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31 人中、27人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 モダン・ジャズ史上に輝く金字塔
「Kind of Blue」(1959) のような歴史的名盤については語り尽くされているので素人が今さらレビューするのはおこがましいのだが、録音後半世紀もたった今聴いてもやはりその内容の素晴らしさに圧倒される。ジャズに「様式美」や「格調」などというような語句は本来ふさわしくないのだが、このアルバムを聴くとどうしてもそういう表現を使いたくなる。

ビル・エヴァンスが自らライナー・ノートに記しているように、マイルスは既成のレパートリーを一切使わずに、当日持ってきた簡単な曲のイメージ(ドリアンモード)だけをメンバーに見せて、一発で録音に臨んだと言う。以降代表曲となる、マイルスの口癖をタイトルにした ”So What”...
投稿日: 20か月前 投稿者: baden

対
30 人中、26人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 2007年製国内Hybrid- Multi-Sacd:初版Sacdには遠く及ばず
【対象】国内Hybrid- Multi-Sacd (SICP10083,発売日:2007/10/24)

【概要】言わすと知れたMilesのモード・ジャズの名盤。Miles Davis(tp), Julian ”Cannonball” Adderley(alto-sax, except #3), John Coltrane(tenor-sax), Winton Kelly(p, #2), Bill Evans(p, all others), Paul Chambers(b), Jimmy Cobb(dr)。...
投稿日: 2011/5/8 投稿者: Evans


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31 人中、27人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 モダン・ジャズ史上に輝く金字塔, 2011/9/19
レビュー対象商品: Kind of Blue (CD)
「Kind of Blue」(1959) のような歴史的名盤については語り尽くされているので素人が今さらレビューするのはおこがましいのだが、録音後半世紀もたった今聴いてもやはりその内容の素晴らしさに圧倒される。ジャズに「様式美」や「格調」などというような語句は本来ふさわしくないのだが、このアルバムを聴くとどうしてもそういう表現を使いたくなる。

ビル・エヴァンスが自らライナー・ノートに記しているように、マイルスは既成のレパートリーを一切使わずに、当日持ってきた簡単な曲のイメージ(ドリアンモード)だけをメンバーに見せて、一発で録音に臨んだと言う。以降代表曲となる、マイルスの口癖をタイトルにした ”So What” はこれが初演である。この一発勝負をエヴァンスは、描き始めたら最後、失敗や途中修正が許されない日本の「墨絵」の画法に譬えているのだが、これこそ「即興」を命とするジャズの究極の形でもあり、それをセクステットの集団即興として一気に行うことがどれだけプレイヤーに緊張を強いるか想像もできない。しかも当時からジャズの録音は同じ曲を何takeか録ってbest takeを採用するのが普通だが、一発録りの全てのtakeが聴いての通り、無駄な音がそぎ落とされた一期一会の緊張感と、マイルスの研ぎ澄まされた美意識が溢れる空前絶後の名演ばかりなのである。その張りつめた緊張感ゆえに、このアルバムには普通のエンタテインメント音楽としてのジャズ的快感は希薄であるが、美しく、また難解でもなく、上質な音楽として誰もが楽しめる普遍性を持っている。部分参加のウィントン・ケリーとキャノンボールはまだモード未消化という演奏だが、”So What” や ”Blue in Green” を筆頭にマイルス、コルトレーン、エヴァンス三者の演奏の圧倒的素晴らしさがそれを補って余りある。

