短い、だけの違いだけではない。オリジナル版でカットされた部分は、物語の主題にも大きく関わってくる重大なエピソードが入っており、これがあるかないかで全く主題が変わっているのだ。
 端的にいえば、トトの人生の中で映画と同じくらい大切な存在であったある女性との別れについて、初公開版では
語られなかった事実の存在が明らかになる。その事実とはアルフレッドのある行為だった。
 オリジナル版だけで明らかになるこの行為は、アルフレッドのトトに対する愛情には強烈な厳しさが伴っていたことを表現している。結果、ラストシーンにも、違った余韻を残すのである。
 初公開版を見、男泣きに泣いた何年か後、劇場公開された完全版を見にいった。全く違う印象で驚いた。
冗長だし主題が乱れているな、という印象を当時は受けたのだが、あれから10年。
完全版は完全版で、初公開版とは違った人生讃歌が読み取れるようになった。
 しかし、全く展開の違うどちらを見ても、それなりに色々なものを感じ取らせてくれる主人公のラストシーンの演技には脱帽。
すごすぎる。

 どちらを最初にみるべきかといったら、初公開版を先に見た方がいいと思う。シンプルに泣ける。気になる方はその上でオリジナル版を。
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9 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 おもしろかったです, 2003/12/13
主人公トトが成長して大人になり、フィリップ・ノワレへと役者が変わった後は
「人間」というものがとてもよく描けていると感じました。
トトの感情の変化はまるで自分の心の中を見ているかのようです。
ここでいう自分の心の中とは、俺の感じ方やものの見方のことです。

もう一つ、最後のシーンですが、あれこそが人の繋がりなのだと感じました。

大切な人がいなくなったときの表面的な感情よりも、
あとに残った人が、後々感じた(そのときのことについての)
偶然起こり得たことから湧きあがる感情、
その感情が起きたときに、人との関係の奥深さ――言葉では
言い表せないもの――が見えてくるのだと思います。
完全オリジナル版を見れて良かったです。

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38 人中、34人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 幼少時代の思い出と大人になった悲しみ, 2004/2/22
By カスタマー
レビュー対象商品: ニュー・シネマ・パラダイス 完全オリジナル版 [DVD] (DVD)
最初に劇場公開版(?)を見ました。
これは結構爽やかに描かれた感動作だったと思います。
幼少時代の思い出を大人になってしみじみと振り返るみたいな。

で、この完全版はというと劇場版でカットされた余分な所に大人になった悲しみが描かれていました。劇場版の方を好む人が多いんですが私はこちらの方が好きです。時の残酷さが描かれていて劇場版よりもラストが引き立つ。劇場版では漠然とした感動、こちらは納得のいく感動でした。劇場版と完全版ではラストシーンでの感じ方が全然違うと思います。

最初は劇場版の方をご覧になるのをオススメ致します。

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15 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 映画(館)好きなら涙なしでは観られない。, 2010/5/1
By 
ともぱぱ - レビューをすべて見る
(VINEメンバー)    (トップ10レビュアー)    (殿堂入りレビュアー)   
Amazon.co.jpで購入済み(詳細)
劇場で初回公開版(短縮版)と長尺版を観てどちらも大泣きしたが、このDVDでも涙をこらえることができなかった。街の古びた映画館の暗闇の心地よさを知っている人の心の琴線に触れる超傑作である。

現在DVDで入手できるのは短縮版と完全版の2種のようだ。短縮版の方が映画(館)への愛により光があてられている構成であるのに対し、完全版は長尺化することで、映像文化・テクノロジーの変遷だけでなく、戦後の貧しさから脱却していくシチリアの社会の変化、そして主人公の少年・青年そして中年へのほろ苦さを含んだ成長の軌跡が鮮明となり、大河ドラマの風格を増したと思う。古きものが去る必然と感傷も。

エンニオ・モリコーネの音楽が最高。パット・メセニーの名盤「ミズーリの空高く」で採り上げられている程だ。
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7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 おすすめ, 2011/8/28
娯楽といえば映画しかなかった時代、多くの人が熱中し、生きる糧として正に生活の一部となっていた映画。街の人々が親しみ愛した場所…。映画というものがこうあって欲しいとおもう情景が描かれていて…懐かしささえ感じさせていく。

映画を愛するとともに、今度はそれを創る側として、長い人生の果てに「本当に好きな人と生涯を暮らす事こそが本当は一番の幸せ」と監督自身が気づいて行った事はなかったろうか?

