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45 人中、42人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 ベートーヴェン弦楽四重奏曲全集, 2010/10/15
By 
anonymous4 - レビューをすべて見る
(殿堂入りレビュアー)    (トップ50レビュアー)   
Amazon.co.jpで購入済み(詳細)
レビュー対象商品: Complete String Quartets Grosse Fuge (CD)
ベートーヴェンの弦楽四重奏曲(全16曲)は、交響曲に勝るとも劣らない傑作群で、前期、中期、晩年と、この作曲家の年代ごとの側面がはっきり出ています。特に晩年は「第九」以降の重要な作品群で、大傑作です。
あまりに完成度が高いので、ブラームスがなかなか弦楽四重奏曲を書けず、3曲しか残せなかったというエピソードも有名です。

このセットはバラの国内盤も安いのですが、その国内盤2枚と変わらない値で7枚組の全集が買えるのですから、ありがたいです。
すでにうっかり国内盤を何枚か買ってしまった私も、重複を承知で買いなおしました。

録音は上質で、残響の多い教会で演奏されています。時々鳥の鳴き声が聞こえます。
アルバン・ベルク四重奏団(ABQ)の演奏について語るほどの、弦楽四重奏団に対する知識はないのですが、エマーソン四重奏団の全集 と比べると、どちらも技術的には完璧ですが、ABQは緩序楽章のテンポがやや速めで、滔々と歌うという感じではないかもしれません。
この辺は好みの問題だと思います。

7枚に収録するためか、曲順がかなりバラバラで扱いにくいです(1-7-2-6-16番といった順番)。こんなに無理して収録するなら、8枚組にすればよかったのに、とも思います。
また一枚一枚の紙ジャケットの裏側には、一般的なボックスものCDと違い、各楽章のデータや時間が書いてありません。
これらはそれほど大した問題ではないと思いますが、念のため。
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21 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 シャープで明快 ハイブリッドな演奏, 2011/12/3
レビュー対象商品: Complete String Quartets Grosse Fuge (CD)
シャープで明快、緊迫度の高い、迫力に満ちた名演奏。
グイグイ引き込まれます。

自由で大胆、説得力あるアプローチに脱帽です。

ただ皆さんご指摘のように、曲順が整っていないため、
各ディスクの収録曲を知りたい場合は、
下記「HMV」のサイトが分かりやすいと思います。

http://www.hmv.co.jp/product/detail/975610/track/1

ベートーヴェン(1770-1827) ( Ludwig van Beethoven )
弦楽四重奏曲全集 アルバン・ベルク四重奏団(1978−83)(7CD)

曲目リスト

ディスク 1
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第1番ヘ長調 Op.18-1(1〜4)
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第7番ヘ長調 Op.59-1『ラズモフスキー第1番』(5〜7)

ディスク 2
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第2番ト長調 Op.18-2(1〜4)
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第6番変ロ長調 Op.18-6(5〜8)
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第16番ヘ長調 Op.135(9〜12)

ディスク 3
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第3番ニ長調 Op.18-3(1〜4)
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第5番イ長調 Op.18-5(5〜8)
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第11番ヘ短調 Op.95『セリオーソ』(9〜11)

ディスク 4
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第4番ハ短調 Op.18-4(1〜4)
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第13番変ロ長調 Op.130(大フーガ版)(5〜10)
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第13番〜新終楽章(11)

ディスク 5
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第8番ホ短調 Op.59-2『ラズモフスキー第2番』(1〜4)
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第12番変ホ長調 Op.127(5〜8)

ディスク 6
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第9番ハ長調 Op.59-3『ラズモフスキー第3番』(1〜4)
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第14番嬰ハ短調 Op.131(5〜10)

ディスク 7
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第10番変ホ長調 Op.74『ハープ』(1〜4)
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第15番イ短調 Op.132(5〜8)
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21 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 鋭利な演奏, 2011/2/7
レビュー対象商品: Complete String Quartets Grosse Fuge (CD)
本CDにおけるアルバンベルクQの演奏は、一言で表現すれば鋭利(かつ精確)である。これは、無論、録音技術にも原因があるのだろうが、彼らの演奏に負う所が多い。この鋭利さは、AllegroやPrestoなどの、急テンポの楽章でその本領が発揮される。特に、第9番第四楽章、第10番第三楽章、第11番の第一楽章、そして大フーガでの演奏は圧巻。

緩徐楽章ではどうであろうか?個人的印象では、スメタナQとブダペストSQに軍配を上げたい誘惑に駆られる。例えば、第10番第二楽章。もっと柔和さが欲しいという個人的感想である。少なくともこの楽章に限って言えばスメタナQの柔らかな演奏に、私の嗜好は落ち着く。