ビ・バップからハード・バップを経た20世紀半ばのいわゆる "モダン・ジャズ" は、やはり1959年(昭和34年!)のこのモード奏法による「Kind of Blue」を以て音楽的頂点に達したと言うべきだろう。ジャズという音楽のエッセンス、イディオム、美しさの全てがこのアルバムの中に高い次元で封じ込められている。ジャズ史上、時代を超えた価値を持つ、芸術の領域に達したジャズはあるか、と聞かれたら最初の答はマイルスのこのアルバムを置いて他にない。この後60年代からジャズはモード、ロック、フリー、フュージョン等々…へと拡散と変身を続け(マイルスはまたもやその先頭にいたのだが)、21世紀の今はアメリカ生まれのワールド・ミュージックの一つとなった。頂点を極めたジャズは、下山の過程でいくつもの水脈となって分岐したが、現代の地球上のあらゆる音楽の中にジャズ的なるものはしっかり溶け込み生き続けているのである。そして半世紀前のこの「Kind of Blue」こそ、その歴史的原点だと思う。
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30 人中、26人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 2007年製国内Hybrid- Multi-Sacd:初版Sacdには遠く及ばず, 2011/5/8
Amazon.co.jpで購入済み(詳細)
レビュー対象商品: カインド・オブ・ブルー (CD)
【対象】国内Hybrid- Multi-Sacd (SICP10083,発売日:2007/10/24)

【概要】言わすと知れたMilesのモード・ジャズの名盤。Miles Davis(tp), Julian ”Cannonball” Adderley(alto-sax, except #3), John Coltrane(tenor-sax), Winton Kelly(p, #2), Bill Evans(p, all others), Paul Chambers(b), Jimmy Cobb(dr)。

【音質】国内初版のSingle-Layer(SRGS4501)と比較して唖然とした。高域も低域も伸びが不足している。倍音が出てないせいか、bassが浅くpianoに芯が無くシンバルは汚れっぽく、全体に散漫な印象。2006年DSDリマスタリングとの事だが、がっかり。
星5つの作品だが、音質で星3つ。

【推薦盤:国内Single-Layer-Sacd (SRGS4501,発売日:1999/05/21)】Bassの弦の震えや指運の音、pianoの打鍵とハーモニー、金属感を伴って空間を舞うシンバルの響き、管楽器の息づかいなど、すべてリアルでスタジオの中にいるかのよう。
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50 人中、42人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 日本盤は値段が高い。, 2009/3/20
Amazon.co.jpで購入済み(詳細)
昨年出た豪華ボックスセットの簡易盤が日本盤でも出た。目玉はDVDだろう。内容はよくある感じのドキュメンタリーと当時のテレビ番組でのセッション。オール白黒である。いろんな人が出てきてカインド・オブ・ブルーを語るんだけどみなたいした事は言ってない。だいたい当事者といえるのはジミー・コブとスタジオ・エンジニアくらい。ハービー・ハンコックはやたら熱く語るけどあんたいなかったでしょ〜と突っ込みのひとつでも入れたくなります。やはり貴重なのはギル・エバンスとのテレビ番組でのセッションですね。ドキュメンタリーのほうは一度観ればいい代物です。

肝心のCDのほうはレガシーエディションとうたうには微妙。だいたいディスク1のボーナストラックのシークエンスだのはリスナーが聴くべきものじゃないと思う。ディスク2もすでに1958マイルスとして発表されている音源だし未発表はディスク2の最後の「SO WHAT」のライブのみ。このライブものちのハービーらの黄金クインテットで聴ける高速ヴァージョンと比べたらどうしても見劣りしてしまう。

