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8レビュー
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15 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
唯一無二の存在感,
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Amazon.co.jpで購入済み(詳細)
レビュー対象商品: 魔術士オーフェンはぐれ旅 約束の地で (単行本)
前作「キエサルヒマの終端」は、面白いが、旧シリーズの後日談でしかなかった。過去の遺物ではない、新シリーズを立ち上げる意義が確かにあると、確信させる本作だ。ネタバレにならないよう、詳細は避けるが、旧シリーズ一、二部、無謀編で、たまに出てきた未回収の伏線の数々が、次々に結実する様は痛快。特に、主に無謀編で、ギャグとして出てただけと思っていた、「ヴァンパイア」の設定が、ここでこんな重要な意味を持つとは。この新シリーズが、予定外の付け足しではなく、本来あるべきものとして構想(全部が全部ではなかろうが)されていたことがよく分かる。そして、その文体や世界観も、本当に独特。「キエサルヒマの終端」のレビューでも書いたが、これはもはやラノベではない。魔術や戦闘の描写部分を除けば、青春文学、例えば、「赤毛のアン」とか、「若草物語」とか、「次郎物語」なんかを想起させる。いわば、理不尽な大人とかやるせない社会のルールとかに、ときに抗い、ときに学んで、成長していく、少年少女の物語。ただ、前作では、登場人物達があまりに大人になりすぎて、バカをあまりやらなくなって、その分出てきた枯れた味わいが、好くも悪くもあったが、本作からは、世代交代で、若い新登場人物が増えたことで、旧シリーズ、特に無謀編にあったような軽妙なコメデイタッチのやり取りが復活して、若々しさが蘇ったことが嬉しい。まあ、一点残念なのは、旧ヒロインたるクリーオウが、登場はするのだが、まったく喋らない。漏れ伝わる雰囲気は、あまりにも良き平凡な母親になっていて、まだ悪ガキっぽさが完全には抜けきらないオーフェンに比べて、女の子って早く大人になるもんだなと。しかし、大人の落ち着きと余裕の中に、茶目っ気と激情も併せ持ち、若者に対するものわかりの良さもある、今のオーフェンって、かっこいい年の取り方をしたよ。うらやましい。
13 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
父と娘,
By K "K" (福岡県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 魔術士オーフェンはぐれ旅 約束の地で (単行本)
支配者の憂鬱と能力的限界が無い事による逆説的な孤独。 故郷と家族を得ても、死の危険とオーフェンの苦悩は続く。 かつてのキリランシェロを彷彿とさせる頭の切れと、無謀編、はぐれ旅で培った胆力。 【魔王】オーフェンは、私達が擦り切れるほど読み込んで来た物語にその系譜が確かにある。 そして今回【父親】としての側面を新たに見る事が出来る。 12の娘は膝に乗ってくれ、 16の娘はツンでトラブルメーカーながらファザコンで、窮地を脱した後は両親に抱き着きしっかり甘える。 17の長女は、バカな様で居てもしっかりと長女らしく、父親の責務とリスクを肝に命じている。 自分達に何かあれば、父親は為政者の顔をかなぐり捨て、切れて止まらないだろうと自覚している娘達。 そして、本音を言えば【娘達は檻に入れてでも守っておきたい】と臆面も無く思っている父親。 秋田流の抑えた描写でありながら、家族の絆にゾクゾクします。 個人的には、エッジとマヨールのフラグに期待。 フォルテ、ティッシ夫婦のナイスリベンジ(笑)。 あと、口絵のクリーオウが残念過ぎる…(泣)。 幸せそうではあるから良いけど、面影がぐるぐるにしか無いよ!? 可愛かったのに!!草河先生的に、3人子持ちの30半ば主婦ってあんなイメージ!?(絶句)。
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
来月からの本編に向けてのプレ編、てかんじ?,
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レビュー対象商品: 魔術士オーフェンはぐれ旅 約束の地で (単行本)
元は限定版だった「秋田禎信BOX」所収で、勿論そちらも持っていますが、どこか増補があるかな、と思って購入。一番うれしかったのは本文挿絵。ここに来てこれはうれしい誤算でした。本文にもちょこちょこ増補が見られて良い感じ。 来月からはついに本編の再開で、今回のはその数年前を書いた前章ともいうべき内容で、来月に向けてとても気分が盛り上がります。来月がとても楽しみになりました。
8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
失望することのない続編,