じゃあ、緩徐楽章は彼らには不得手なのであろうか?違う。例えば、第15番の第三楽章。これほど柔和且つ清浄な演奏は滅多にお目にかかれないであろう。私が愛するブダペストSQでさえも、ここまでは表現していないように個人的には思われる(彼らの場合、録音が50年前であるという録音技術上のハンデがあるのだが)。

それに、モーツァルト弦楽四重奏・緩徐楽章でのアルバンベルクQのこの世ならぬ名演奏、これを私は知っているだけに、彼らを、勝手に決め付けることはできない。つまり、「彼らは急テンポでの演奏は得意だが緩徐楽章はそうではない」と言う風に。

要は、銘々の室内楽団には、それぞれの味があり、その内どれを偏愛するかという個人的趣味の問題になる。「第9番の第四楽章はアルバンベルクQで、第10番の第二楽章はスメタナQで」という風に。

さて、購入すべきか否か迷っている方には、私はこのCDを勧めるであろう。個人的嗜好の違いを乗り越えて愛されるに値する名演奏であるし、そして何よりも破格の安さなのだから。
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 常備品として, 2013/2/22
Amazon.co.jpで購入済み(詳細)
レビュー対象商品: Complete String Quartets Grosse Fuge (CD)
文句なく五つ星の評価です。
やはりアルバン・ベルクのこの旧全集は
ひとつの規範になるものだと思います。
全体的に早めのテンポで展開されるのですが、
決して中身が薄くなることはなく、むしろ濃厚です。
全16曲のムラもほとんどなく、安心して聴いていられます。

ただし、この商品よりずっと安い同じものがEMIから出ました。
beethoven string quartetで検索して、そちらを購入された方が良いです。
ベートーヴェンの肖像が描かれた青い箱です。
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7 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 ベートーヴェン弦楽四重奏曲集の傑作, 2011/11/3
レビュー対象商品: Complete String Quartets Grosse Fuge (CD)
アルバン・ベルク四重奏団の演奏は、切れが鋭く、
緩序楽章を含めテンポがやや速めで、
強弱の変化も大きく、実に表現の幅が大きい。

特筆すべきは、個々の奏者が全体に埋没することなど一切なく、
かといって個々バラバラの主張では決してなく、
曲の解釈、表現の統一感は徹底しており、
究極のアンサンブルとしか言いようがない点だ。

交響曲に匹敵する世界観や壮大さが
たった 4人のアンサンブルの中に凝縮されている。

鬼気迫るような演奏もあって、隙がなく、
ゆったりと聞くには少々疲れるかと思いきや、
軽やかに音楽が流れ、十分リラックスして聴ける。
また、楽譜を追いながら聴くと、彼らの演奏の素晴らしさだけでなく、
ベートーヴェンの革新的な音楽性に気づかされ、驚かされる。