結論としてこのレガシーエディション、買うにしても断然輸入盤のほうが安いしDVDの日本語字幕もついているそうなので輸入盤のほうがお薦めですが、もうすでにカインド・オブ・ブルーも1958マイルスも持っている大半のマイルス・ファンは特に必要ないと思われます。まだ2枚とも持っていない人にはお買い得なアイテムですけどね。しかしいったい何回このアルバムはリイシューされるんですかねえ。まあそれだけの歴史的大名盤なんですけどね。
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5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 60年代モダン・ジャズへの布石と音楽の豊かさ, 2007/11/8
By 
菅章 - レビューをすべて見る
(トップ1000レビュアー)   
レビュー対象商品: カインド・オブ・ブルー+1 (CD)
モード・ジャズを探求していたマイルス・デイビスがその完成と60年代のジャズに対して決定的な影響力を持った傑作アルバムとしてあまりにも有名。マイルスの抑制の効いたトランペットはモード奏法の自由で新鮮なメロディー・ラインを実現している。「ソー・ホワァット」の静謐な出だしは、ポール・チェンバースの良く響くベースとビル・エバンスのクリアーなリフから始まり、マイルス、J・コルトレーン、キャノンボールと緊張の中にも寛いだ雰囲気で続けられる。3曲目の「ブルー・イン・グリーン」はジャズにおける美の極致を感じさせるトラックである。モードはジャズに限らず現在のあらゆる音楽の幅を広げ、音楽の豊かさを切り開いた。このアルバムこそ、その原点になったといえるだろう。
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48 人中、40人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 国内Single-Layer-Sacd:スタジオの中にいるかのようだ!, 2011/5/8
Amazon.co.jpで購入済み(詳細)
レビュー対象商品: カインド・オブ・ブルー+1 (CD)
【対象】国内Single-Layer-Sacd SRGS4501,発売日:1999/05/21)

【概要】モード・ジャズの名盤。Miles Davis(tp), Julian ”Cannonball” Adderley(alto-sax, except #3), John Coltrane(tenor-sax), Winton Kelly(p, #2), Bill Evans(p, all others), Paul Chambers(b), Jimmy Cobb(dr)。

【音質】<Sacd同士の比較>
A) 米国Single-Layer-Multi-Sacd CS64935,発売日:2001/08/14)
B) 国内Hybrid- Multi-Sacd SICP10083,発売日:2007/10/24)
C) 国内Single-Layer-Sacd SRGS4501,発売日:1999/05/21):本品
注)Sacd-Stereoで試聴。Multiでは試聴していません。

A・・・音の傾向は「米国CD(CK64935,発売日:1997/03/25)」に似てダークで落ち着きがある。同じマスターなのだろうか? とはいえ、さすがSacd。CDよりも遥かにレンジが広く音が深い。

B・・・高域も低域も伸びが不足。倍音が出てないせいか、bassが浅くpianoに芯が無くシンバルは汚れっぽく、全体に散漫な印象。2006年DSDリマスタリングとの事だが、がっかり。

C(本品)・・・ディスクを取替えた途端、空気が変わった!
Bassの弦の震えとフレットを滑る指運の音、pianoの打鍵とコードのハーモニー、スティックが当たった直後に金属感を伴って空間に響くシンバル、管楽器の息づかいなど、すべてがリアルでスタジオの中にいるかのようだ。
まさに、Sacdのあるべき姿を具現化した一枚。
'99年当時、Sony-Musicは技術の総力をSingle-Layerの製造に結集していたのであろう。星5つ。
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69 人中、57人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 マルチチャネルとステレオのSACDです。, 2003/11/8
レビュー対象商品: Kind Of Blue (CD)
 このアルバムの国内版のSACDは通常の2Chのステレオ版ですが、この輸入版のSACDには、マルチチャンネルとステレオの2種類の音源が収録されています。マルチチャネルで再生すると、小さなライブハウスで、ステージの直前で聞いているような感覚がします。演奏者の汗が飛んでくるような臨場感を味わえます。一方、ステレオで再生すると、比較的広いジャズハウスで、ステージから20mほど離れた座席で、静かに落ち着いて聞いている感じです。これは有名なアルバムですので、このアルバムの解説は、簡単に入手できます。そのため、日本語のライナーノーツがなくても困りません。SACDのマルチチャネルの再生環境がある方は、こちらの輸入版をお勧めします。
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20 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 安い, 2011/8/10
By 
sansdieu - レビューをすべて見る
(トップ500レビュアー)   
レビュー対象商品: Kind of Blue (CD)
帯は日本語ですが、「巨匠マイルス・デイヴィス 2枚組名盤コレクション'@」「輸入盤 日本語ブックレットは付属しておりません」と書いてあります。メイド・イン・EU。さらにスリーブ・ケースがついているのが、おしゃれ。はっきりDigitally Remasteredと書いてあります。