男性の方は「いつも何かが欠けていた」と。
女性は「会えば何とかなると思っていた…」と。

「人生は映画の様であり、その一場面一場面は今思えばまるで一幅の名画の様である。だから悔いのない人生を送りませんか?」といったような作り手の祈りが聞こえてきそうです。

長い様で短い人生のそれぞれの思いどうりに行かない歯がゆさ。
時々フタを開けてまた観たくなる…そんな映画です。
お勧めの作品です。
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7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 トトの得たもの失ったもの, 2005/8/28
真の芸術家は、自己を解放するために創作を続けていると聞いたことがあります。つまり創作しなければ精神のバランスを失ってしまう、創作するために創作するのではなく、激しい衝動に突き動かされて創作を行うと。

スタートしてすぐに、映画監督として大成したトトが愛情的には満たされず、また注意力散漫で交通事故を起こしかけるシーンが出てきます。いったいこの人物の心の中はどうなっているのだろうか、と非常に興味を持ちつつこの長い完全版をみました。

少年トトと映画技師アルフレードはいいコンビです。そしてアルフレードは、芸術家としてのトトの才能を見抜いたのではと私は思いました。しかしトトはある女性と出会います。幸せな日々を過ごします。彼の芸術家に必要な衝動が急速にしぼんでいくのを目の当たりにしたアルフレードはとんでもないことをしでかします。結果としてトトの人生のある時期から大切なシーンがすっぽりと抜け落ちてしまいます。しかしそのために彼が一流の映画監督になれたのではと思ったります。

最後にアルフレードによってトトの人生の途中から「カット」されたシーンが流れるわけですが、トトの心境としては「やられたなー」という感じでしょうか?私にはそんな表情に見えました。

商業主義に毒されてしまっている現在では真の芸術家は生まれにくくなっているのではないでしょうか?豊かさや余裕を感じさせ、瀟洒ないでたちで文化を語る人々に芸術家としての衝動というものはあるのでしょうか?

ハリウッド映画が好きな方には当初公開された短いバージョン、ヨーロッパ映画が好きで芸術論を云々することが好きな方にはこの完全版をお勧めします。かなり皮肉なことですが。

なかなか考えさせられる私の大好きな一本です。

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7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 近頃、泣けなくなった方に オススメ☆, 2004/2/12
映画は、知ることのできない、体験できないことを感情移入することで
疑似体験できるひとつの手段でもあると思うのですが。

この映画は、主人公<トト>が戦争やシネマや恋を経験し出会いや別れを回想していきます。
特別変わった人生ということでもなく、カタチは違うにせよ、
私たち誰もが経験したことのある、悩み、悲しみ、想い、喜び・・。

共感できる<想い>がたくさん詰まっています。

子供の頃なんでもないよなものがキラキラみえていた・・・
そんな心を想い出させてくれる映画です。

たまには疑似体験ではなく、あなた自身の足跡を<想う>のもいいのでは?