そういった中にあって、第15番の第3楽章
(Adagio-Andante)のなんと美しいことか。

この後期の傑作は、重病から回復したベートーヴェンが、
耳が全く聴こえない中で、神への感謝の気持ちを込めて
書き上げた楽章として知られている。

教会旋法で書かれた厳かで祈りに満ちた音を、
アルバン・ベルクは見事に再現していると思う。

この全集を手に入れるまで、ばらばらにアルバムを購入してきたが、
円高の今、破格の値段で珠玉の全集が入手できることに感謝だ。

※ Amazon UK で購入
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5つ星のうち 4.0 ひとつの時代を謳歌した名演, 2013/4/18
レビュー対象商品: Complete String Quartets Grosse Fuge (CD)
アルバン・ベルクの一回目の全集録音で、一世を風靡した演奏。初来日以来のファンとして、感慨を覚えます。圧倒的に素晴らしい第3番、後期の中で特に爽やかな第12番など名演ながら、中期には他の団体にもっと芸格の大きな演奏があるのも事実。逆にこの全集のなかでは中期の緩徐楽章にアルバン・ベルク・カルテットの若々しい魅力があるとも言えます。上野学園で聴いた音に最も近い録音。中期の後、ヴィオラがバイエルレからカクシュカに替わると、少し音楽も衒学的になりました。そのあたりも含めて、想い出多いセットです。
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25 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 永遠の金字塔, 2008/6/4
レビュー対象商品: Complete String Quartets Grosse Fuge (CD)
決して聞きやすくはなく、聴いていて疲れる演奏である。真剣に聴くとへとへとになる。もし耳に優しい(だけの)音楽を聴きたいなら、このCDは不向きだ。というかベートーヴェンを聴く必要もないだろう。世の中は耳に優しい音楽で満ちあふれている。へとへとになってでも正面からベートーヴェンの音楽に向き合いたいなら、これ以上のCDはない。
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18 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 スタンダード, 2003/6/9
By カスタマー
レビュー対象商品: Complete String Quartets Grosse Fuge (CD)
紙のスリーブに入った7枚のCDを厚紙のボックスに収めたセット。ブックレットは文字情報だけで写真等はないが、廉価盤にしては厚みがある。78年から83年の録音で、アナログ録音デジタルリマスターの曲とデジタル録音の曲が混在している。どちらにしても、音質は良い。演奏も締まった音で伸びがあり、繊細さと力強さを兼ね備えている。全曲を通して高い質を維持していると思う。スタンダードとして位置付けられるものだろう。しかし、上手い演奏なのだろうが、それ以上のものはないようにも思うので、評価は5でもよいのだが、その点を含め、辛めで4にした。
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1 人中、0人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 まっすぐ心を射抜かれる, 2012/5/3
Amazon.co.jpで購入済み(詳細)
レビュー対象商品: Complete String Quartets Grosse Fuge (CD)
 80年代、CD出始めの頃、何となくツタヤで中期の3枚組セットを借りてテープに録音して聴いて、すっかり心が奪われてしまった演奏。その後、どうせ買うんなら全集で、と思いつつも、就職、結婚、子育て等もあり、時間だけが流れ、ようやく手にしました。
 演奏はシャープで明晰、テンポは適正(これって早い方?)、解釈と表情は完璧。確信に満ちた演奏をされれば、もう黙って聞き入るのみ。
 この内容でこの値段、本当にありがとう。ただ、曲の配列は必ずしも番号順ではなく、初期、中期、後期が結構入り乱れている。CDの収録時間を最優先としたのは明白。まあ、プレイヤーのボタンを押すくらいは面倒くさがらずに自分でしましょう。それを補って余りある素晴らしい演奏なのだから。
 解説は英・独・仏のブックレット。内容は大まかに言って1、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲について。2、初期、中期、後期について。各曲の細かい解説はなし。仏と英をさっと読んでみましたが、辞書があれば別に難しくないですよ。
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8 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 この曲集がこの値段で買える米国人って・・、というか円高。, 2011/11/3
Amazon.co.jpで購入済み(詳細)
レビュー対象商品: Complete String Quartets Grosse Fuge (CD)
2011年11月1日に大阪交響楽団で第十四番をオーケストラゼーションで聞き、素晴らしかったので購入しました。

先にレビューを書いていらっしゃる方のおっしゃるとおり曲順はばらばらです。でも楽章まではばらばらならないし
アイチューンズにも綺麗にディスク1からディスク7と順番通りまとまって入りました。曲名ももちろん出ます。

説明書は外国語ばかりで、曲の中にはタイトルも作品番号しか書いて無いのがありますが、アイチューンズで見ると
第何番と出るので英語ですが、助かります。

はっきりいって僕の好みでは初期の曲の方がすきです。曲相も明るく楽しいです。お目当ての14番ぐらいになると
難解で、暗い感じになります。コンサートでは苦にならなかったんですが・・・・。

大阪交響楽団は、常任指揮者だった寺岡清高さんが正指揮者に就任したお披露目の演奏だったので余計素晴らしかったのでしょう。

正直これだけの値段で、この高音質で、これだけの全集が聞けるのは大きいとおもいます。曲順がばらばらなのは馴れてしまえば苦になりません。

スローパートが素晴らしいです。演奏者の息遣いも聞こえます。荒っぽく弾く所は少し苦になる時もあります。先の方のおっしゃった通、鳥が鳴いているのも一興です。

うっとりするような音色を聞きながらこのレビューを書いています。アイポッドに入れてカーオーディオでも聞くのでよい友人になると想って喜んでいます。

馴れない僕のようなものにとって、ちょっと敷居が初めは高かったのと、車で聞く時は曲順はやっぱり揃っていた方がいいんじゃないかと、限りなく5に近い4です。
英語の解説がよく読めない点も有ります。でもmp3で買うのは嫌いですし、僕みたいなクラシック初心者の方にもどんどんチャレンジしてもらいたい楽聖の全曲集です。

この値段ですし、だまされたと想ってチャレンジして下さい。第一番は聞きなれたメロディです。
というか、ベートーヴェンはモーツアルトに弟子入りしたくて出来なかったらしいので、初期の作品はモーツアルトの味が感じられます。
ベートーヴェンの師の中にはサリエリもいるらしいです。ハリウッド映画もあてになりませんね。
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Complete String Quartets Grosse Fuge
Complete String Quartets Grosse Fuge 作成者 Alban Berg Quartett (CD - 1999)
¥ 4,916 ¥ 4,536
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