ほかのかたもおっしゃっているように、ボーナス・トラックがついていないことさえ気にしなければ、これで十分です。これで試聴してから、本当に気に入ったものだけボーナス・トラックつき拡大盤を買えばいいと思いますよ。
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5つ星のうち 5.0 二人の天才の解逅。, 2010/10/17
By 
ジョン・ドゥ - レビューをすべて見る
(VINEメンバー)    (トップ1000レビュアー)    (殿堂入りレビュアー)   
レビュー対象商品: Kind of Blue (CD)
もう、言わずもがなの傑作にして、「モダンジャズの最重要作」であるのは周知の事実であるが、現在でもこれほど売れていて、多くの人が「傑作」の評価をしているにもかかわらず、実際のリスナーによる反応が割りと微妙な意見が少くないというアルバムも珍しい。

このアルバムを「嫌いな人」というのは、「スタティック(静的)な演奏で、楽しめない」ということを、口を揃えて言うが、確かにその意見も当たってはいると思うのだ。
マイルスではなくて、エヴァンスの側からこのアルバムを聞いた人なら、「完璧にエヴァンスがコントロール」しているということは、比較的容易に気づくが、マイルスのアルバムの延長線上から本作を聞いた人には、「音楽のダイナミズム」が感じられないのかもしれない。

ビル・エヴァンスについては、説明の必要もないだろう。マイルスと同じく、「新しいジャズ」の奏法を考案した理論派で、ジャズピアニストの巨人である。

しかし、エヴァンスとマイルスとの歴史的解逅はこの一作をもってして終焉してしまう。何故なのか?
それは、エヴァンスがマイルスバンドでライヴ演奏をしていると、黒人の聴衆たちから野次られ、物が飛んできたりした状況が続いたためだった。
そう白人差別である・・・。

さすがに若いエヴァンスもそれが嫌になって、脱退したというのが真相である。
だから、そういうことが無ければ、合計三枚くらいは続けて作られていたであろう。

モダンジャズそのものを作り上げた、偉大なる巨人二人の共演。
たぶん、2枚目、3枚目と作品を重ねるごとに、「ダイナミズム」もあらわれた、本作以上の「大傑作」が誕生していたことであろう。
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5つ星のうち 5.0 死ぬまで何夜、繰り返し聴くのだろうか, 2004/8/12
レビュー対象商品: カインド・オブ・ブルー+1 (CD)
マイルスのアルバムは100枚はあるが、聴き飽きないのは10枚ほど。特に初期のものに傑作が多い。その中でも1枚だけ選ぶとすれば、1959年録音のこれだ。コルトレーンのテナー・サックス、キャノンボール・アダレイのアルト・サックス、ビル・エバンスのピアノ、ポール・チェンバースのベース。豪華という表現を通り越したスーパー・メンバー。どの曲もタメ息が出るが、1曲目の「ソー・ホワット」。3曲目のビル・エバンスのイントロが息をのむ美しさの「ブルー・イン・グリーン」がとりわけいい。マイルスの音楽は夜更けが似合う。死ぬまでの何夜、繰り返し聴くことになるのだろうか。音源が磨り減らないCDでよかった。SACDなので音は抜群(松本敏之)
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18 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 最高傑作だと思います。, 2003/11/10
レビュー対象商品: カインド・オブ・ブルー+1 (CD)
マイルスにはいろんなアルバムがありますが、これを超えるアルバムはないでしょう。もの凄い緊張感を感じますが限りなく美しいです。何度でも聴けます。私はロック世代の人間でロックやフュージョンも大好きですが、マイルスのフュージョン路線は嫌いです。(楽しめないから)やはりこの時代が最高でしょうね。よく言われるモードとかはど~でもいいので(聴く側には関係ない話です。ちなみに私は楽器もたしなみますが。)とにかく聴いてみて下さい。絶対お勧めです。
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Kind of Blue
Kind of Blue 作成者 マイルス・デイビス (CD - 1997)
¥ 860 ¥ 818
在庫あり
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