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レビュー対象商品: 魔術士オーフェンはぐれ旅 約束の地で (単行本)
この作品は約2年前に発売した秋田禎信BOXに収録されていた『約束の地で』『魔王の娘の師匠』を一つにまとめて発売したものとなります。先月発売された『キエサルヒマの終端』が本編終了1年後の話だったのに対して、今作は本編終了の20年後に一気に飛びます。 前作が富士見時代の全20巻のエピローグ的な作品だとしたらこの作品は来月から始まる新章へのプロローグです。 時代が変わり、舞台も変わり、登場人物も世代交代し、新設定もバシバシ出てきますが、今までのオーフェンと同様、魅力的な作品です。 BOX発売の当時は、限定版で続きも出ないのにこんなに新設定出しやがって、続きが読みたくなるだろうが!と思っていましたが、今からこの作品を読む皆さんは、一月待てば続きが読めます。 ですから迷うことなく買いましょう。面白いです。 なお、今作の書き下ろしの見開きカラーイラストは、本編14作目『我が心求めよ悪魔』の表紙と対応した物になっています。これだけでも一見の価値ありです。
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
めっさ面白い,
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レビュー対象商品: 魔術士オーフェンはぐれ旅 約束の地で (単行本)
完結してから相当経って、かつてとても面白かった小説も新世代編ということでどうなるかなーと思っていたんですが、面白さは健在ですね。まじめなマヨールもエッジも、マイペースなベイジットやラッツもいいキャラです。そしてかつての主人公たちも。 あと、女の兄弟の描写にまったく幻想も何もないところがやっぱりこの作家さんの作風らしいなあと。 草河さんの挿絵が入って嬉しいです。年を経たキャラや、その子供や親族キャラが絵的にどう変化しているかも見たいので、もっと枚数があるといいんだけどな。
4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
「キエサルヒマは俺を絶対に赦さないだろう」,
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レビュー対象商品: 魔術士オーフェンはぐれ旅 約束の地で (単行本)
昔と変わらぬオーフェンのはぐれ旅人生がこの台詞に象徴されています。神童ともてはやされた所で世間知らずだった少年が15歳で組織を飛び出し、 牙の塔や魔術師同盟に復帰する機会を棒に振り続け、逆に罪状を課せられ最後は大陸を去った。 頭を下げて元の社会に帰属するのではなく、我が道を突き進んで成功を収めたのだから 勝ち組として世間を見返したといっていいでしょう。 しかし捨てたはずの過去へのわだかまりを未だに引き摺り続けている…。 プルートー師も旧シリーズの頃より存在感を出して作品に馴染んでいます。 やっぱり転落人生を経験してこそ真のオーフェンキャラ? 新世代主人公のマヨールにも落とし穴がまっているのでしょうか。 とりあえず、年下のオイタに手を焼くのは血筋? 魔王の娘の中で一番、父親に似ているエッジとの今後の関係なども気になるところ。 また精神化→神化がアザリー復活の伏線だったりすると、 レティシャ・アザリー・キリランシェロの切れない縁が本シリーズでも生きてくるかもしれません。 新シリーズ、とりあえず掴みはオッケーでしょう。
5つ星のうち 5.0
最後の最後・・・,
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レビュー対象商品: 魔術士オーフェンはぐれ旅 約束の地で (単行本)
あの二人にはもう会えないのかな・・・今から思うとドタバタも懐かしいです@@
5つ星のうち 5.0
前作の登場人物のその後にドキドキしつつ,
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レビュー対象商品: 魔術士オーフェンはぐれ旅 約束の地で (単行本)
続編というとがっかりしないか不安になるのだが、この本はそうでもなかった。前作から十数年後という世界で繰り広げられる物語は中年の哀愁すら感じてしまうが新しい若い登場人物もバカではないので読みごたえがあった。キレの良い文章と戦闘のスリルと緊張感は健在でよくある作家の続編にありがちな言葉の衰えや手抜き(これが一番読者をがっかりさせるw)は感じられない。新大陸にはまだ秘密がありそうなので次作が楽しみだ。誰と誰が結婚して云々は読んでのお楽しみ。 ・・・しかしおっちゃんおばちゃんにはどれが何巻目かがわかりづらいです。 |
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魔術士オーフェンはぐれ旅 約束の地で 作成者 秋田 禎信 (単行本 - 2011/10/25)
¥ 1,575
在庫あり | ||