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54 人中、46人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 帰らぬ日々について:別バージョンの初回上映版もオススメ, 2010/1/8
By 
イッパツマン (あちらこちら) - レビューをすべて見る
(トップ500レビュアー)   
 この映画については、初回上映版を推すファンとこの監督オリジナル版を推すファンに分かれます。どっちも好きな人も勿論いるでしょう。僕は初回版の方を推す立場なので、この監督オリジナル版は60分のエピソードが足されている「別バージョン」という評価をしてますが、「完全版」という作品の完成度を評価するように聞こえる言葉を売り文句にされると、誤解の種があるだろうと思ってます。

 戦中・戦後のTVが家庭に登場する以前、映画館が庶民にとってパラダイスだった時代への郷愁が、主人公(映画監督)の幼少時代や苦い初恋の思い出と並行して語られるこの映画。誰もが涙する映画館の最後のシーンに「戻らぬ時間」を思い、そして畳み掛けられるラストでもう一度映画の素晴らしさを思い出し、大きな感動が与えられます。

 こういう構成を取っている以上、「戻らぬ時間」は辛くても戻ってきてはならないのですが、そのことを再確認するためにだけヒロインと主人公は再会するんですね。やはりこのエピソードはプロデューサーに削られても致し方ないだろうというのが僕の意見です。「時間は戻らない」ということは、それまでに散々描かれてるのですから。

 この映画を見た20代の頃には気づきませんでしたが、この再会のロマンスを挟まずにいられなかったのは、当時20代(!)だった監督の若さのように思います。40手前のオサーンになって自分なりの「戻らぬ時間」を何時の間にか抱えてしまった今になってこの監督オリジナル版を観ると、やっぱりこのエピソードは無い方が「締まる」し、苦さの味がコク深いように思うのです。そして、この苦さがあるから、ラストの感動が深まるのではないでしょうか。
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6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 生涯BEST作品!!!, 2011/5/13
Amazon.co.jpで購入済み(詳細)
どれだけの作品を観てきたことだろう。本を参考にし、評論家の意見を参考にして。だが未だこの作品を超える作品に会っていない。
学生時代この作品に出会った。完全版を少し後になって観た。当初は劇場公開版の短いバージョンの方が好きだった。でも年を重ね、何度も観ていくうちに完全版の方が味わい深いものに思えてきた。
トトにとってアルフレードは友達であり、師匠であり、父親代わりでもあった。
感動場面はたくさんあるが、ラスト近くのトトと母親との会話も大好きな場面だ。なんとこの映画は優しい視線で描かれていることだろう。
あのラストシーン、ベテラン俳優ジャックペランがスクリーンを観ながら涙ぐむ、笑う。これを観ている我々も泣き、笑う。
好みはあるだろうが、こんなに何度観てもいいと思う作品を私は他に知らない。1回観てもういい、それで何?と思う作品が多すぎないだろうか。
完全版のブルーレイが出ればば必ず買う。(出ている?)
だが、DVDながら画像は悪くはない。
私の大切な宝物である。観ていない人、人生の忘れ物です。観てください!!!
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11 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 映画と人生の素晴らしさを語ったイタリアの名作, 2005/3/19
レビュー対象商品: ニュー・シネマ・パラダイス 完全オリジナル版 [DVD] (DVD)
人生はすばらしい。そんな言葉がとても似合う感銘的な作品である。トトの映画とともに生きた人生を鮮やかなタッチで描写している。子供時代の好奇心、初恋、別れ、時代の移り変わりそれらを実にドラマチックな音楽とともにかわいいらしく、やがて哀愁的に映し出し、胸を深い感動で完全に覆っていく。子供時代のトト、青年になったトト、初老のトトどれもがやがて最後脳裏に巡りめぐり、思い出すだけであの感動が生き生きとした躍動感として甦ってくる。イタリア映画らしい、イタリア映画としかいえない情熱的な映像表現、胸迫る音楽によって人生をまざまざと賛歌し、人間の運命的本質を見事なまでに感涙的に描いているのだ。特に印象深いのはその音楽で、音楽の後に映像が付いてくると言っていいほど、その音楽には力量がある。音楽が大きな支点となっていることは言うまでもない。またこの作品にはある逸話がある。それはこの映画は撮影中、劇中音楽を流しながら撮影していたのである。役者はどれだけやり易かったろうと信じてやまないのである。それだけこの映画における劇中音楽は超越感を宿らせていたのである。イタリア映画の最高傑作、世界における人生の名作を肌で震えるほど感じてほしい。
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